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大いなる遺産/Recommend
絵を描きたくなる映画
1997年、イーサン・ホーク
グウィネス・パルトロウ主演によるチャールズ・ディケンズの名作を
舞台を現代のアメリカに移し変え
映画化した作品。
監督 アルフォンソ・ケアロン
映画のオープニングは
映画の好みを決める
最初の基準だったりするけど
![](https://assets.st-note.com/img/1720160813207-Xce0kf07Ek.jpg?width=1200)
オープニングクレジットから
流れるイラスト音楽
そしてボートをこぐ少年
スケッチブック
孤島、砂浜、青空、海、魚、
特に主人公の男の子、フィンが描く
スケッチブックの絵はそれだけでも
映画一本観たくらいの
ワクワク感あったな♪
![](https://assets.st-note.com/img/1720160884773-7VcTyWlu9u.jpg)
書かれてた絵の作家さん
両親に先立たれ姉とその彼氏に
育てられているフィン
友達のような三人の関係が
見て取れる。
けれども両親をなくした生い立ちも影響しているのか
絵を描くことが10歳の少年の人生の大半をしめていた。
片時も離さないスケッチブック
ペンケース。
少年の生い立ちと彼の描く絵が
そんな主人公の無垢な人格を
映し出していて、それが、
この先に起こる彼の人生へと
物語を進めていく。
映画冒頭の
デニーロの登場に
びっくりさせられます。
もちろん彼は
キーマンなのですが・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1720161038279-8W83C7X433.jpg)
それは置いといて…
ある日、近隣の怪しい洋館に住む
大富豪の老婦人ディンズムア夫人
(アン・バンクロフト)が姪エステラの遊び相手にフィンを選んだ。
誰も寄せ付けずに人の出入りを閉ざすかのような門
生い茂り森のようになった庭の木々
その場所でフィンは少女と出会う
そしてまたディンズムア婦人、
カノジョの存在も一生消えないんだろうな
![](https://assets.st-note.com/img/1720161274098-rhnk6VU8mo.jpg)
物語はこの幼少期の二人が踊るシーンから
成人へと移り変わっていく
幼少期、成人、いつまでたっても
異性に対する相手の気持は謎のまま深まるもの
こちらからして見ると
何を考えているかわからない異性に
ほんとやきもきしてしまう
実際にも映画のように
翻弄され続ける日々が
未来永劫、永遠につづくのけど
![](https://assets.st-note.com/img/1720161352165-1P8iqJKibZ.jpg)
話を映画に戻すと
自分の世界が絵を描くことで
生きているフィン
そんな中、出会った現実と空想の
境界線にあるような女の子。
彼の人生はこの二つのことを
モチーフに展開し翻弄されながらも成長を遂げていく、恋愛の中で翻弄され、そしてその存在をひたすら
純粋に守り続けアーティストとして成功していくサクサスストーリー
というには映画の紹介には簡単すぎるけど……
…………………
幼少期、姉が家を飛び出した後、
養ってくれたジョー。
またキーマンの脱獄囚
アーサー・ラスティング。
彼の生き方を支える存在として
脇を固めている。
個人的にはとても絵を描きたくなるそんな映画だった。
映画見た後すぐに
小さなSketchbook買いに走ったもんな
![](https://assets.st-note.com/img/1720161855379-mUMGCvX5PK.jpg)
なんにしろ好きになる相手ってのは
魅力的でほんとずるいやつです。
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