誰もが出入りできる居場所づくり
百万人の夢宣言〜お母さんが夢を語るルーム22〜
川田理佐子さんの夢は「誰もが出入りできる居場所づくり」
福岡県久留米市在住、社会人1年生、大学3年生、高校2年生の3姉妹のお母さん、川田さんの夢は「平屋で玄関鍵なし、おじちゃん、おばあちゃんから子どもまで、いつでも出入りできる居場所をつくること」。ご自身の子育てと現在携わっている学童の仕事で感じていることを話してくれました。
長女が3歳、次女が1歳の頃、経済的にも苦しく、必死に働きながら子育てをしていました。ママ友もなかなかできず、子どもは大好きだったはずなのに、子どもに向ける感情がゼロに…。誰にも相談できず、助けてとも言えず、「私、どうしちゃったんだろう」と…。その時が今思えば一番きつかった…。どうやって元気になったのかは覚えていませんが、子どもが成長していく中で出会ったママ友や習い事の先生たちとつながりができ、気づくと、いつも誰かがサポートをしてくれて今があります。
あるときは、お習字の月謝を払うことができず「お休みします」と先生に電話を入れたところ、「お迎えに行ってもいいから来ない?」と先生の方から言ってくださったこともありました。子どもたちには「天才じゃない!」など、当時の私には思いもつかないような、やさしい、肯定してもらえる言葉のシャワーをたくさんかけてもらいました。そのおかげで、のびのびと成長できました。
今、学童で仕事をしていますが、子どもたちの言葉の端々から「自分はできない」と思いこんでいる子が多いことに気づかされます。保護者の方もいっぱいいっぱいで疲れきっている方もいるように思います。私が人との出会いのおかげで今があるように、環境や出会いは本当に大事。だからこそ、お母さんの心に寄り添えるような、大人も子どもも自分の本来あるべき姿でいられる、いつでも出入りでき、ゆっくりとできる居場所ができたらいいな~と思っています。
実は、川田(通称かわちゃん)さんは、わが家のご近所のお母さん。私も子どもたちが小さい頃、たくさんたくさん助けていただき今があります。話を聞きながら、かわちゃんならできる!やってほしい!たくさんのお母さんの心の拠り所になるだろうと思いました。でも、文字通りの「居場所」も必要かもしれませんが、やっぱりつながりが大切。その人を知っていれば、そこが居場所になります。本音のつながりづくりを大切にしていきたいと改めて思いました。
湯番 池田彩
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11月12日(金)21時〜
MJプロでもあり、神奈川県横須賀市在住、 長女8才、次女5歳、長男3歳、3人のお母さん。脇門比呂子さんです。
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