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みんながいるから向かえるLIFE WORK

津島瑞己 / Mizuki Tsushima

ー はぐくむハウスに住もうと思ったきっかけを教えてください。

きっかけは、大学を卒業して始めた看護師の仕事をやめて、はぐくむで働きたいと思ったことです。
看護師の仕事は、自分が心からやりたいと思って選んでいる仕事ではなくて、そこからLIFE WORKに向かいたいって思ってた時に、自分のLIFE WORKはLIFE DESIGN SCHOOL(以下、LDS)で出会ったはぐくむだったんです。その社員の近くで学びたかったので、東京に来ました。

実は、看護師をやめてから2ヶ月の間、バイトをしていて、心の中では「せっかく看護師をやめたのに、またRICE WORKやってる」って思ってました。最初は、誰かの役に立てているという実感があるんだけど、人に必要とされることでそこに依存していた自分に気付きました。必要とされるために働くのが疲れたんです。改めて、自分は誰の人生を生きてるんだろうって。そのために環境を変えたいって思って、自立できる、LIFE WORKで生きられる環境にいきたいから、はぐくむハウスに住もうと思いました。近くにLIFE WORKで働いている人やコーチングができる人がいるから、LIFE WORKを諦めずに進めると思いました。

住民との関わりで前に進む

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ー はぐくむハウスに住んで、どんな変化がありましたか?

落ち込むことが少なくなりました。理由はいろいろありますが、一つは、はぐくむハウスはLDS卒業生やコーチングスクール卒業生が多く住んでいて、コーチング的な関わりをしてくるからです。はぐくむのインターン業務で面談していた時に、上手く質問ができなくて、それで落ち込んでいたのを住人に話していました。そしたら、「どんなところが深堀できなかったの?」とか、「何を聞きたかったの?」とか、「正解とか不正解とかないから一旦出してみな?」って聞いてくれて、それで自分の中にも考えれば質問があることに気づけました。それがなかったら、落ち込んで終わっていたと思います。

私ははぐくむハウス3に住んでいるのですが、他のハウスのメンバーに落ち込んでいた時に話を聞いてもらったりもしています。
他にも、私自身も他の住人に対して、そう言うコーチ的な関わりをすることもあるから、その人に伝えたことが、ブーメランのように自分にも帰ってくる(笑)それで自分もがんばらなきゃって思えたりもします。
あとは、一人だとずっと落ち込み続けたりしてしまうのですが、ハウスには常に誰かがいるから、一人で落ち込み続けることがなくなりました。

他に変わったことは、ダラダラしたりYoutubeを見る時間が減りました(笑)
リビングでは、みんながLIFE WORKに向かって何かをしているから、自分も何か行動しないとって思うんです。それを見て、自分は今日一日何を決めてやるのかとか、一日どう過ごすかを考えるようになって、ダラダラせずに過ごせるようになりました。

LIFE WORKに向かえるはぐくむハウス

ー もしハウスに住んでなかったら、どんな人生を歩んでたと思う?

お金のために、人に必要とされることに依存したりとか、親の目を気にして親に喜んでもらえるように頑張ったりとか、他人のために頑張って生きる人生になっていたと思います。それは絶対楽しくない。
そうならずにいられるのは、「どうしたいの?」って自分の意思を問うてくれる人が周りにたくさんいたから。そして、私の意思を信じて応援してくれる。それを叶えるためのアイデアをくれたりもします。

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あとは、住人のみんなが自分の人生を生きようとしている人で、そういう人たちに囲まれていると、自分が好きなこと、大切にしたいことをちゃんと大切にしている姿、自分の願いをかなえていく姿が楽しそうに見えて、自然と自分もそうなりたいって思えます。住人にアフリカで運動会をやるのが夢って言っている子がいて、その子が住み始めて4ヶ月でその夢を実現して、「アフリカで運動会してきたよ!」って言っているのを聞いたりとか、その後も運動会を事業としてやっている会社のインターンに受かったことを泣きながら話してくれたりするのを聞いていて、嬉しい気持ちと、「いいな!自分も!」って言う気持ちが芽生えてきました。そんな刺激のおかげで、自分も今では、コーチングでお金をもらえるようにもなりました。

血の繋がっていない家族

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他には、シンプルに生活が楽しくなりました。一人で住んでいたら、外に出ずに仕事だけだったり、家の中でグータラしていたと思うんですが、はぐくむハウスに住んでからそれがなくなって、些細な出来事を話して笑ったりとか、みんなでご飯を食べたりとか、みんなで出かけたりとか、住人と一緒に日常を楽しんでいます。さらに、友達みたいな関係だけじゃなくて、辛い話を共有したり、それが進んだことを教えてもらったり、一緒に苦しみながらもそれを分かち合って、一緒に前に進んでいる家族のような関係ができているのが嬉しいですね。


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