【セトリ予想】ユニゾン武道館1日目【セトリ妄想】
時間が経つのは早いもので(セトリ予想のときの前置きいっつもこれ)、気づけばもう10日ばかりで、UNISON SQUARE GARDENの武道館3daysである。
本記事ではその1日目であり、20周年の結実『ROCK BAND is fun』のセトリ妄想をやっていく。
いつもの如く当てる気はないし、むしろ外れてこそのセトリ予想である。
セトリ予想
第1ブロック
最初に本来ラスサビの「ジグザグすぎて~正しくなくても」をアカペラで独唱してくれたら、嬉しい
予想を立てているとき、1曲目に来そうだなと思ってる曲の候補が多すぎて困った。具体的には
・アナザーワールド
・2月、白昼の流れ星と飛行機雲
・いつかの少年
・3 minutes replay
・Catch up, latency
・101回目のプロローグ
・スペースシャトル・ララバイ
の七つ。色々検討してみた結果、最終的には「Catch up, latency」を採用した。
というのも、このライブのタイトルは「ROCK BAND is fun」、『ロックバンドは、楽しい。』である。ならば、その始まりを告げるのは『ロックバンドは、正しくない。』を謳う「Catch up, latency」の可能性がある。
また、「Catch up, latency」が最後に演奏されたのは2022年6月の女王蜂主催の対バンであり、さらに自主企画に限るなら、その数週間前の「fun time HOLIDAY 8」となる。2年前なので、まあ別にそこまで歳月が空いているというわけでもない。
しかし。
この「fun time HOLIDAY 8」(以下ftH8)は、元々2020年に開催される予定だったものが、コロナ禍の影響を受けて延期されたという経緯を持つイベントである。ならそのセットリストの大枠は、延期になる前からある程度固まっていたと思う。実際、ftH8のセトリにおいて2020年以降にリリースされた楽曲は「Nihil Pip Viper」と「kaleido proud fiesta」のみである。
「Nihil Pip Viper」は、コロナ禍においても変わらずバンドを続けているという事実を知らしめるためにデジタルシングルとしてリリースされた側面を持つ楽曲なので、コロナにより延期になったイベントで演奏されるのは文脈的にも納得。「kaleido proud fiesta」は単純に、当時発売したてほやほやの最新曲だった。
そう考えると、あくまでこの2つが例外的なのであって、それ以外の部分はだいたい延期前の想定から変わってないのではないかという予想が立つ。
であれば、もしコロナ禍がなければ、「Catch up, latency」は2020年のftH8または「Patrick Vegee」ツアーで演奏されたきり姿を消し、2024年の7月24日に満を持して再登場するという算段だった可能性がないだろうか。
その場合、空いた時間は実に4年。4年は十分に長いと言えそうだ。
その上で、もし「Catch up, latency」が「20周年ライブの美味しいところで演奏する」ことまで見越して作られた楽曲であった場合、4年間焦らして焦らして焦らして焦らしてから演奏しようと企んでいた可能性は全然あり得る。
ところが、しかし実際にはコロナ禍となり、「Catch up, latency」は2022年に演奏された。2年だとちょっと焦らしが足りないかもしれない。不足した焦らし度合いを引き上げるにはどうすれば良いか?
極限までやりそうと思わせた上でやらなければ良い。
2023年の「Ninth Peel next」において、「ここで会ったがけもの道」を演奏したのは、ひょっとするとそういう目的があるのかもしれない。実際私もこのライブを観ていたとき、「カップリングをやったってことはレイテンシーもやるじゃーん!」と思ってた。で、やらなかった。このツアーは、観客の脳裏にうっすら「Catch up, latency」を想起させて印象に残す、聴くサブリミナル効果みたいなことを狙っていたのでは?
私がこの曲を1曲目に配置したのは、おおよそこういう理由である
わけねえだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまであたかも推理したかのように論じたわけだが、こんなもん全部後付けである。なんで1曲目と予想したかって?聴きたいだけです!!!!!!!!!!!!悪いか!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?レイテンシーはなあ!!!!!!!!!僕が初めて聴いたユニゾンの曲なんじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!音楽を好きになったきっかけなんじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なので、ここまでの推論ぶったアレコレはただの戯言であり、傲慢な妄想です ftH8のくだりもNinth Peel nextのくだりも普通に全部虚言です どうせ全部外れてます まだ724が始まってないからそれっぽく聞こえるだけで、終わってから見ると「なんか言ってて草」でしかないと思いますこの記事。数年後に読んでるそこのお前 笑え 存分に笑え
さて(気さくな閑話休題)、1曲目は色々と候補があったのと対称的に、2曲目は「kaleido proud fiesta」以外思いつかなかった。"祝い"の雰囲気があり、かつ序盤の起爆剤になれる子、君しかいなくない?(こういう時に限って外れるよ)
そして3曲目、「シュガーソングとビターステップ」。こっちも起爆剤なのと、20周年ライブ開幕のブロックを「世界中を驚かせてしまう夜になる」で締めたらカッコよさそうなので。配信もあるから本当に世界中だしね。
「記念日と称してしまえ」→「祝祭の鐘は鳴る」→「世界中を驚かせてしまう夜になる」と、特別な日であることを何度も強調する第1ブロック。
第2ブロック
感慨深いMCがありつつ4曲目に「crazy birthday」。最終盤orアンコールのイメージが強い曲だけど今回はこのへんと予想。ライブ後半はドラマチックさに極振りすると思われるので、序盤じゃないとこういうタイプの曲は入れ込む隙がなさそう。
そこから「おしまい」を言わずに「桜のあと(all quartets lead to the?)」へなだれ込み。ちなみに、これはシュガビタもそうだが、15thの舞洲で終盤に来ていた楽曲はなるべく序盤に配置するように予想している。
続いて「誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと」。「愛が世界救うだなんて僕は信じてないけどね」からの「愛している それだけ それだけで十分です」。
更に「君さえ良ければ ねえ」からの「お手をどうぞ」で「10% roll, 10% romance」。
あとは最後に「23:25」で世界へ帰って〆。
とにかく王道の強い曲を乱打する第2ブロック。
第3ブロック
本予想で最も当てる気のない枠。まあセトリ予想なんて当たらなくてなんぼですからね 外れたときの気持ちよさのために予想してるまである
ここからちょっと空気感が変わる。2ブロック目の最後で世界に帰ったあと、「世界が変わる夢を見たよ」と歌う「3 minutes replay」で第3ブロックが始まる。
次に、「世界が変わる夢を見た」からの「The world is fancy!」。確かに「世界はファンシー」だが、そこは同時に孤独でもある。「Fancy is lonely.」に続く「マイノリティ・リポート(darling, I love you)」。
さらに「独りではない気がした」→「一人だけど独りじゃない」で「何かが変わりそう」。この繋ぎは「LIVE(in the)HOUSE 2」で既出なのだが、まあ、ご愛嬌です
ブロックラスト、宇宙を駆ける乗り物繋がり、銀河鉄道からのスペースシャトルということで、「スペースシャトル・ララバイ」をここに配置。
正直レイテンシーとどっちを1曲目に予想するかめちゃくちゃ迷った。アルバムの1曲目にもかかわらず「Ninth Peel」ツアー前後半どちらも1曲目に来なかったのは724で1曲目だからでは!?という思いもあった。私情によりレイテンシーを優先しました
また、「何かが変わりそう」ラストのラララが子守歌=ララバイっぽいかなみたいなのもある。
夢を見て始まり子守歌で終わる第3ブロック。
第4ブロック
第3ブロックと第4ブロックの間にMCがあって、昔の思い出話したあとに「昔の曲やります」的なこと言って始まる「2月、白昼の流れ星と飛行機雲」。
何故これをやりそうと思ったのかというと、理由はふたつあって、ひとつはインディーズ時代の曲の中で唯一、演奏どころか曲に対する言及すら聞いた覚えがないということ。
「フルカラープログラム」や「MR.アンディ」あたりは定番曲だし、「アナザーワールド」「ライトフライト」「水と雨について」「流星行路」あたりもここ2、3年で折に触れてやっている。
また、「流星前夜」は本人たちが普通に茶化してるし、その他の曲もどこかの媒体で半ば茶化し気味に言及しているものを聞いた記憶がある。
けれど、「2月、白昼の流れ星と飛行機雲」についての話だけは全然聞いたことがない。これを、茶化してる場面がない=真面目に演奏する予定がある、と予想した。単に私のリサーチ不足の可能性も高いが(というか多分そうだとは思う)。
また、もうひとつの予想理由は、15th舞洲にて「8月、昼中の流れ星と飛行機雲」をやったこと。20thで2月のほうをやるという伏線だった可能性。
そんな2月を終え、「流れ星」から「流星数多森羅万象」で「さわれない歌」。この曲はバンドにとって重要な立ち位置でありながら、ここ数年は何気ないライブの何気ない位置にポンと置かれていることが多い。おそらく舞洲にて最も輝く位置で演奏されたので、もう「大切すぎてもったいぶるフェーズ」みたいなのは終えたのだと思う。そのため予想でも中盤に軽く置いてみた。
あと、女神様の悲しい喧嘩により寒かった気温が、春を迎えて「ちょうどいい温度感」になるみたいなのどうっすか そんな物理的な意味じゃないと思いますが……。
「さわれない歌」直後にそのまま長尺ドラムソロへとなだれ込み、真っ赤な照明に照らされた激情的なセッションを経て、かつての武道館でも演奏した「ため息 shooting the MOON」のお出まし。もしやったらサイダロリバイバル以来。
「上手く吐けなくて台無しのため息」からの繋がりも意識。
ここから治安がすこぶる悪化。
「回避したいのよ思考停止」「退屈を駆けまわれ」→「退屈の理由は思考停止のevidence」、「運命を知ってしまう」→「邪魔すぎる運命のターゲット睨みながら」などの接続で「Phantom Joke」。
「I’ll never catch bad fake」から「fake town baby」。
「エゴイズム戦線」から「カオスが極まる」。
治安と引き換えにとてつもないボルテージを獲得し、まさに極まる会場。この日一番盛り上がる第4ブロック。
第5ブロック
しばしの水飲み暗転のあと、MCもなく静かにスタート。熱くなった空気を澄ませ、気づけばもう終盤であることを知らせる「アナザーワールド」。
そこから新曲の「アナザーワールドエンド」……の前に。アナザーな世界が終わる前に。「シュプレヒコール~世界が終わる前に~」が間に挟まる。
この記事を書いている時点では「アナザーワールドエンド」がどんな曲調なのかまったく分からないので、とりあえず感動系の速めなやつ(101回目のプロローグみたいな)と仮定して予想している。もしかするとバラード3連続になっているかもしれないけども。
そしてようやく「アナザーワールドエンド」を迎え、ついに世界が終わる……と思いきや、ここで登場「オリオンをなぞる」。「ココデオワルガズガナイノニ」だ。
「15thで最後のほうに来た曲は序盤に来るように予想した」と上述したが、これは流石に例外。この曲はやっぱり終盤に来てほしい。
第6ブロック
MCのあと、ラストブロック。
もはや言わずもがな。
おわりに
本当は724・725・726の予想をまとめて1本の記事にしようと思ったのですが、724だけで意外と文字数が多くなっちゃったので、一旦ここで終わっておきます。725と726の予想記事もおそらく出す。
ついにやってくる武道館、20周年。全力で楽しみます。