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国際セクシュアリティ教育ガイダンス
包括的性教育の話をするときに、絶対に必須な本。
もう教科書です。
ユネスコのページから全文PDFで読めます。
明石書店さんからも発売されています。(私は付箋だらけ)
この本が日本に翻訳されたことを
本当に心から感謝しています。
ただ、諸外国と比べると、翻訳されてはいってきた時期は
遅いほうなのかもしれません。
12か国語の翻訳されていて、国際的な5つの機関が関わって作られた本。
科学的根拠と人権をベースとしていることが
なによりも重要。
また8つのキーコンセプトをみても、いかに性教育というものは奥が深く、包括的にまなべることができるか、ということが伝わってくると思います。
8つのキーコンセプト
①人間関係
②価値観、人権、文化、セクシャリティ
③ジェンダーの理解
④暴力と安全確保
⑤健康とWell-being (幸福)のためのスキル
⑥人間のからだの発達
⑦セクシャリティと性的行動
⑧性と生殖に関する健康
また年齢別での学びも示されています。
学びのについて~年齢に合わせたレベル~
国際セクシュアリティ教育ガイダンスの場合の年齢別
レベル1:5ー8歳
レベル2:9ー12歳
レベル3:13ー15歳
レベル4:16-18歳~
ちなみにヨーロッパスタンダードはこちら
・Age group 0ー4
・Age group 4-6
・Age group 6-9
・Age group 9-12
・Age group 12-15
・Age group 15 and up
こちらをひとつひとつ自分なりの言葉で今後解説的なことをいれながら、少しずつnoteにまとめていこうと計画中です。
ガイダンスを使って、子ども達が発達段階にあわせて、人権と科学ベースで学べることが、将来彼らが自己決定をするときに大いに役にたち、自分らしくいきていくためのライフスキルになっていきます。
性教育を学ぶすべての人。また教育機関のすべての方。
子どもに関わる全ての方に読んでもらいたい本です。
今後も書籍の紹介を
シリーズで書いていこうと思います。
今日もお読みいただきありがとうございます。
やまがたてるえ
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![やまがた てるえ/助産師×Well being 心のケアと性教育](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158195326/profile_3982669feb42d53e52da21abb7b1d7f4.jpg?width=600&crop=1:1,smart)