2024年のGWは楽しかったのよの巻
気付いたらnoteからだいぶ離れてしまいました、どうもははーんです。なんと1年と数か月ぶりの更新になってしまいました。まあその間にいろいろあってさー、なんて言っても意味無いのでちょっと思うことと言いますか書きたい事があったので久しぶりに書いてみようと思います。
コトのキッカケは2024年のGW
最近のアタシは仕事が上手く行ってないというのもあってプロレス観戦はほぼ決まった団体に行ける時に行くという状況。そして昨年に仲が良かった友人とケンカ別れのようになりプロレスの話などをゆっくりできる友人も減ってしまった感じでした。ただ捨てる神ありゃ拾う神もあって新たに仲良くなった方との交友も地味に増えていました。そんな状況で迎えた2024年のGWは新たに知り合った方と観戦したりプロレスの話をする機会に恵まれました。せっかくの機会ですしその時のことを残しておこうかなと思った訳です。
ただ偉そうにGWの事をまとめる記事を書こうとしても実際は3日間しか行動していません。仕事だったり疲労が抜けなかったりダラダラしたり。でもって参加・観戦したのは4/27のスターダム横浜BUNTAI大会、5/5のお台場ラテンアメリカフェスでの杏ちゃむ選手の1日店長イベント、5/6のお昼に行われた東京女子プロレス後楽園大会と夜に行われた全日本プロレス後楽園大会となりました。
全く違うイメージの団体という感じですが、少し考えさせられるというか思うことがあったんですよ。正直言ってカルチャーショックと言ってもいいくらい。アタシが忘れていた感覚という感じでしょうか。
4/27 スターダム 横浜BUNTAI大会
2024年3月末、スターダムの選手が退団されました。まあファンの方は流れを知っていると思いますが、離脱者が出た直後のビッグマッチであり横浜BUNTAIのプロレスでのこけら落としでもあったので観戦することにしました。そして観戦後にはXのフォロワーさんでアタシがいろいろお世話になっている方とオフ会のようなものをする段取りにもなっていました。
ダークマッチが14:15開始だったようなので5時間を超える興行でした。レジェンド選手の参戦、タイトルマッチ6試合、メインのタイトル戦はルールが異なる3本勝負と非常に豪華な大会でした。
5時間を超えるビッグマッチ。個別の試合内容は一部の試合を除いてどれも良かったと思います。1枚のチケットでタイトルマッチを6試合見れるのもスターダムだけかもしれません。でもね、アタシの心には強く刺さる内容の試合はありませんでした。その理由がイマイチ分からなかったんですよ。プロレスの興業でコスパとか言うと怒られちゃうけど選手もたくさん、みんな綺麗で凄い動きも技も見れました。なのに心に刺さらない、残らない。何かモヤモヤを感じながら会場を出ました。そしてフォロワーさんと合流しお目当てのお店に向かう前に公園で会話をすることに。そのフォロワーさんは格闘技がお好きな方で普段は女子プロレスを観戦する事は少ないと思うんですが、少し会話をした後にこう言われました。
「今日のスターダムの試合に一切触れないね」
自分でも驚いたのですがそこでの数分間の会話でほんの数分前まで観戦していた興行のことを話していなかったんですよ。その理由がその後に言われた一言にあったのかもしれません。
「今日の試合さ、会場から声援がほとんど聞こえなかったんだけど、あれって普通なの?」
そうなんですよ、タイトルマッチの一部では声援がありましたが地鳴りのような会場全体から起こるような声援は感じられませんでした。もちろん会場が大きかったこと、選手の数が多いので分散されてしまうなどいろいろな理由があると思います。でも熱狂を生むような歓声や一体感があまり感じられなかったのは事実でした。リングに近い席ではなかったので観戦していた位置も影響しているかもしれませんが。
その後もスターダムや他の団体も含めいろんなお話をさせていただき終電にギリギリ間に合うぐらいは語り合うことができ楽しい観戦となりました。しかし興行の満足度みたいなモノは低かった気がします。
そして5日にお台場のイベントにお邪魔し、杏ちゃむ選手にお会いすることが出来ました。この際にいろいろプロレス界で物議を物議を醸している迷惑撮影者のお話をお聞きしたりポートレートなども買わせていただき有難かったです。
そして今回のGWの目玉である6日のダブルヘッダーでの観戦の日になりました。昼夜の観戦の間にオフ会も設定していましたのでアタシにとっては過酷な1日になるであろうと、覚悟を持って臨みました。
5/6 昼 東京女子プロレス 後楽園大会
この日は3/31に行われた両国国技館大会で新王者となった渡辺未詩選手と鈴芽選手&遠藤有栖選手のでいじーもんきーの初防衛戦が組まれたゲスト選手はまなせゆうな選手だけというほぼ純血メンバーという興行。
ビッグマッチにはもう含まれないかもしれませんが東京女子プロレスにとっては特別な意味がある大会だったと思います。
東京女子プロレスらしさを感じられる大会はアットホームな雰囲気の試合ではありますが、第一試合からドラマが生まれます。
2023年3月のデビューから一度も自力勝利が無かった鈴木志乃選手が初勝利をあげ、会場のボルテージが上がります。
その後も東女らしさを感じられる試合が続き、会場全体から東女愛を感じられる空間となっていきました。
そしてセミファイナルに行われたタッグタイトル戦。新王者となった若きタッグチーム「でいじーもんきー」の初防衛戦。
対戦相手は若手トップランナーの上原わかな選手とHIMAWARI選手、ともに2023年1月デビューなので大抜擢のタイトル挑戦だと思います。試合は非常に白熱した内容、挑戦者チームの頑張りもありあわやのシーンが何度かありました。
会場の両チームを応援する声が会場を包み非常に素晴らしいタイトルマッチは王者チームの王座防衛。試合後に戦った4選手が集まり健闘を称えます。
そしてメインイベント。新王者・渡辺未詩選手に挑むのは東京女子プロレスの初期メンバーであり今も進化をし続ける中島翔子選手。両者とも練習大好きな互いに認め合う関係、試合も非常に濃い内容でした。互いの実力を確かめ合うような内容と普段は見せないような返しなどを織り交ぜこの2人にしか出来ないような試合を繰り広げていきます。
しかし若き王者は攻め込まれても諦めず、最後は得意技を立て続けに決めて中島翔子選手をマットに沈めます。
試合は新王者が勝利し、ベテラン選手を撃破した形になりました。アタシは東京女子プロレスが好きなので贔屓目に見てしまうのかもしれませんが、この結果で負けた選手の評価が下がることありません。むしろ「次やったらもっとすごい中島翔子が見れるだろう」という感情になります。
試合後の両選手の表情ややり取りでまた惹き込まれる、これが東京女子プロレスの魅力なのです。そう、こういう大会がアタシは好きなのです。実はこの違いを27日は感じていたんだと思います。
そしてさらに大きく感じるのがこの後に。
観戦後に友人とオフ会となり、またたくさんのお話をしました。その方に誘われ全日本プロレス観戦となりました。
実はアタシ、子供の頃は全日本プロレスが大好きでした。ちょうど超世代軍ができた頃は観戦に通っていました、たぶん30年近くぶりの観戦です。そこで大きなカルチャーショックを受けます。
5/6 夜 全日本プロレス 後楽園大会
この日はチャンピオンカーニバルの終盤、Aブロックの代表が決定する大一番。さらにお隣の東京ドームでは井上尚弥選手のボクシングが行われ日本武道館でも大きなプロレス興行が行われていました。アタシは久しぶりの全日本プロレス観戦であり、実際に観戦するのも30年ぶり。どんな感じなのか手探りでの観戦でした。
全日本プロレスの選手は参戦している外国人選手も含めて大きい選手が多く迫力が桁違いでした。そして何よりも違うのがファンの声援の多さ、大きさ。これは女子プロレスの会場では滅多にないほど大きな声援で会場の雰囲気も変えてしまうモノ。これは今の女子プロレスではたぶん無いんですよね。
特に27日に観戦した時は声援の少なさをアタシも感じていましたし、盛り上がった昼の興業でもこの声援ほどではありませんでした。
もちろん大声出すよりしっかり見ているんだとかいろんな意見があると思います。でも戦う選手には大きな声援はきっと力になりますし観戦しているファンも楽しいと思います。
熱狂するプロレスって久しぶりだったし、いつか女子プロレスの会場でも大きな声援で熱狂するファンが見てみたいなと思いました。
今回のGWは非常に楽しかったし、忘れていた感覚を思い出させてもらった良い機会でした。誘ってくれたフォロワーさん、いっぱいお話してくれたフォロワーさん、本当に有難う御座いました。
どんな応援が良くてどんな応援が悪いとか、ここの団体がどうのこうの言いたい訳じゃないんです。でもあの熱狂した空間を体感しちゃうと他の団体だって熱狂できるはずと思うんですよ。
そんな空間にファンとして参加できたら楽しいだろうなって、2024年のゴールデンウイークに感じることが出来たって話でした。
4000文字を一気に書きました、今日はここまで。
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