ノンストップ 2日目篇
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07:05
最寄り駅 朝
昨晩は早めに休んだ。
とはいえ2時半とか3時だった気もする。
いつもよりは早いか。
土日は安定の「みどりの日」。気持ちが軽い。朝日が昇る。西には白い月。
移動時間は寝る時間、というのが常だったが
このところブログの更新が継続している。
なんだかんだと11月中はずっと続き
12月も続いていきそうな流れ。
ネタには困らない生き方してるから
あとは書くだけなんだ。
記憶を引き出すのは楽しい。
最近の記憶は特にそう。
本当は昔のことこそ
書かないといけないんだけれど
まぁ、少し先になりますねぇ
終わりまでに果たせばいいです
約束ですからね
「陶苑」までの道中
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1日が穏やかに過ぎていく。
お願いされることを着実にこなす。
人に必要とされるのは嬉しいもので
自分の役割があるのに安心する。
気候が寒くなってきたせいもあり
ダルマストーブの灯油を入れるのにも
汗をかく、ということはない。
今日は1日、ほぼ座って、集中して
PCの処理をお手伝いしていた。
まあまあな時間、1人で。
午前中は一刻ほど常連さんと話しつつ。
基本的には、1人。
お店の人は他にもいるが
それぞれが自分の仕事に勤しむ。
1人。
心地よい孤独。
そこには、充実の文字が浮かぶ。
ありがたいなぁ…
んー…、ただ…今日、あんまり汗かかないなぁ。
このまま銭湯に行くのは、どうなんだろう…。
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夕方。
天使のはしごが上に下に延びている。
「天使なんておらんぞ」
心に住まう魂の片割れがぼやく。
「知ってますよ。表現の自由くらい
好きにさせてくださいよ」
世界を切り取りながら1人、声に出す。
暮れていくのは世界だけかい?
なんでも同じだって、私は思っているよ
かつて片割れが言っていたことを想う。
駅へ向かう。
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移動中はブログを書き続けている。
名古屋へ向かっている。
電車が近鉄四日市駅を発車する頃
「忘れ物篇」の第1稿があがる。
内容をざっくりチェックする。
ブログは収益を目的としていない。
文言、表現が間違っていても
自分の記録だからと、さほど気にはしないが
念のため一度、キチンと確認しておく。
後ですぐ修正できるのがいいところだな。
桑名を抜ける頃にはアップロードまで終わる。
昨日のイベント、止まんなかったな…。
すごいライブだった。文字にできるかな?
自信ないなぁ…。
「フロとメシ篇」の序盤を書き始めつつ、
未だ見ぬ昨日の記憶の文章群に震える。
というか、イベント継続してるから
今日のライブイベントまで
「ノンストップ」枠なのか。
長くなっちゃうなぁ。
まぁ、楽しいからいいか。
作文に集中しすぎ、気が付けば名古屋駅。
銭湯をきちんと決めていない。
どうする。
17:49
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行ったことないところへ行こうというのが
このところ、指針にある。
今日は汗をあまりかいていない。ので。
じゃあ、ちょっとくらい汗かいてもいいよね。
ということで。小走りに名駅前から南東へ。
通勤ルートの裏路地に1つ、銭湯がある。
通勤途上では…特に、帰り道とかだと
なかなか寄らないし、行く機会はない。
ライブなければ、まっすぐ帰るからなぁ。
場所は名駅から25分ほどの場所。
小走りなら20分といったところか。
永楽湯
大須の西の路地にある銭湯。
息もあがらないくらいの小走りで到着。
適度に汗をかけた。よしよし。
入口にゴジラのポスターが貼ってある。
休憩してる人が多く写真はやめとく。
入浴は500円、サウナは100円プラス。
支払いをする。
「じゃ、サウナ有りでー」
「サウナは黄色いタオルを持って入ってね…
…白いタオル使う?」
番台のおばあさんが、とっても優しい。
では、ありがたく。と、
黄色と白タオルを借り受ける。
脱衣所にはさほど広さを感じない。
若干の圧迫感があるのは構造上の
室内の見え方のせいだろうか。
お風呂セットを持ち、いざ浴場へ。
ムッ
最初に気が付く。この浴場、時計がない。
これはちょっと困るなぁ。
ペース配分ができない。
とりあえず、手早く髭を剃り
頭、体の順に洗う。
カラン、シャワーの圧、温度は申し分ない。
浴室内は湿度が高く、もやっとしている。
暖房も聴いているような感覚。
湯気がすごいなぁ。
湯船は中央に2つに別れた浴槽がデン。
奥にジェットと電気風呂。薬湯。
電気風呂は強めであった。パスする。
強すぎる電気風呂は得意ではない。
昨日入った平田温泉の電気風呂は
3種類のマッサージがあり、気持ち良かった。
ひとえに電気風呂といっても
いろいろあるから
試したり試さなかったりしている。
サウナは珍しく浴場側にない。
なんと脱衣所に出入口がある。
サウナに入るためには、1度浴場から
脱衣所に出ないと行けない。
それで水風呂は浴場にあるもんだから
また脱衣所を通って戻らないと行けない。
変わった構造だなぁ。サウナはちゃんと熱い。
4人も入れば一杯になりそうなキャパである。
浴室へ戻り、水風呂に入る …ぴぇ!?
バキバキに冷たいぞ。
…それもそうか
冷水が掛け流しされてる。
水がダバダバと槽に注がれる。
閉める栓はない。店舗の方針かなぁ。
いやはやしかし。
新鮮な冷たい水はありがたい。
気持ちがいいものだ。
時計がないことで
少しせかせかしてしまう。
もったいない気もするが
ライブに遅れるわけにもいかん。
早めに風呂から上がり
体をよく乾かして玄関へ。
玄関には番台のおばちゃんの
旦那さんだろうか、おじいちゃんが
「ありがとねぇ」
と、のんびり声をかけてくださった。
お2人に聞こえるよう、ゆっくり
「ありがとうございます、いい湯でした
おやすみなさい」
と告げて、玄関を後にする。
時間に追われない様子が
とても羨ましくも感じた。
人情味満点の銭湯である。
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銭湯を出て、東の通りを目指す。
あっという間だ。地下鉄の入口が現れる。
時刻は
18:50
ここから会場の新栄HUNNY-BUNNY まで
30分くらいだろうか。
電車は伏見で乗り換えする。
さぁ、会いに行こう。
つづく