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長雨の杏ジャム

杏(あんず)はごく限られた時期にだけしか出回らないので
まずスーパーで見ることはなかなかない。
杏のジャムが作りたくて
何処かから取り寄せようかな、と考えていたら
近所のスーパーに残り2パックだけあったのですぐに買った。
翌日と翌々日も行ってみたがもう違う果物が並べられていた。

杏は果物の中では珍しく
カラダを冷やさない性質で、長雨で冷える梅雨時期のカラダにはとても適した食材だと思う。

また乾燥した咳を止めたり
カラダに潤いを生み出し渇きを止めるので
汗で出ていく潤い不足にはぴったり。

ただ温(あたためる)性質なので湿疹などがある場合は控えることが大切。

 また食べすぎると古くから「過食すると歯や骨を傷める」といわれているんだけど、なんでかな、、、酸が強くて酸蝕歯になるのかな?

2パック買えたので
1パックはシロップ漬けに
もう1パックはジャムにすることにした。

杏のシロップ漬け

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・杏 500g
・水 300g
・レモン汁 大1
・砂糖 250g(今回はテンサイトウを使用)
(白砂糖を使うと色は綺麗にでます)

作り方
①杏を半分に切り
 種をとり、皮ごと煮沸した瓶にぎゅうぎゅうに詰め込む
(アボカドの要領で一周切り込み入れてひねると半分に割れます)
②砂糖と水を煮立たせレモン汁をいれる
④杏をつめた瓶に熱いシロップを流し入れ密封

杏ジャム

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・杏 500g
・てんさい糖 250g
(・レモン汁 50g 入れなくてもよい)

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作り方
①杏を半分に切り種をとる
 杏に砂糖をまぶし半日〜ひと晩程
 冷蔵庫で置いておく
※待てない人は1時間位でもう煮てもいいと  思う(大雑把でも出来るのがジャムのいいところ)

②水分が出てきたら
 中火にかけとろみが出るまで煮る(15〜30分)
 ※皮からペクチンが出るので皮ごと煮込む
③煮沸した瓶に入れる

杏の種の核は杏仁豆腐の元になるので
天日でよく乾かし杏仁を取り出し
いつか種から作る杏仁豆腐にチャレンジしようと企んでいる。

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私の頭の中は、
いつも絶え間なく考えがぐるぐるとしていているのだけれど
ジャムを作っている時間は無心でいられるから
「ジャム作り」という儀式は私にとっては必要で大切な時間だと思っている。
だから自分で食べるより、人にあげちゃうことの方が多い。
ジャム作った後に私に会う人はもれなくジャム付きですよー!




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