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性教育について考える

昨日は性教協 助産師サークルの総会と定例会でした。

ご縁あって、立ち上げから参加させていただき、メンバーの方にいろんなことを教わっています。感謝感謝です。

今回は8月に行われた全国セミナーでの体験記を聞き
その後、ディスカッションをしました。

様々な助産師さんの経験豊かなお話しや
考えさせられる内容の気づきの多い時間でした。
会のルールにて、詳細はお話しはできませんが、
学びあえることへの感謝がわいてきた時間です。

ここ数年、国際セクシュアリティ教育ガイダンスのおかげで
日本の性教育は大きく変わっていこうとしている空気を
しっかりと感じます。
その中で、助産師同士で勉強しあえるこの会の存在が本当にありがたく思っています。

私は以前は独学で学んだこと中心で、未熟な部分がたくさんあり
失敗もたくさんした経験があります。
だからこそ、今はたくさんの方に教えていただいたり、声を聴かせていただきなら、コツコツと学べる環境がなによりありがたいと思います。

性教育は人権教育であり、幸せな人生を歩むための教育でもあります。
その部分を土台にして対話できることの大切さをいろんな部分で感じます。

日本は生殖に関する健康について、性にまつわる部分のみを取り扱うような時代が長くありましたし、その部分も大切ですが、人間関係や価値観、ジェンダーや権利、コミュニケーションスキル、文化や宗教も含めた包括的な部分もとても大切であることを理解して教育に関わるかどうか。を一緒に考えて以下なればならないということも、性教育講座をするたびに大切にしたいと思うばかりです。

子育て支援が専門ではありますが、性教育もどちらも
「人間関係」の部分が私はなによりも重要であることに重きを置いた性教育をしていきたいぁ。と昨日も私の中で考えていく時間にもなりました。
そのためにも、講義で取り扱う「言葉」については、ひとつひとつ、丁寧に見直しをしていかなければならないと、日々思っています。

たとえば、ここ数年は「お父さん、お母さん」という言葉を使わなくなりました。「おうちの人」という言葉にしています。

今回の「13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと」のアップデートについても、とにかく「言葉」にこだわりまくりました。

「え?その表現気にする?」みたいな感覚の人もいるかもしれませんが、その部分をより丁寧に考えていきました。もしかしたら、まだまだ不足なことがあるのかもしれませんが、現状私の中でのできる限りの言葉選びをさせていただき、アップデートをしました。
少しでもイヤな気持ちになったり、違和感を感じることの無い表現を心がけてみました。

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多くの機会が「一期一会」な私たち外部講師。
その存在がどのような表現で伝えていくかということは
とても重要なことであり、同じスライドでもAIが同じくしゃべるのではなく
一人ひとりの個性があって講義をさせていただくので、その「人」としてのお伝えする思いをベースとした「科学的根拠のある事実」と「知っておくといいこと」を、私は「ワクワク」や「不思議!」という好奇心のスイッチをタッチするように伝えていけたらと思ったり、対話的やワークやクイズなどとにかく一方的にならないような授業スタイルを作っていけたらと思ったりしています。

まだまだ勉強し続けていきますし、性教育沼という無限に学べる世界で、いかに楽しく学んでいけるかを大切にしていこう思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。
笑顔の花がたくさん咲いて
幸せの実が実りますように

やまがたてるえ


これからの学びに活かしていきます!ありがとうございます。