見出し画像

ジョイセフ フレンズ勉強会

今日はジョイセフフレンズの勉強会に参加してきました!
NGOジョイセフや、ジョイセフフレンズについては
下記のリンクをチェックです!

今日は
大人のための性教育「国際スタンダートの基本の基」
という内容で、講師は小野美千代さん(ミッチさん)が講義してくださいました。ミッチさんについては下記のリンクをチェック!

初めてジョイセフを知ったのは2010年。
2011年の震災の時に、ジョイセフは東北の助産師とともに
協力して現地の女性たち、子ども達の支援のために大きく動いてくれました。そのことを知って、よりジョイセフへ何かできることはないか?と
思いを重ね、ピンキーリングを集めながら、ゆるやかに
ジョイセフフレンズとして今も色々な情報を定期的にもらっています。
私も以前紹介してもらったりもしています↓

今回のテーマは私がいつも関わっている部分ですが、
ミッチさんからのお話しはきっと新しい気づきがあると思い
受講させていただきました。
私のメモをシェアしますので、一部分だけになりますが、
もっと詳しくいろんなことを知りたい方は
ぜひフレンズになって一緒に学びあえたらと思います💛

【やまがたメモ】
ミッチさん(20代前半に友人のカンボジア人の女性を妊娠出産のに関連することでなくした。)
その出来事の不公平が許せない。
女性だからいう理由で悲しむ社会を変えたいという理由でジョイセフに入職。

Point:
・生まれる国が違うだけで、出産で命を落とすリスクがある
・出産で命を落とすのは女性だけ

・JOICFP
女性、選択できる世界を。
健康で、選択できる世界を。

SRHR(性、生殖、健康、権利)について56年間の活動実績
月経、恋愛、セックス、避妊、妊娠
中絶、出産、産む、産まない…など

特にSDGsの17のゴールのうち
3・・・すべての人に健康と福祉を
5・・・ジェンダー平等を実現しよう
17・・・パートナーシップで目標を達成しよう
の実践のために動いているNGO。
実はSDGsの
1ー5番人間にとても関わるところ。
ここが重要
その2つがジョイセフが関わっていること

・世界の女の子の15ー19歳の最大の死因
妊娠 出産
安全でない中絶
で、命を落としている。
男子は不慮の事故

・アメリカ大統領選:中絶が一つの争点
50年前の大きな裁判。安全な中絶を憲法がみとめていないというのが2年前にあった。そのため、州によって、病院で2024年8月以降
6週をすぎた中絶を禁止するところも出てきている。

・ミッチさんの友人のアメリカ在住のジャーナリストの方が市民運動の写真を見せてくれて、その写真を共有してくださいました。
その中の写真に「ハンガー」に禁止のマークのカードがありました。
それは「私の身体は私のもの」という表現
何故そのマークかというと、
針金のハンガーを使い、自分の性器に針金を入れて危険な中絶をしていた女性たちが過去があったことを象徴し、そんな時代にもどすのか!という抗議の意味。そんな市民の行動が起こっている。そして、男性の中でも、パートナーの予期せぬ妊娠が起きた時に選択として、中絶を選べないことはよくないと、活動家も出てきている。パートナーが安全な中絶をできなくて、命を落とすかも。という男性も動き始めた。

民主党は(中絶認める)と、
共和党(中絶をみとめない)で
選挙の結果で中絶についての選択は大きく変わっていく。

・過去、日本も70年前は安全ではなかった。
・現在、女性の妊娠出産、中絶について死亡については顕著に下がっている。
1952年は微増した。
(予期せぬ妊娠をした人が安全ではない中絶をしていた)
そこで、法律を変えたり、施設を変えたり、
母子手帳を作ったり、人を育てたりした。
この女性の死亡率の低下の経験を活かし、ジョイセフが世界に
活動を広めていった。

中絶から家族計画(FP family planing)へとなっている。
妊娠を望まないなら「避妊」を。
日本の人口中絶数は1955年の117万件から
2022年は12万2725件へ現状

・死亡率が低くなり安全な国になった日本だけど、世界の中のからみると、日本はジェンダーなどなど、いろんなことが遅れているということが被災地の支援から見えてきた。

・世界の中の性教育
・ジェンダーギャップ指数ランク
日本118位(146か国)ドイツ7位 タンザニア 54位 韓国94位
男女平等がゆっくり過ぎる国。ジェンダー不平等というと、男性が怒られている感じになる。と発言する人もいたりする…。

・ジョイセフの意識調査では、男性は相談相手が誰もいない
女性は母親や友達に相談する。
男性は年齢があがるにつれて、相談できる人がいなくなる。
もしかしたら、男性の自殺率にもつながっているのではないか?

・日本の問題点
子宮頸がんで亡くなる女性 毎年2000人以上
先進国は日本だけが増加。

20ー30代で亡くなるケースも。
毎年9000人が罹患し、2000人以上がなくなる。
子宮頸がんは唯一予防できるがん。
G7の国日本が一番多い
①検診を受ける(検診の受診率が低い)
②HPVワクチンの接種率が低い
キャッチアップ摂取をやっている(27歳までの女性)
3月までというのは3回摂取のためには
9月末までに打たないといけない。

・セクシャルデビューしたあとでも、打たないより、打ったほうが子宮頸がんになる確立が半分になる。
・ワクチンを打たない選択肢もある
・打たない選択をした人は検診を定期的にうけることをおすすめ

・副反応とされる多様な症状に因果関係が認められあかった(厚労省が再開した理由の一つ)

・また梅毒も増えている(※ここは大きな問題!)

・予期せぬ妊娠による人工中絶
10代で年間9569件
40代で年間1万2214件
10代の妊娠の70%が中絶

日本の人工妊娠中絶(初期)の事態
中絶薬2023年4月(30年遅れて)承認
BUT
薬も入院必須で手術同様 高額な中絶費用
日本は「産まない選択をサポートしない」国

・女性が選べる避妊具が少ない日本
世界の避妊グッズ
IUS/IUD(日本でも選べる)
コンドーム 82%(感染症予防)
上記2つが日本で選べるもの
避妊インプラント(3年99%)
避妊シール、避妊注射
(ほか低用量ピルも避妊できるものとして日本で選べます)

アフターピルが日本では1000ー5000円
日本は1-3万
薬局で販売できるように!と働きかけている

他の国は薬局販売あり。
スエーデン、イギリス、カナダは病院だと無料

もはや日本はSRHRは発展途上
・日本の性教育が公的に始まる年齢が不明

・国際スタンダートでは基本的人権「包括的性教育」
2009年ユネスコ発行

過去日本も性教育が行われてた時の
性教育の樹 
アーニ出版 北沢杏子さん性教育の樹幹:大切な命、どう生きるか?
性教育は人権教育

・ガイダンスは5歳から(5ー8歳)
・全てのカップルに子どもがいるわけではないことをなどなどを学ぶ
・性別(ジェンダーで)わけない

・日本は2003年から性教育が後退2007年>2017年
10年で学校での性教育の時間が激減
「歯止め規定」がある

ユネスコの調査「包括的性教育」は
科学的根拠がある教育

・性的同意…ジャニーズ性加害問題
・性被害も少年が合うということの認識が広がった
・歌舞伎界 性被害
特に昨年はこれらの報道が大きくでた年だった。

・気が乗らないのに性交渉に応じた
(結婚したら、仕方がない思う人もいる。
 昨日は良くても今日はダメがいえないケースも)

・不同意性交罪(夫婦間でも)
性交同意年齢 16歳
昨年7月に刑法が変わった

避妊せず性行為、どうして拒否男性の心理、アメバTV
(女性勝訴)ミッチさん出演の回↓

・多様な性(LGBTQからSOGIへ)
SO性的指向
GI性自認

・LGBTなんていない発言があった場合は
(「カミングアウトしてないだけで悩んでいる人いるかもよ」)

・「あの人って、男、女。どっちかわからなくて気持ち悪い」という場合は→「本人の性自認は大切なプライバシーだよ、そんな風に声に出してねたにしないほうがいいよ」

(やまがたメモ:主観の押し付けが多い日本。泣いている人に勝手に「可哀想に‥いっちゃうとか」)

・フレンズの皆様に…
1KNOW・・・知る
2THINK・・・考える
3SHARE・・・共有する
4ACT・・・行動する

◆大切なこと
・偏見(固定観念や思い込み)
・無意識の中にあるジェンダーバイアス
この二つに「自覚的」になる

あなたが伝えていくことは マウンドでも禁止でも命令でもなく
「一緒に考える」
お互いを大切にする視点

SRHR NOTEを作成
学習キット 一緒に考えていくnote
https://joicfp.shop/items/65bba6f6508a1012c933b083

ーーーーーーーーーーーーーーーー
やまがたのメモなので、すべてを網羅してはいないですが、ミッチさんの熱い思いでまだまだ色々は話したい!!!という思いを受け取りましたし、私ももっと聞きたいですし、そして、こうして一人でも多くの方にお伝えしたい!と思って、noteに書かせていただきました。
私の得意な部分のアウトプットが
皆様のお役に少しでも立ちますように!

今日もお読みいただき
ありがとうございます。

やまがたてるえ
★やまがたへの講義依頼や個別相談などはホームページよりお気軽のお問合せ下さい★


これからの学びに活かしていきます!ありがとうございます。