遠刈田温泉 温泉山荘だいこんの花 宿泊記
先週、宮城県の遠刈田温泉に1泊の旅行に行ってきました。
今年は仕事始めから仕事が続いて3連休も全く休みなし。その後ようやく休みになったので骨休めに温泉旅行に。奥さんの誕生日祝いもできなかったのでそのお祝いも兼ねてです。
日曜日。朝のローラーをした後、いつもの用事でまずは郡山まで。お昼にはいつものコーヒー館でサンドイッチを二人で一皿。
それから、遠刈田温泉へ。温泉山荘だいこんの花という温泉旅館です。遠刈田温泉は蔵王の麓。この辺りは蔵王ヒルクライムで来ていましたが温泉は初めて。
旅館内に4つの貸切露天風呂があるそうで、お部屋はお風呂なしのタイプにしました。貸切といっても空いていれば自由に入っていいというもの。それと大浴場もある。どうせなら全部に入ってみよう。
旅館でゆっくりしたいので早めにチェックイン。3時半くらいに着いたでしょうか。部屋も広々としていてなかなかよかったです。全部で18室とかで、たいへん贅沢なお宿。館内着に着替えたら早速お風呂に繰り出しましょう。
寒さに凍えた体に染み入るようである。それにやはり開放的で良い。寒いため、あまり裸でうろうろはできないけれども。
一つめのお風呂をクリアした後は館内サービスのビールを頂きに(僕はアイスキャンディーですが)。三角揚げも焼いて食べ放題だったのですが、これからの夕食に備えて一人一個に留めました。
夕食前にもう一風呂、ということで2つめの露天風呂へ。しつらえは違うけど泉質が違うわけでもないのかな。まあいいけど。
夕食は母屋のダイニングで。前菜が色々出て、メインは仙台牛とか鴨肉とかのお肉と大根のしゃぶしゃぶ。箸休めということで白菜が半分に切ったのも置かれていたのですが、これもお鍋に入れて完食。
全部きれいに食べましたが「量が多くて他のお客さんは残される方が多い」と言っていました。
デザートはブッフェ形式で食べ放題なのですが、それとは別にお誕生日祝いにケーキを出してもらいました。ムースケーキで意外にパクパク食べられそうでしたが、半分は部屋に持ち帰り。
さらにその後の時間には夜食もあることは下調べ済み。もちろん食べなくてもいいのですが、出るからには食べられるだけ食べてやろうと。そのために今朝はローラーで無理矢理カロリー消費に努めたのだし、お昼もあまり食べないように調整してきたわけです。
さて、タダで出来ることはくまなく利用してやろうの精神で、食後はいったん岩盤浴に行き、そのあとは3つめの貸切露天風呂へ。外は雪が降っていたのですが、雪見風呂などと風流なものでなくただ寒い。
母屋に戻って、お夜食の蒸しパンと温泉ゆで卵。お酒や飲み物、ナッツなどもありました。お腹の調整がうまくいって、僕にしてはけっこうな量を食べることができたので満足。お風呂巡りも3つ行けたし。
明日の朝は散歩でもしようかと思っていましたが、この雪の降り方では行く気にならないな。明日はゆっくり起きましょう。重いお腹をさすりつつ眠りにつくのでした。
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朝は6時くらいに起きる。小とりサロンでコーヒーでも飲もうと思ったけど、コーヒーマシンのコーヒーがファミレスのドリンクバーみたいで非常においしくないので、お茶にしました。せっかく良い旅館なのでコーヒーも良いのを出してくれるといいと思いました。(朝食後のときだけはドリップコーヒーを淹れてくれるのですが)
窓の外には小鳥の餌置きがあって、見ていたら、おや、リスがやって来たぞ。冬眠していて何にもいないのかと思いきや。リスが去った後は小鳥も次々に来ていた。特製トマトジュースを飲んで部屋に戻る。奥さんを起こしてお風呂に。4つある貸切露天風呂の最後の一つ。まあこれで最後かな。大浴場には行かずじまい。
朝食へ。朝食は一部バイキング形式なのですが、どうも昨日の食べ過ぎでお腹が空かず…。一通りは食べましたが、食べ終わる頃にはもう苦しい状態。一杯ずつ手で淹れてくれるドリップコーヒーはせっかくなのでいただきました。これはおいしいコーヒーでした。
部屋に戻って一息つくともうチェックアウトの時間になってしまった。あっという間である。至れり尽くせりではあったけど、せわしない滞在になってしまった…。ビールとか夜食のサービスとかたくさんあるのはいいけど、時間が決まっているから「何時までいかなきゃ」とか「その間にお風呂に入って」とかやってると忙しくなってしまった。まあ、そういう貧乏根性で来るようなところではないのでしょう。
また次に来るときは、たぶん気持ちにも余裕を持ててもう少しゆっくりできると思います。まあ来れるかわかりませんが。他の季節にも泊まってみたいですけどね。