〇〇の主役は我々だ!に何が起こったのか。我々だ運営の欺瞞と矛盾と1つの歯車だった人間の戯言。

はじめに

主役は我々だ!に何が起こったのか

2011年よりニコニコ動画にて活動を開始。登録者数121万人(騒動前)YouTubeやニコニコ動画を中心に地上波ラジオ、漫画5本(最も売れているものは累計400万部)等を展開していたゲーム実況者集団。〇〇の主役は我々だ。
それは2024/09/01に突如として崩壊を迎えた。

今回はこの騒動についてそこそこ詳しく、そして分かり易く、深刻になりすぎないように噛み砕き、最後に未練タラタラのお気持ち長文を添えたnoteである。

(あといくら我々だがホモガキ集団だからといって淫夢要素は)ないです。

はい、よーいスタート(棒読み)


今回の騒動についての要約

まず、この騒動をあまり知らない方の為に一連の流れを簡単に要約させてもらう。
去年の7月頃からメンバー8名鬱先生、エーミール、シャオロン、ショッピ、ゾム、チーノ、トントン、ロボロ(レパロウはこの時点で裏方としては活動していたもののメンバーではなかったため話し合いには参加していなかったと思われる。)と我々だの権利者、及び運営との間で契約内容を巡るトラブルが発生。それから1年以上話し合いを続けていたものの、突如として今年の8月中旬頃に元の運営会社が8月末で解散し、新たな運営会社に事業を受け渡すと伝えられた。
その際に契約を行わなければ我々だ!としての名前や在籍時の立ち絵を使用した活動ができなくなる。また、新しい運営会社との契約では作成したものの権利を権利者側が持ち、グループとしての意思決定権は全て新しい運営会社が持つと告げられた。
そして、具体的な契約内容が判明したのは2日前の8/30。
契約内容はほぼ全ての活動に新しい運営会社からの事前承認を行うこと、個人チャンネルの権利も権利者が持つこと

活動方針等について決定できる余地や権利を行使できる内容が殆ど無い


と判明。
この契約内容で活動することはできないと判断し、我々だの著作物を使用する権利が失効した9/1にTwitterから我々だの表記やアイコン、ヘッダーを一時変更。
その後も我々だとしての活動復帰の為に運営及び権利者との話し合いを続けたものの交渉は決裂。
9/20にメンバー9名は我々だに戻る意思がないこと。そして新しい場所で活動していくことを発表した。

その後9月より沈黙を貫いていたメンバーの1人であるオスマン氏も脱退したことが判明した。(引用不可である為詳しくはオスマン氏のTwitterを確認していただきたい)

物凄く噛み砕いて言うのなら

「二週間後にはこの会社無くなって新しいとこに事業受け渡すからね。契約しないと立ち絵もグループ名も使えなくなるよ、今後は新しいところが活動方針とか全部決めるし作ったものは全部会社のものだから宜しく!」と伝えられて、契約書を渡されたのは期限2日前だったが、完全な奴隷契約だった為それは無理!と拒み契約が失効。
その後も話し合いをしたがまとまらずに交渉決裂。という流れだ。


これにより

我々だで活動を続けるメンバー
グルッペン、コネシマ、ひとらんらん

我々だを脱退するメンバー
新しい場所でグループとして活動を続けるメンバー
鬱先生、エーミール、シャオロン、ショッピ、ゾム、トントン

個人での活動を中心としながらグループにも参加するメンバー
チーノ、レパロウ、ロボロ

実況者活動を引退するメンバー
オスマン

(敬称略)
となった


我々だ!側の度重なる嘘

ここからは主題に入ろうと思う。この騒動に於いて、我々だ!側の発表と事実との間に大きな乖離があったことについてだ。
因みに我々だ!は8/30〜9/30までに5回の声明文を出し、1回の生放送を行っているがなんと6回全てに矛盾や欺瞞、嘘が含まれている。
たまげたなぁ……

一つ目
まずは初めて問題が起こっていることが表面上に現れた
2024/08/30/17:00に「チャンネルの主役は我々だ!」より投稿されたブロマガだ。そこでは下記のような一文が記載されていた。

この度メンバーとの日程調整の都合により、有料コンテンツの一部である生放送の枠を暫くお休みさせていただきます。

「チャンネルの主役は我々だ」有料コンテンツに関するお知らせより

二つ目
続いて2024/09/01/18:00にYouTubeコミュニティにて

9月よりしばらくの間メンバーとの日程調整の都合により、動画の更新頻度が不定期となります。

主役は我々だ!YouTubeコミュニティより

との発表が行われた。一連の流れから分かるようにメンバーとの日程調整の都合というのは嘘である。この時点でメンバーの契約は失効しており、メンバーは我々だとしての活動ができない状況下であった。それを「日程調整の都合」
であると誤魔化したのだ。

三つ目
勿論これで終わりでは無い。次の発表は日付が空いて2024/09/06/19:30投稿のブロマガのこの部分である。

また、これに伴い現在一部活動を縮小しておりますことをご承知おきください。
・YouTube:動画投稿頻度の縮小
・ブロマガ:9月中はYouTubeコミュニティ投稿分を1日2本投稿
・生放送:休止
・侵夜ラジオ:継続実施予定
・その他:状況が分かり次第、随時お知らせいたします。

「チャンネルの主役は我々だ!」現在の状況に関するお知らせより

この時点では文化放送にて放送されていた、鬱先生とロボロがMCを務める「我々だ!の侵夜ラジオ」が継続実施予定である。と記載されていたが、元メンバーはこの発表の内容を公式に文章が出されるまで一切知らなかったのだ。

また、結果として我々だ!の侵夜ラジオも番組終了という形になった。
このブロマガ前半部の初出がねとらぼであっただとか、メンバーを演者だと記載しており、指摘されたらサイレント修正しただとか、侵夜ラジオが深夜ラジオと誤表記されていたり等、この時点で視聴者からは非難轟々であったがまあこれは関係のない話なので割愛。

四つ目
さて、続いて2024/09/15/21:30に投稿されたブロマガだ。
此方については2点事実と異なる部分がある。

①現在の状況を鑑みて今後は可能な限り情報をお伝えできるよう努めて参りたいと思います。

②本日(9月15日時点)では、メンバー全員に対し、提案書・ガイドライン・契約内容を共有しており、最新の協議内容の情報発信も随時行っている状態です。

「チャンネルの主役は我々だ!」現在の状況に関するお知らせ 9月15日時点より

①「今後は可能な限り情報をお伝えできるよう努めて参りたい」との一文があるが、この直後、9/20に元メンバーが我々だ!に戻る意思が無い。と発表してから10/17までの約1ヶ月間主役は我々だ!はその発表を行わなかったのある。

9/30の生放送にてコネシマ氏が戻ってこないことは分かっていた、新しい活動も応援しているといった旨の発言。9/20に今後の発表に時間を要する可能性があると書かれていたものの、文章での正式な発表はせずその間も過去のストック動画をニコニコやYouTubeに上げ続けていた。

これは元メンバーの発信を知らない視聴者を半分騙すような形になっているのではないか?

②此方はオスマン氏のTwitterにて確認して頂きたい。
一つ言うのであればこの文章が本当だったのならば我々だの中でオスマン氏はメンバーではなかったと考えていたことになってしまう。
しかしながら10/17の声明では離れることになったメンバーとしてオスマン氏の名前が挙がっていた為、仮に言葉の綾であったとしても、矛盾を起こしている。

五つ目
更に2024/09/17/21:00に投稿されたブロマガだ。此方には大きな矛盾と嘘が2つ含まれている。

①9月15日以降、メンバー契約更新について進展がありましたので、ご報告いたします。グルッペンさんおよびコネシマさんとの協議がまとまり、契約締結に至りましたことをお知らせいたします。

②その他のメンバーにつきましては、契約内容やガイドラインに関するフィードバックをいただいており、現在修正を加えつつ引き続き協議を進めております。

「チャンネルの主役は我々だ」現在の状況に関するお知らせ 9月19日時点より

①まず「9/15以降の進展としてグルッペンさん及びコネシマさんとの協議がまとまり、契約締結に至りました」
これはある一つの大きな矛盾を生み出している。

9/1にグルッペン氏はチャンネルの主役は我々だ!にてブロマガを更新しているのである。

ついでにそのブロマガの中でブロマガが不定期更新になるのは「ようつべからのお引越しのため」と書いているのである。

9/1時点、権利者の意向と契約により元メンバーは立ち絵も我々だという名前も使用することができなかったのにも拘らず、彼はブロマガを更新しているのである。

つまり元メンバーと同じ条件下であるのならグルッペン氏の契約締結は9/1以前に済んでいた。と考えざるを得ないだろう。
グルッペンは詫びゆっくりWWⅠの続きあくしろよ

②次にその他のメンバーにつきましては、契約内容やガイドラインに関するフィードバックをいただいており、現在修正を加えつつ引き続き協議を進めております。と書かれているが、これも嘘である。
というのも元メンバー9人は9/18時点で〇〇の主役は我々だ!に復帰する意思がないことを伝えた。とのことだ。
最もそれを契約内容やガイドラインに関するフィードバックと言う国に住んでいる可能性もあるが……

六つ目
最後は有料動画についてだ。
9/30、一年半もの間多忙により活動を休止していたコネシマ氏が復帰することとなった。その配信の中で

(チャンネルの有料動画については)撮影して、動画も撮って、編集もしてアップロード処理も終わってるものは出しますよということだけお伝えしておきます。

YouTube配信 コネシマ復活しますより

との発表があった。
宣言通り10月から暫くの間はメンバーが在籍中に撮影した有料動画がアップされていたものの、10/17に突如マイリストにのみ登録されていた非公開動画が全て削除され、現在まで理由説明含む音沙汰が無い状態である。
勿論同日の10/17に発表されたメンバー脱退について書かれたブロマガにもこれについての説明は無かった。


まとめると

①8/30「スケジュール調整の問題で有料生放送をお休みします」→嘘
②9/1「スケジュール調整の問題で動画が不定期になります」→嘘
③9/6「侵夜ラジオ継続し予定です」→そもそもメンバーに話をしていない&番組終了
(9/6 全メンバーと話し合いを行なっている→オスマン氏は入っていなかった)
④9/14「可能な限り情報は伝えます」→1ヶ月放置
⑤9/20「9/15以降にグルッペンさんと契約締結しました」→9/1にブロマガを投稿している。
「メンバーとは引き続き話し合ってます」→2日前に交渉決裂
⑥「メンバーが過去に撮った動画は全てアップします」→無言で非公開動画消去


あーあもう滅茶苦茶だよ



ファンに配慮が無さすぎるよ我々だ

「ファンへの配慮」などと言うあまりにもお気持ち的な文章から入ってしまい申し訳ないが、あまりにも人の心が無いムーブに溢れているのだ。

なんと11月になってからですでに4回もやらかしている。(11/4時点)

①新メンバーの増強について

これは、今後活動を行う上で避けては通れないことであり、メンバー数の多いこの組織で所謂「色被り」を避けて通るのは難しいだろう。しかしながら
メンバーが脱退して1ヶ月で6人の新メンバーはいくらなんでも増やしすぎだろう。
主役は我々だは元々グルッペン氏の友人やファンが集まってできた場所だった。
メンバーの多くは関西圏の人間で、メンバーの友達や、裏方等が加入し、徐々に人を増やしていった。長いメンバーは10年以上我々だ!での活動を行っていた。
また、年齢こそ明かしていないが、多くのメンバーは30代半ばから後半であろうと推察される。

そこのメンバーが殆ど脱退し、恐らく関東圏の20代半ばであろう若い男性が6人も入ってきたらもはや別物なのでは?

というお話である。

年齢はどこで知ったんだよ!と言われそうだが、情報を広めない為にここでは伏せさせてもらう。

中にはコネシマ氏の獄中フレンズであって我々だ!の新メンバーでは無い。という主張もあるかもしれない、そして実際問題動画がアップされているのはコネシマ氏の「個人チャンネル」だ。

年明けからは本チャンネルを稼働する。
立ち絵には表情差分まで用意されている。
我々だ公式が動画の告知ツイートをしている。
我々だで使用していたマップ、システムを使って動画撮影をしている。

の4つが揃って我々だの新メンバーでは無いと言えるほど、楽観的でもないのだ。

というかそもそもフレンズ一般人じゃねぇじゃねぇかコネシマは詫びデトロイトあくしろよ

我々だ!は元々人数が増えがちな集団ではあった。
だが、近年の追加メンバーのペースを考えてみると
2016年6月にエーミール、2018年2月にショッピ、2019年3月にチーノ、2024年4月にレパロウとかなりスローペースになってきていることが分かる。

そこに居なくなったメンバーの穴を埋めるかのように知らないメンバーが6人も投下されて思うところが無い人間は居ないだろう。

一応注釈しておくが、獄中フレンズ自体を攻撃するつもりは一切無いことは、ここに示しておく。
むしろ、我々だ!のリテラシーの甘さから、彼らも元メンバーのように大切にするつもりがないのだ。と義憤さえ抱いている。(この件については当初誰でも分かる状態になっていたとはいえ、悪趣味であるため深掘りすることはしない)

②11/2の動画について

11/2の動画は我々だ!のメインコンテンツである「マイクラ人狼」だった。
この人狼のコマンドは、元メンバーの組んだものであり、この動画で使用されたマップは元メンバーと視聴者(通称日雇い)が共に作り上げたマップであった。
コマンドに関しては技術者が居ないのだから仕方のないことかもしれないが、マップのチョイスが最悪であった。
ゲーム内で使われたのは前からよく使われていたショッピングモールマップの「オォン」き た な いであったのだが
このマップはとにかくメンバー由来の小ネタが多いのだ。
日雇いがメンバーと共に作ったマップであるのだから、どのマップでもある程度メンバーの要素が入るのは避けられないが、オォンは中でもトップクラスに小ネタの多いマップだったのだ。

右を向いても左を向いても元メンバーの名前やネタを文字った店舗の看板、小ネタが嫌でも目に入るのである。
それをわざわざ使用したことには疑問を覚えざるを得ない。

③11/4視聴者参加型について

先んじて言っておくが、この情報に関しては私自身で確認したことでは無いということを先に述べておく。
11/4、コネシマ氏が自身のチャンネルにてコネシマ宮殿を視聴者と作る配信を行ったのだが、その際に使ったのは
前回の9/1以前までの視聴者参加型で元メンバーが作成していた学校マップと同じサーバーだったのだ。
今までの視聴者参加型(トンつく、及びトンつくRe)ではサーバーを使い回すということを行なったことは無かった。
そして、自然生成されたものを整地して作っていたはずのそのマップはスーパーフラットがかけられた状態となっていた。つまり
元メンバーが中心となって作成していた完成直前のマップを完全に潰して新たな建造物を建てたのだ。
もしかしたらバックアップが取ってあるかもしれない、コピーのマップかもしれない。

それでも、元メンバーが廃校になった母校を作りたい、と珍しく解説付きの設計図まで用意して完成直前まで持っていっていたマップを潰したという事実は変わらない。


学校マップに関しては、もはや建築を行なったアーカイブすら残っていない。
ニコニコ動画がダウンしていた際にYouTubeで行われ、復旧後ニコニコに投稿すると言ったものの、それが叶うことは無かったからだ。

④グルマガ有料部

グルマガ有料部に関してはまあ色々言いたいことありますが公の場なので黙ります。
とりあえず編集する前に第三次ゆっくり実況者大戦の続きあくしろよ


まとめると

①メンバーが脱退してから1ヶ月で6人の新メンバー

②元メンバーが組んだコマンドと、元メンバーと視聴者で共に作った小ネタ盛りだくさんのマップで動画撮影。

③元メンバーと視聴者で作成していたマップをスーパーフラットで上書き、そこで新しく参加型を行う。

④グルマガ有料部(詳細は伏せます)


と、このチャンネルを見ている人間は元から第一次我々だ!が好きだった人間だとスッポリ抜け落ちたかのような言動が非常に目立つ。

頭にきますよ頭に(憤怒)


最後に

ここからは我々だ!が好きだった1人の人間として、少し。

この組織は、私に取って半身とも言える場所であった。決して古参では無い、せいぜい6年半程度の新参兵だ。それでも彼らに出会った時の衝撃は忘れられない。こんなにも面白い人達が居るのかとYouTubeやニコニコの過去動画、有料チャンネルは勿論のこと、コミュニティ、メンバーの複数人の個人垢で上がっていた動画、Twitch、ツイキャス、複数の外部ブログ、ゲーム、勿論配信用チャンネルも、とにかく彼らを見れるものを追い求めた。

人は勿論のこと、組織にも、空間にも酷く魅了された。

気がつけば、我々だは生活の一部になっていたのだ。
漠然とこれからも一生好きなのだろうと考えていた。


だが、人はいつまでも同じでいることはできないし、全ての物事には終わりが来るというだけのお話だ。


ある人は言った。彼らはこの場所を捨てたのだと。

100万人になった際には真っ先に両親に連絡して、金盾を親に見せてあげたいと喜び、サブチャンネルの一周年の際にはわざわざケーキを買ってお祝い配信をした彼も
自分の使い魔が一番可愛いと言い、前のめりに話していた彼も
次もこの企画を続けたいから再生して欲しい、伸びればまた続けられると願う、主人公だった彼も
マンションを買ってメンバー達と一緒に住みたいと言っていた彼も
10年後も愛される組織にしたいと言っていた彼も
悲願だった地上波ラジオをする夢が叶ったものの、姿も名前も変えてツイートも全て消して新しく始めることになった彼も
この組織に入る前は彼らをステージの下から見ていたという彼も
メンバーとよく旅行に行っていた彼も
最初は視聴者でファンの1人であったものの、縁があり我々だ!で活動することになった2人も、活動から少し距離を置いていたものの、ブロマガの執筆を行い、呼ばれれば対談や動画への声当ても参加。記念日には必ずFAを巡回し、唯一今もフォロバをしていた彼も。

私は、居なくなった彼らが主役は我々だという場所に愛が無かったとはとても思えないのだ。

そしてそれは、関係各所の言葉からも深く感じるだろう。
「大恩ある皆様の今後の歩みを妨げてはならない」と考え、物語を完結させることを選んだ魔主役の編集者さん、西先生、津田沼先生。
「各々の「未来」を支えるのが二次創作コンテンツである」との理由から連載中断を選んだ続科学のくられ先生。
自らの漫画の連載が休止になったのにも関わらず元メンバーの新しい立ち絵を描くことを選び、新しい動画のFAも描いた闇主役のせら先生。
直接的な名前は出さないものの、騒動後も元メンバーの好きだったゲームをプレイしたり、配信を見ているとツイートしている我演義のグラタン鳥先生。

本当に彼らがあの場所に愛を持って居なかったのなら、彼らが不義理で辞めたのなら、このような言葉が出るだろうか?

彼らが居なくなった後に上がった動画でも、今後はこんなことをしてみたい、こんな企画はどうだろうと、未来について話していた。

何より、彼らはこれが"仕事"では無かった。
昼は社会人として働きながら、土日に動画撮影、生放送も行い、一部の動画編集にコマンド作成、スキンの作成もスケジュール調整も、視聴者参加型の管理も、彼らがしていた。
(4月からは水曜日が休みだったものの)毎日のYouTubeへの動画投稿。週一で地上波ラジオ、有料動画は週2で、日曜夜には配信、土曜の配信も月2。毎日のブロマガ更新。
習慣みたいなものだと彼は笑っていたが、それがどれだけ血の滲むような努力の上に成り立っていたのか計り知れない。



ふと、グルッペンのブロマガを思い出した。

私は「我々だ!メンバー」を「アニメキャラクター」のような存在だと認識しています。即ち、彼らは架空の存在であり、中の人は声優に過ぎないという事です。
(中略)
今後我々は「本人たちは声優に過ぎない」という存在になれるよう一層努力するべきだという事です。

「チャンネルの主役は我々だ」キャラクターとしての「我々だ」認識 より


今回の件で分かったのは我々だの構成員が歯車なのは比喩でもなんでもなく、視聴者も元メンバーも新メンバーも我々だ!という組織を回すただの「歯車」だと思われていたということだ。
回らなくなれば新しいものに取り替える。

幾らでも換えの効く、歯車だ。

しかし、我々だの権利者や運営は、その心臓部を動かす歯車は再製造することの不可能な一点物だったことに気が付かなかった。
それだけの話なのだろう。


主役は我々だの権利者が誰であるのか、我々に知る由はない。
事実としてあるのは
"再構成プロセス"の話が最初に上がったのはグルッペン氏のあとがきであったこと。そこでは「敬意を払える人間のみで新たな突撃戦を行う」と書かれていたこと。
本業が忙しい、とコネシマ氏が動画に参画しなくなったのは話し合いが始まる直前である2023年の6月末であること。にも関わらず9月からは毎週日曜生を1人でしていること、動画にも出演していること。更に月曜日に配信も行うこと。
グルッペン氏とコネシマ氏は鬱先生を中心に元メンバーが行っていた権利者との話し合いに参加しなかったこと。
コネシマ氏のマイクラスキンが8/31に切り替わったこと。
グルッペン氏は9/1にブロマガを投稿することができたこと。
新しく進み始めた彼らの有料プラットフォーム提供は懇意にしていたドワンゴであること。

のみである。
これ以上は想像に過ぎず、そしてそれが明かされる日はきっと来ないのだろう。


視聴者にできることは最早無い。
ただ変わっていく『主役は我々だ!』を見ることしかできないのだ。





最後に、彼らに愛を込めて。





爆発オチなんてサイテー!




11/8 誤字や分かりにくい表現等の修正を行いました。

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