大転子の出っ張りが気になる方へ『卍ストレッチ』のすすめ
トレーニング以外のアプローチも大切
美脚作りに限らず、この流れを理解することはとても大切です。
例えば『スクワットによって太ももが太くなってしまった!』
という方の場合は、
①②を行わないことで、前ももが働きやすい『状態のまま』でいる。
③を行わないことで、前ももが働きやすい『動き』が改善出来ていない。
といった感じですね。
さらにこういった側面もあります。
美脚作りに関しては
・大転子の突出が目立ちにくい
・股関節や膝関節、足関節の捻じれによるO脚やXO脚ではない
・前ももや外ももではなく、お尻が働きやすい
そんな状態を保てることが理想的です。
どのような股関節が良いのか
股関節は『骨盤』に『大腿骨(太ももの骨)』がハマって出来ています。
その『ハマり』を安定させるとこのような変化が生まれます。
トレーニング前に左脚のみ調整を行った結果です。
調整後『お尻を使う感覚が分かりやすい!』と感じる方が多いですね。
『ハマり』という表現について
理学療法士などの治療家さんの間では
・股関節の『ハマり』を改善する
・股関節の『整合性』を改善する
・股関節を『求心位に保つ』
と言った表現をすることがあります。
しかし、実際のところ股関節はそう簡単にズレることはないようです。
私自身は動画で検体を確認しただけですが、ぐるぐる動かしても目視で分かるほどズレたりはしませんでした。
ですから、ハマりがどうこうといった発言をすると一部のお医者様からは嫌がられることが多いので注意してください。
以前その発言を匿名のお医者様に叩かれ、その方のフォロワーさんに人格否定までされた経験があります(笑)
しかし、こういった矢印の動き(関節包内運動なんて言ったりしますが)を意識したストレッチを行うと、
動きや見た目が改善されることが多いのも事実です。
(股関節のつまりを感じる方にも有効です)
また、立っている状態では以下のような圧力もかかります。
例え検体では目に見えないほどの動きであっても、
実際には股関節を『動きやすい位置で安定させること』は重要だと考えています。
小さな筋肉の大きな働き
股関節を安定させるにはこれらの小さな筋肉がしっかりと働いていることが大切です。
こういったうつ伏せで行える種目でも改善は可能です。
上記の種目もかなりおすすめですが、
今回お伝えするエクササイズは上記の小さな筋肉の収縮を促し、
・先ほどの写真のように『大転子を目立たなくする』
・股関節が動きやすくなることにより、お尻が使いやすくなる
といった効果が強く得られる種目となります。
おススメするのは『卍ストレッチ』
エクササイズの名称には『ストレッチ』と入っていますが…
実際には『弱っている筋肉を活性化させる』種目です。
先ほど書いたように『硬くなっている筋肉を弛める』ことも大切だということはご理解ください。
では、早速行ってみましょう!
必要なものはやる気だけです。
(以下の写真は右脚のエクササイズとなります)
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