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2021年。今年もありがとう。

2021年も残すところ1週間。noteを書くのは1年半以上ぶりだ…。さて、久しぶりのnoteで、少し2021年を振り返ってみたい。

2021年という1年は、間違いなく自分の人生の中でも、はぐくむの歩みの中でも、忘れられない1年になったと思う。それくらいたくさんの出来事があったし、たくさんのことを味わった1年だった。

そんな中で、今年のはぐくむの代表的な出来事をピックアップすると、、、

① はぐくむハウス SUNYをスタート

オフィス近辺のシェアハウス物件を購入&リノベーションして「はぐくむハウス SUNY」をオープンした。昨年のはぐくむ湖畔に続く大型案件で、初めてのことも多かったが、SUNYの実現は、はぐくむタウン構想を前進させる重要な一歩になった。ライフワークで生きることを決めた人たちが共に暮らすハウスには、いつも物語が溢れていて、今年もたくさんのストーリーが紡がれていた。

② はぐくむ湖畔の通年営業

2020年10月末にオープンしたコミュニティーカフェ「はぐくむ湖畔」。自分たちが実現していきたいコミュニティーカフェとタウンの理想に向かって、本当に七転八倒しながら歩んだ1年だった。ジムコリンズの「誰をバスに乗せるのか?」が組織の命運を決めるという話を身をもって痛感した。同時に、この秋から少しずつ形にしたいことを形にでき始めているのも今のメンバーあってこそだと感謝の気持ちでいっぱいです。

③ 地域通貨 miiの導入

お金に対する価値観や、お金との付き合い方は大事であるのに深く考えたり、語り合うことの少ないテーマの1つだと思う。お金に対する考え方や捉え方、付き合い方が変わったら、人生も大きく変わるのではないか。漠然とそんなことを学生時代から思ってきたわけだが、いよいよ今年から地域通貨の導入を始めることが出来た。これについては書きたいことが色々とあるけど、ひとまず、お金に対するOSのアップデートが体感しやすくなり、それに伴い、ライフワークの実践と豊かな関係性が育まれています。

④ 新入社員4名の入社

はぐくむ界隈にとっては、これもまたビッグニュースだし、もしかするとみんなにとっては一番のニュースはこれだったかもしれない。社員4名のはぐくむに、この秋、4名の新入社員が新たな仲間として加わった。「大丈夫なの?」と言われることもあった意思決定だったけど、はぐくむの未来にとっては大事な意思決定が出来たと思っている。4名でやっていた頃が思い出せないくらい、今はもう8名でやっている日々が日常になっている。

はぐくむを、はぐくんできた15年

はぐくむは創業してから今年で15年。今年は15周年を迎えた年でもあった。20代、30代と自分の人生の全てをはぐくむに注いできたと言っても過言ではないくらい、ここまでの人生=はぐくむな日々で。40代を迎えた今年も、これでもかというくらい、ありがたいことに仕事をさせて頂いた。

はぐくむは株式会社ではあるけれど、利益の最大化やマーケットシェアとか支配とかを優先事項にして経営をしてきていない。「それで会社なの?」「経営分かってなさすぎじゃない?」とか、色々あると思うんですけど、既存の経営の常識に囚われず、むしろそれと離れて、大事にしたいことを大事にしてやってきたからこそ、はぐくんでこれたものが確実にあると確かに感じられる。(もし、はぐくむが最短最速で経営をしてきたら、今、僕らが手にしているものや、感じられている感覚や感情に感性、そして関係性はなかったと思う。)

最短最速の世界から離れて、探求してきたものがこの15年にたくさんあるから、今、最短最速の世界で生きる人たちにお返しできるものやお役立ちができるものがあると感じている日々でもある。

人間らしく、豊かな人生を共に生きる。

幸せとか、豊かな社会とか、僕は結構そういうことを考えがちで、起業家になりたいというよりは、より良い社会のあり方を探求するように結果的に起業という選択をした。数えきれないくらいの人たちの支えや関わりの中で、ここまで15年はぐくむを続けさせてもらえている中で、これからのはぐくむがはぐくんでいきたい社会の姿というのも創業当時よりもくっきりしてきている。

社会をはぐくみたいから、やっていることも、やろうとしていることも多岐にわたる。そこで、はぐくむの世界を湖畔で働いている仲間に絵にしてもらった。それがこの1枚だ。

はぐくむの森 〜はぐくむがはぐくむ世界〜

言葉ひとつひとつで説明するのは大変なので(笑)、この1枚の絵を眺めて感じてもらえたら嬉しい。

この絵は、今年の15周年に向けて描いてもらって、それ以降は、はぐくむ湖畔にも置いてある。この絵を見て、共感してくれるお客さんもいて、この1枚からでも伝わる人には伝わるし、感じあえるものは感じあえるのだなぁと感じることができて嬉しかった。

豊かな森のように、さまざまな生命が輝き、共に人生を謳歌できるように。2022年もまた歩んでいこうと思います。いつもありがとう。

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