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❤きゅうくらりん❤cover壱百満天原サロメ を無理やりサロメ嬢の気持ちとして考察してみる

一日中サロメ嬢が歌う「きゅうくらりん」聞いていたら、なんか全部サロメ嬢の気持ちを歌っているという前提にして聞いてみたいなという欲求が生まれて、自分が勝手に妄想したネガティブなサロメ嬢の歌として考察風に歌詞の意味を書いてしまいました。
解釈として正しくないのは承知の上で、「聖書の暗号」みたいに無理やり関連付けると、意外とそれっぽく聞こえるお遊びだと思ってください。

一応注意書き

  • 原曲の考察とかストーリーとかは特に考慮してない。

  • 歌詞はそれぞれのフレーズのバラバラな印象だけで考えてて、整合性とか気にしてない。

  • 原曲無視してるので全部の言葉の意味は拾えなくてもいい。割と適当

  • 恋の歌じゃなくて、サロメ嬢がサロメイトに向けて、今の自分の現状について考えながら歌ったという設定。「あなた」は「サロメイト」

  • 曲がネガティブなので、ここではサロメ嬢はネガティブで自分が嫌い(肯定できない)という設定にしてます(その設定が嫌という人は見ちゃダメ)

  • PVは考慮してない

  • サロメ嬢はお雑談で違う説明してる
    サロメ嬢は、昔の引きこもって悩んでた頃の自分を乗せつつ、自分のことではなく、悩んでる女の子というイメージで歌ってると話してる


勝手な歌詞の解釈

うるさく鳴いた 文字盤を見てた
きっときっと鏡越し 8時過ぎのにおい
しらけた顔 変わってなくてよかった

目覚まし時計の音 一日の始まり
8過ぎの朝ツイ
サロメ嬢に呆れて突っ込むサロメイト いつもと変わらない関係
(サロメ嬢の一日はいろいろあるだろうけど、ここでは配信を通じてサロメイトと過ごす時間を一日にしている)

ピンクの植木鉢のぐちょぐちょした心のそばに
大きく育ったもの
結ばれたつぼみが こんなにも愚かしい

可愛らしさに包んで隠しているけど、自分の心はぐちょぐちょで汚らしい
でもみんなと結ばれて、そこから芽吹いたつぼみが大きく育っている
もっと認めてもらいたい、好きって言ってもらいたい、自分を知ってもらいたい、そうやって膨れていく気持ちがなんだか愚かしい

ああ 化石になっちまうよ
ああ 取り繕っていたいな

このまま打ち明けなければホントの気持ちは石になってしまいそう
みんなに嘘ついてる。それを取り繕ってる

ちゃんと笑えなきゃね 大した取り柄も無いから
空っぽが埋まらないこと
全部ばれてたらどうしよう

明るい性格と笑顔で楽しい姿を見せるくらいしか、自分には取り柄がない
サロメ嬢は初配信で、わたくしの取り柄と言ったらこのくらいのものですわって履歴書のプロフィールを語っていたけど、そこと繋がる

わたくしいろいろなところがダメですから、鬱になる天才、今も消えてしまいたくなる時がある、それは全部本心だろうし、そうだとしたらきっと人気ものになって大勢のファンに愛されている今の状況でも、空っぽで取り柄のない自分って気持ちは埋まっていないのかも

成功して高く評価されても、自分のことが未だに認めきれてない、満足できてない
そういうネガティブな気持ちを隠して笑顔で楽しくしていないと自分の価値は無い、愛してもらえないって気持ちから抜け出せない。
そんな自分の空っぽな気持ちがファンにバレたらどうしよう

ああ あなたの右どなり
わたし きゅうくらりん

それでも今は幸せで楽しい それに浸っていたい

例えば今夜眠って
目覚めたときに 起きる理由が
ひとつも見つからない
朝が来たら わたしはどうする?

落ち込んでいるときは寝るのが一番
コンテンツを摂取するのも難しかったときは1日中ずっと寝てたって話すサロメ嬢にとって、実は一番心に響いたフレーズはここなんじゃないかな

今は起きてやることがあるけど、それを失ってまたあのときに戻ったらどうしよう。そんな不安が頭をよぎる瞬間はきっとある。

うるさく鳴いた 文字盤を見てた
一歩一歩あとずさり
「また明日ね」とぽつり

一日の始まりと終り 好きなファンたちに気持を伝えながら、でもどこかでまだ距離を取っちゃってる思いがある

喜びより 安堵が先に来ちゃった
思い出西日越し
うつるこまかなヒビが
こんなにも恐ろしい

一日が終わり、みんなと別れた後、みんなと一緒に過ごせた楽しい思い出や喜びより、自分の本性が今日もバレなかったことに安堵してしまう
だからいつかこんな日々にほころびが生まれてしまうことが恐ろしい

ああ あなたが知ってしまう
ああ 取り繕っていたいな
ちゃんと笑えなきゃね 大切が壊れちゃうから
幸せな明日を願うけど 底なしの孤独をどうしよう
もう うめき声しか出ない
わたし ぎゅうぐらりん

ここまでの話の繰り返し
もし自分が本当はとてもネガティブでみんなが認めてくれていることを受け止めきれていなくて、愛してくれているのに底なしの孤独から抜け出せていないことがバレちゃったら、笑顔になってもらえない
取り繕って、楽しく生きている自分を見せ続けなきゃ
幸せな明日を願うけど、うめき声しかでない

ああ 虹がかかっている空 きれいと思いたくて

サロメ嬢はよく世界が憎くて愛しいって話てて、冬の冷たい空気を吸ったときとか、吐いた息が白かったときに世界を愛せるというけれど、
それって本当は世界をきれいで美しいと思えるようになりたいっていう感情が隠れているのかもしれない。そう考えるとここの歌詞もダブって聞こえる

焦がれては逃げられないこと
みんなにはくだらないこと

焦がれては恋心を連想させるから、ここはサロメイトを思っている
みんなから受けとったものをとても大切に思っていて、みんなのことをすごく思っていると同時に、その期待から逃げちゃいけないという責任も感じてる
でも実際は、自分が思うほどには思われてないのかもって不安
しょっちゅう好きって言って、可愛いと言ってって求めてくるのは相手の思いを疑ってしまって不安だから

もう どうしようもないの
わたし きゅうくらりん

みんなのこと好きで思い続けてるけど、不安も消せなくてどうにもならなくてきゅうくらりん

そばにたぐりよせた末路

終わりを見つめてる

枯れ落ちたつぼみが こんなにも汚らわしくて
いじらしい

自分が嫌い、自分の気持ちが汚らわしい
でも、そんな自分を嫌いきれない
愛しくて、救ってあげたい、大切にしてあげたい
サロメ嬢はナントルーティンとかおしゃれで念入りに自分磨きを頑張っていて、自分を大切にしてあげている感が良いと話す一方で、ちょくちょく自分が嫌いって口にしている

ああ 呪いになっちまうよ
ああ 「あきらめた」って言わなくちゃ

こんな焦りや不安が積み重なっていくと、皆さまを笑顔にしたい気持ちが、笑顔にしなくちゃになってしまう そうしたらそれは呪いになっちゃう
どこかであきらめたって言わなくちゃ……でもそんなわけにいかない

頭の中で ノイズが鳴りやまないから
空っぽが埋まらないこと 全部ばれてたらどうしよう
ああ あの子の言うとおり 終わりなんだ

「あの子」は内なるわたくしの声
みんなに嘘をついて取り繕って、明るく楽しいふりをして、
でも実際は自分が空っぽだって気持ちは埋まらなくて、どんなに評価されても期待されても、自分のことを認められて無い
いつかみんなを失望させて終わってしまうかも
それがずっと自分の内なる声として響いている
だから頭の中でノイズが鳴りやまない
やらなきゃ やらなきゃ やらないと終わり

ああ 幸せになっちまうよ
ああ 失うのがつらいな
全部ムダになったら 愛した罰を受けるから

全てが今までの自分の人生にはなかったものだから、幸せになってしまえばしまうほど、それがなくなったときのつらさが大きくなってしまう
もし躓いて全てをなくしてしまったら、好きになったサロメイトたちが離れて行ってしまったら、愛した分だけ後で苦しむことになる

ひどく優しいあなたの 胸で泣けたならどうしよう
最後 見たのはそんな夢
わたし ちゅうぶらりん

全部こんなネガティブでダメな自分の気持を打ち明けても、皆様方はきっと優しいから受け入れてくれて、受け止めて泣かせてくれるかも
でも現実はそんなことするわけにはいかない
取り繕って楽しいふりをしていなくちゃいけない
だからそれは夢
だから結局わたくしの気持ちはちゅうぶらりん

この気持ちは自分の気持かも

実はこの解釈はリバーシブルだと思ってる
なぜならサロメイトがサロメ推しなのと同じように
サロメ嬢は自分をサロメイト推しって言っているから
サロメ推しのサロメイトとサロメイト推しのサロメ嬢は
きっときっと鏡越しだから

皆さまを壱百満点の笑顔にしますわ! と言っているサロメ嬢に対して、自分はほんとに笑えているかな? 実は自分に取り柄がないとか、孤独な気持ちとか、空っぽが埋まらないことを隠してサロメ嬢に笑顔を向けて、ポジティブなことだけをコメントしようとしてて、そんな気持ちがサロメ嬢にバレないかな、それで悲しませないかなって不安になったり

Vtuberのサロメ嬢のことを好きになればなるほど、あとでその気持が自分を苦しめる呪いになるかもしれない

Vtuberのサロメ嬢はある日突然自分の前から消えるかもしれないし
だから……

ああ 幸せになっちまうよ
ああ 失うのがつらいな
全部ムダになったら 愛した罰を受けるから

ひどく優しいあなたの 胸で泣けたならどうしよう
最後 見たのはそんな夢
わたし ちゅうぶらりん

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