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Boundary
境界線について、何とかnoteに書いてきました。
デートDVの勉強会で学んだ時のアウトプットで書いた記事でしたが、いずれも性教育に関連しています。
最近の性教育は、繰り返し「同意とコミュニケーション」と「境界線」についてお話しをさせていただいております。
先日、あいこさんにお勧めいただいた本
「わたしはわたし。あなたじゃない」を読みました。
とてもとてもとーってもお勧めの本です。
事例に合わせて、優しくわかりやすく具体的に書いてあるの、「大人の人へ」のページでは、いかに私たちが「子どもの人権」を大切にしていないか、子どもの意見や子どものプライバシーを大切にしていないか、痛いくらい書いてあります。
実をいうと、もしかしたら、自分たちも子ども時代、人権を大切にしてもらえなかった過去があり、人権を大切にすること自体の方法を知らないという今があります。
知らないことは、こうやって本を読んで学び、身に着けていけばいいんです。過去は変えられないけれど、今日の「行動」を変えることは今すぐにできるから。一つでも行動を見直していくことが、相手も自分もどちらの境界線も守ることになることにつながります。
特に、周りに合わせなくてはいけない同調圧力のときなんかは、自分の「イヤな気持ち」の境界線をどうしても溶かして、人と付き合うコトがあったりする。本当にしんどい。こういうことを大人から態度をかえて、コミュニケーションをとっていけばいいのだということ。
またコミュニケーションも、アサーティブやNVCの手法を活用することで、攻撃的なコミュニケーション習慣から脱することもできるようになる。いずれもトレーニングがバリバリ必要ですが、人はコツコツやったら、いつかは変われるものです。
ある意味、「うさぎとカメ」によく似ているというか、コツコツと小さくても日々習慣を変えていくことが何よりもの近道になるということを、知っておくことがとてもとても大切だということです。
境界線についても、自分のために、誰かのためにしっかりと意識をしながら生きていけたら、今より少し周りとの関係性が楽になるかもしれません。
今日もお読みいただきありがとうございます。
やまがたてるえ
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