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思い込みからの開放と広る未来-はぐくむコーチング for U-18体験談記事

㈱はぐくむが運営する、高校生のための自分らしい未来を描くオンラインコーチング、「はぐくむコーチング for U-18」。全8回のオンラインセッションでは、3回の大学生/社会人へのインタビューと5回のコーチングで構成されます。

セッションを通じて「なぜ、学ぶのか?なぜ、大学に行くのか?」という問いに対して、親や先生に言われたからではなく「自分がそうしたいから」という自分なりの答えを探しに行きます。

今回のインタビューでは都内の高校に通っている高校3年生(インタビュー時)の齋藤良美さんにインタビューをしました。コーチングを受け始めたのは高校2年生の2月でした。将来は高校生を含めた子どもが住みやすい(生きやすい)社会をつくること。受ける前と受けてみての変化や気付きについて聞いてきました。

「本当に進みたい進路って何だろう?」じっくり話せる場を求めて

ーーコーチングプログラムを受ける前は大学の進路についてどのように考えていましたか?

正直、進路については焦っていました。兄と姉が4年制大学に通っていたことと、小学生の時にアンゴラに住んでいた経験があったことから、4年生大学の国際系をなんとなく考えていました。ですが、国際系の進路を考えたり、調べたりしてみても、正直、全然ワクワクしなくて、これじゃない感がありました。

両親や親戚と話す時は、安心してもらうためにも、とりあえず国際系とだけ言っていたけども、本当に自分が進みたい進路ってなんだろう?何がしたいんだろう?と考えていました。

そんな時にTwitterのリツイートで友達から回ってきたのがこのプログラムでした。プログラムの内容が豊富だったので、直感的に良いかもと思い、すぐに申し込みました。

学校では一対一で、じっくり進路について相談できる機会が無いので、何か進路関係のことを外部で始めようと思っていた私には、コーチの人とじっくり進路についてお話ができることや、大学生や社会人にインタビューができること、そして最後にプレゼンをする機会があることが魅力的でした。

眠っていた本心が言語化されることで確固たる軸に

ーーコーチングを受けてみてどうでしたか?

コーチング凄いなって思いました。最初はやりたいことや、話したいことが出てこなかったので不安だったんですけど、コーチの方が話しやすい雰囲気を作ってくれたので安心して受けられました。コーチからの質問に答えていくと、どんどん自分の中で言いたかったことが言語化されて、1人で考えているだけでは出てこなかったような心の奥底で思っていることが引っ張り出されていきました。

コーチング中はコーチの方が私の話を聴いて大切なキーワードを拾ってくれたり、整理してまとめてくれるので、自分1人では上手くまとめられないテーマでも、コーチがいることで、自分の軸が固まってきました。

そんなコーチングを通じての大きな気づきの一つは、教育に興味関心があることに気づいたことです。私は子どもの事が嫌いだと思っていたんですけど、実は過去に教育に興味があって教育系のイベントを開いたりしてて、本当は教育に興味があるのかもしれない。そこから子どもにも関心があるのでは?と気づいてから教育に関わることをもっとしてみたいと思うようになりました。

やりたいことを妨げる思い込みからの解放

ーー大学生/社会人へのインタビューはいかがでしたか?

プログラムの最初は、自分の学びたいことやワクワクすることが何か、全然わからなかったんです。でも、インタビューを通じて、興味関心分野の話を聞いている中で、ワクワクすること、興味を持つことが、実感と共に見えてきました。それをもとにして、コーチと、具体的に、やりたいことを深めることができました。それと、最初のインタビューは凄く緊張していましたが、インタビューをする皆さんがとても優しかったので安心してインタビューをすることができました。

インタビューで特に印象に残っているのは、薬学部に通いながらも学外でダンスや演劇の表現活動をしている三谷さんの話でした。

私は表現活動が好きで、高校では演劇部に入って活動をしていました。だから、大学でも演劇をやりたいと思っていたんです。でも、演劇を続けていくにはプロにならないとできないのかな?とか、素人の私が演技をやってていいのかな?と思うことがあり、素人の私はプロにはなれないから観るだけでいいや、と諦めていました。

そんな中大学で薬学部に入りながらも学外で演劇やダンスなどの表現活動をしている三谷さんの話を聞いた時に、素直にカッコいいなと思いました。三谷さんが演劇について語っている姿がキラキラ観えて、私も三谷さんみたいになりたい!大学では演劇学科とかには入らないけど、勉強と並行して演劇や表現活動をやっていきたい!と思うようになりました。

同時に、「プロにならなきゃ、やりたいことは続けられない」という思い込みがなくなって、やりたいことはいろんな形で実現すればいいと気づきました。私は素直に表現活動がしたいんだなということに、気づくことができたのが、本当によかったです。

やりたいことが明確になると、未来にワクワクする

ーーコーチングプログラムを終えてみて今はどんなことを思っていますか?また、これから実現したい未来はどんな未来ですか?

コーチングプログラムを受ける前までは、大学進学にワクワクする気持ちが無かったので、なかなか勉強に打ち込めていませんでした。今は行きたい大学が見つかり、学びたいことが明確になっているので、未来に対してワクワクしています。

そんな私が実現したい未来は子どもが住みやすい社会をグローバルに活躍しながら創ることです。子どもが住みやすい社会を創るために世界の考えも取り入れて、高校生までの子どもが住みやすい社会をつくりたいです。

学校とか塾とか部活だけではなく、世の中には課外活動という広い世界があることをもっと多くの人に知ってもらいたい気持ちがあります。イベントづくりを通してこれから広めていきたいという想いもあります。

大学生になったら授業やサークルの傍ら課外活動として演劇やダンスなどの表現活動をしながら、住みやすい社会に向けて世界の考え方を取り入れるためにも留学に行きたいなと思っています

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