デートでときめかずにイライラする病気にかかりました。

Q. いつもデート相手にイライラして、ときめきません。日々悪化しています。どうしたらいいですか？

鬱姫：鬱っぽいお姫さま。ヘビースモーカー。28歳。
ねこ：鬱姫ちゃんの唯一の友達。チャオチュールしか食べない。3歳。

鬱姫：大人になってデートの回数を重ねると目が肥えてきて、ときめきよりイライラが増えるよね。でも、ぶっちゃけ頭がいい人とだったらデートでイライラしないと思う。

ねこ：頭が悪い人とデートしてるってこと？

鬱姫：学力じゃなくて地頭のほうね。相談者さんが超絶わがままな可能性もあるけど、デート相手にコミュニケーション能力があれば……つまり察する力があれば、相手をイライラさせないと思う。

ねこ：頭が良かったら、相手が何を求めているかとか、何をしたら喜ぶかとか、大体見当がつくもんね。

鬱姫：そうそう。でもそういうのを絶妙に外してくるからイライラするわけでしょ。レストラン予約してなかったり、メニューの注文もこっちに丸投げだったり、お会計で1000円多く払っただけで奢ってあげた感出したり……こういう行動はモテないから、頭がいい人はやらないじゃん。

ねこ：デートでモテなかったら意味ないもんね。でもさ、なんで相談者さんはイライラする人とばっかりデートするわけ？

鬱姫：いや、頭がいい人は恋愛市場に出回ってないだけ。だって頭がよくて女性が求めることをバシバシやってくれるような男性ってモテるじゃん。彼女いるじゃん。女の子に困ってないじゃん？

ねこ：合コンとかにいるわけないね！

鬱姫：もし彼女と別れても、すぐに新しい彼女ができるから出会うチャンスが少ないよね。頭が悪い人はなかなか恋人ができないから、何度も出会いの場に行くでしょ。人気商品は売り切れるけど、不人気商品は余っているからいつも棚に置いてあるっていう。

ねこ：じゃあ無理ゲーじゃん。ときめく人とは出会えないじゃん。

鬱姫：だから、現状打破する方法は2つしかないよ。それでも出会いの場に行きまくって「数打ちゃ当たる！」でごり押しするか、人のものを奪うか。

ねこ：いや、さらっとつけたけど！後者！略奪愛！

鬱姫：いい男には彼女がいるもん。数を打つほうがハードルは低いけど確率も低くて、略奪愛のほうがハードルは高いけど確率も高い。ローリスクローリターンか、ハイリスクハイリターンか、好きなほうを選ぶしかないよね。

ねこ：極論だな～。

鬱姫：略奪愛のポイントは、既婚者以外にすることかな。あとね、「頭が良くない相手しかデートできていない自分にも問題があるのでは？」と考えるのも大事だね。

ねこ：グサッとくるね。

鬱姫：自分の頭が悪かったら、頭がいい男から相手にされないからね。同じレベルの人間同士が付き合うっていうのは真理だよ。

ねこ：鬱姫ちゃんも彼氏いないじゃん？　数を打つの？　略奪愛するの？

鬱姫：なんもしないよ。鬱だもん。

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