発達障害と裁判〜ひどい弁護士〜
遺産相続について姉から調停を起こされ、まず、弁護士が必要になります。 憲法活動もしていて、労働者、市民よりの弁護士事務所と聞いたところへ相談に行き、K弁護士が担当になりました。
姉が言っているのは母名義の預金(そのほとんどが父が残したものですが)と年金の使い道に使途不明金があり、その使途不明金が私の不当利得だというのです。 金銭管理能力のない私ですから、説明しきれないものもあります。ですが、異常な倹約家であった父(前投稿の生育歴などお読みいただければ)との生活で、家の中も外もボロボロな状態、母は満足に洋服も持っていませんでした。家をリフォームし、生垣を植え替え、庭を整備し、カーテンを掛け替え、染み染みになっていた絨毯を買い替え、門扉を作り、母の服を整えました。父が亡くなってから、統合失調症の母との二人暮らしは、向き合い過ぎると息苦しくなることもあり、犬を飼いました。
その生活は姉も度々、訪ねてきていましたから知っていたのに、領収書がないものは一切認めない、使途不明金として私が弁済すべき金額と主張するのです。
調停と裁判とは
ところで、みなさん、調停と裁判ってどう進むかご存知ですか? 私は、全くわからなく、法律のことは弁護士にお願いすればやってくれるだろうと思っていました。ご存知の方の方が多いのかもしれませんが、調停は話し合い、お互いの主張を言い、歩み合って落とし所を決める。調停で決められないと裁判に進みます。裁判は調停とは異なり、事前に準備書面をそれぞれが提出し、それについて裁判所で弁護士と裁判官で協議され、次にする検討確認事項が出され、協議を重ね、裁判官が結審します。裁判については、弁護士が動き、依頼人が出席するのは、最終段階というケースが多いそうです。 担当になったK弁護士は、こういったことを一切説明しませんでした。
調停に1回も出席させてもらえなかった
K 弁護士とは打ち合わせで、いろんな資料の提出、こちらの言い分の聞き取りを行います。調停はなかなか進まず、弁護士から半年くらい何の音沙汰もなく、不安になったり、後半は姉が担当弁護士を解任し、一人で調停に出ると言う状態になっていました。そして、私は、一回も調停に出ることがありませんでした。 今の弁護士になってから、「調停は本来、本人の言い分を確認するので、本人が出るもの」と言われたのです。K弁護士は「自分が出るから、出なくていいです」としか言わず、そう言うものかと思っていました。私は、自分の言葉で自分の意見を言う機会を全く奪われていたのです。
裁判中も事前に意見書や答弁書といった準備書面を私に確認することも一切なく、一人で勝手に書面を作って裁判所に提出していました。
裁判の経過も知らされず和解
その後、裁判がどう進んでいるか経過も分からないまま、8月に打ち合わせで「次回10月24日の和解になるから、出席するように」と言われました。た。 その時は、裁判の経過がどういう状態で、和解がどういうことなのか、どういう効力を持つのか、和解案が出ていることも全く知らされていませんでした。 2ヶ月先だし、初めて出席する前には説明があるだろうと思っていましたが、まったく連絡がありません。和解期日の1週間前になり、こちらから以下のメールを送りました。
返事以下の内容のメールでした。
「打ち合わせの予定が当日になり、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。裁判所の待合室や隣の弁護士会の会議室が使えますので、そこで打ち合わせが可能です。」当時は、当日で大丈夫な内容かと思っていましたが、その後こちらからのメールで、裁判がどの状況にあるのか私が理解していないことがわかります。
そして、このまま当日の朝、15分くらいで和解案を突然話され、全く理解できないまま裁判室へ連れて行かれ、強硬に和解が成立させられることになります。
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