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おせっかいと応援で実現する未来【LIFE WORK x 共に生きる】 はぐくむタウンnote vol.1

こんにちは!はぐくむタウンのだいちゃんです!

はぐくむタウン住人がまちで暮らすことを通じて実現していくLIFE WORK STORYをお伝えするシリーズ企画第一弾!

今回ははぐくむタウンのメンバーである朝日優太(あだ名:みげる)にインタビューをしてきました。

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みげるは、2年前からタウンに住んでいます。はぐくむの認定コーチとして活動しながら、食×対話×学びのコミュニティカフェ『はぐくむ湖畔』の中心メンバーとして働いています。週に3回朝の時間帯にはぐくむ湖畔でコーヒーを提供しています。

そんなみげるの『LIFE WORK STORY x 共に生きる』話を早速聴いていきましょう!

やりがいを感じるLIFE WORKはなんですか?

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コーヒーを通じての場づくりですね。こんなことできたら良いなという理想や夢を考えたり、想いを巡らせられるような時間、機会、場所を届けたいと思っています。

ーーーどうして想いを巡らせる場を届けたいんですか?

日常はせわしないじゃないですか。就活や仕事でも、成果や、より大きなものを追いかけなければいけない感じがしてそれが嫌ですね。

コーヒー屋さんで過ごす時間は人はごちゃごちゃと考えていない。誰にも気を遣うことなく、縛られることなく自分のためだけの時間があるのは大事な時間だと思うんです。学歴とか見た目とか、周りの目を一切考えなくて良い時間が。目の前のテーブルに広がっている世界は自分だけの時間で、今の自分は何がしたいのかなと想いを巡らせられる時間が至福なんですよね。

僕は今、はぐくむ湖畔(はぐくむタウンで運営されているコミュニティカフェ)でモーニングコーヒーを淹れているけど、朝、クリアでクリーンな時間をコーヒーを飲みながら過ごす場を提供しています。

ーーーこの価値をモーニングコーヒーに来る人と分かち合いたいですね。コーヒーとともにする至福の時間が最高だね!って。


行き詰まりを感じたときはいつですか?

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はぐくむ湖畔のモーニングコーヒーを始めた時ですね。朝の時間に美味しいコーヒーを飲みたい人は居るはずだと確信して、2022年の2月から始めました。でも実際初めてみると1,2杯しか売れなくて、超赤字状態だったんです。

最初は認知度が低いので、僕が店頭まで出て、目の前を通り過ぎる人におはようございます!と声かけてみました。他にも、試飲を提供してみたり、看板を変えてみたりしましたが、目の前を通り過ぎる人を見るほど、自分がやりたいことって求められてないのかなと悩みました。

ーーー6月になった今でこそ、お客さんが増えてきましたよね。モーニングコーヒーが必要とされているのかもしれない、と感じはじめたのはいつ頃からですか?

ほんと、やっと増えてきましたね。最近ですよ。実感できたのは6月になってからです。2月からモーニングコーヒーをやりはじめて、最初の3,4ヶ月はずっと苦戦していたし、独りよがりなのかなと思っていました。だけど、ずっと続けていたから6月には最高売上を更新できました。黒字になる日も増えてきたんです!

どうしてうまくいかない期間が4ヶ月ありながらも続けてこれたのですか?

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一番大きかったのは、美味しいって飲んでくれる人の存在です。そういう人の多くはシェアハウスの住人とか、はぐくむ湖畔のメンバーたちです。新規のお客さんがこない日でも、飲みにきてくれました。応援してくれる人がいないわけじゃないと思えました。購入=応援だと思っているので、背中を押されている感じがして続けられました。

そして続けていくうちに、心が折れかけてたときには出会えなかった、新規のお客さんに少しずつ出会えるようになったんです。「あ、居たんだ」と思いましたね。数少ないお客さんだけど、だからこそ、なんで来てくれたのか、コーヒーは普段飲むのかなど1人ひとりと丁寧にコミュニケーションを取ることを大事にしました。

ーーー大事なことですよね。提供できる人が少ないと、やってても意味ないんじゃないかって思いがちですが。目の前の人を大切にするところから少しずつ輪が広がっていくものですね。

なぜ、はぐくむ湖畔やシェアハウスのメンバーはお店に来てくれたのでしょうか?

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一番はみげるが淹れてるからだと思います。僕がシェアハウスで暮らす中でも起きてたことだけど。始めたてのころは特にコーヒーの味が突出しているわけじゃない、機材も一流店と同じものを使ってるわけじゃない。でも、「みげるのコーヒーが飲みたいよ」とお願いしてくれるんです。僕のことを応援しているから来てくれているんだと思います。

ーーーこれは大事ですよね。つい、所詮自分なんか、、、って思ってしまうじゃないですか。でも、こうやって自分がやってるから来てくれると思えるようになることがすごく感慨深いですね。


では最後に、、

みげるにとって”共に生きる”とは?

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おせっかい。ですね。

例えば家族は、自分の人生の選択にあれこれ口をだしてくるじゃないですか。でも、この年になってくると、口を出してくる人がほとんどいなくなりますよね。そんな中でシェアハウスのメンバーが「お前これからどうすんの?」って口出ししてくる。「うぜー」って思うこともありますが(笑)そういうおせっかいって普通のシェアハウスにはなかなか無いんですよね。はぐくむのコミュニティにはおせっかいな人が多くて、それが良いんです。人の人生に踏み込める人がいっぱいいる

ーーーなるほど。これぞおせっかいだなというエピソードはありますか?

定期的にシェアハウスの住人とミーティングをしてました。暮らしていて気になってることが議題に上がります。その中に「住人同士の輪に関わっていきたい。でも、これまで人の人生に踏み込んでこなかったからできない。」と語る住人がいて。深夜の3時まで、各々が思っていることをその子に伝えました。本当はもっと関わりたいんでしょと寄り添い続ける。そのやり取りがおせっかいだと思います。

ーーーみげるありがとう。ともに生きる上で大切なエッセンスが詰まってますね!

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「購入=応援」というフレーズが印象的でしたね。暮らしを共にしているからこそ、みげるの試行錯誤を間近で見て、応援したい気持ちが高まるのだと伝わりました。

また、応援のかたちには、購入だけでなく、対話の中で相手に踏み込む関わりもあることを痛感させられました。

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