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書くスピードが上がる3ステップ|会社員失格女が年収1000万に至るまで

私は平均すると1日5時間くらいしか働いていないのだけど、それでも会社員時代の倍以上お金をいただけている最大の理由は、書くのが早いからだと思います。

締切に追われた先月末は、10時間で3万5000字書きました。(月末に溜め込みすぎ)
1時間で3500文字だから、1分で58文字。400字詰めの原稿用紙1枚が4分で埋まります。
お金をいただくお仕事の原稿をこのスピードで書けるので、まあまあ早い方だと思うんです。たぶん。(丁寧に書くときは青天井で時間をかけますが)

ライターに限らず、学生でも社会人でも、報告書とか、レポート、感想文、手紙などなど、文章を書くシーンって世の中にたくさんありますよね。

日記とかSNSとか、自分が書きたい文章を自由気ままに書いていいならサラサラ書けるかもですが「これを書いてね」ってお題を出されると、そのお題に沿ってちゃんとまとめるのって結構難しかったりするじゃないですか。
小学校の時とか、読書感想文を書くってなると、男子がフリーズしてた記憶がありますもん。

早く書くための1・2・3ステップ

で、本題です。
早く書くためにおすすめなのは以下の3ステップです。

1、導入:こんなことが起きました(課題の背景の説明)
2、課題:だからこんな問題があります(問題提起)
3、対策:こういう対策で解決できそうです(解決策)~理由も添えて~

わかりやすいでしょ?

たとえば「自分の悩みについて書いてください」だったら、私はざっくりこう書きます。

(導入)
小さい頃から夜型であまり早く寝なかった。思春期も、夜遅くまでパソコンで動画を見たり、絵を描いたり、漫画を描いたりして趣味の時間を満喫していた。

(課題)
成長ホルモンが分泌される22~2時というゴールデンタイムにしっかり寝なかったせいか、私はすっかり貧乳女子になってしまった。出産後の授乳期だけ人並みの乳になったが、息子が卒乳した今はまたあるかなきかの慎ましい胸に戻ってしまい、貧相なことこの上ない。

(解決策)
大人になってから育乳するのは実際難しいが、せめてとナイトブラを着用し、体のラインが出る服を着るときは胸を盛れるバストアップブラジャーを着けて乗り切っている。『ないのなら盛って見せよう我の乳』である。胸を張って生きていきたい。

どうですか?
貧乳という悩みながら、それなりにキレイにまとまってますよね。いや私にとっては深刻な悩みだけど。
この例文は3分で書きました。

見切り発車して、ダメならGoogle先生に頼る

できれば「導入・課題・対策」の3つのポイントをイメージしてから書き始めるのが理想ですけど、思いつかない人はとりあえず書きだしちゃうのがいいと思います。

導入部分の「今の状況」や「これまでの経緯」は、とりあえずで書けるじゃないですか。書いているうちに「そういやこんな問題あるな」と課題に気づいたりするので、とにかく書いてみる。

「いや、書いてみたけど全然課題につながらないよ~!!」
って方も安心してください。
Googleは何のためにあるんですか?
調べるためにあるんです。
わからなければGoogle先生に聞けばいいんです!

書きたいテーマでキーワード検索すれば、大抵は「導入・課題・解決策」について触れている記事が出てきます。
いくつか下調べして情報収集してから、自分の言葉で書いてください!

ただね、ここで難しいのが、お手本を見ちゃうとどうしても引っぱられてパクリになっちゃうってことなんです。要はコピペになりがち。

オリジナリティを出せないなら複数記事を合体させる

できれば対策に自分ならではの視点も入れたり、もうひとつ違う角度から疑問点を出してみたりしてアレンジを加えるのがいいんですけど、
「もう時間がないし思いつかないよ!!無理だよ!!」
って人は、できれば3つ、少なくとも2つの記事を調べてください。
そしてその2~3つの記事を均等に混ぜ合わせて合体させるんです。

突然ですけど、あなたはお父さんとお母さんから生まれた生命体ですよね。
お父さんのまま、お母さんのままだったらコピーであってクローンだけど、ふたりを混ぜ合わせた生命体だから、オリジナルの、唯一無二の生命体ですよね。

まあそういうことで、ちゃんと複数の記事を混ぜれば、一応オリジナルコンテンツになるんです。
ただし、最低限のオリジナリティを出せるように、言葉選びを変えたり文章の順番を変えたりして「どうやったらわかりやすいかな?」って試行錯誤しながら書いてください。

ちなみにこの原稿は「早く書くコツについて書こう」とテーマだけ決めて見切り発車で書き始めましたが、30分で書き終えました。
約1800字を30分なので、やっぱり1時間あたり3500字前後が私の基本スピードみたいです。

文章を書くのを面倒に思う人もたくさんいると思いますが、 自分の言葉で作った文章って自分の分身みたいなもの。
納得できる文章を書いたり、文章を人から褒められるのって本当にうれしいので
、ぜひみなさんもたくさん書いて、素敵な文章ライフをお過ごしください!

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秋カヲリ@星天出版代表
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