第18回日本神経理学療法学会学術集会
こんばんわ。萩です。今日は、週末に行われた、
第18回日本神経理学療法学会学術集会に参加した感想を
述べていこうと思います。
初のWEB学会
私は初めて、WEB学会に参加いたしました。
去年は横浜で行われた学会で、
今年は京都!!!なんて
思っていましたが、コロナでWEB開催に、、、
ずっと長い間、パソコンと向い合せで集中できるか
不安でしたが、今年も7000円を課金し、参加させて
頂きました。
1日目
1日目は、大会長の大畑先生の素敵なビデオ映像を
含めた挨拶からスタート!
秋の京都を感じられて、個人的にはとてもよかったです。笑
そこから教育公演を行き、「歩行」の基礎について聴講。
・森岡先生の脳と神経メカニズムの話
・阿部先生の歩行と脳画像を含めた話
この2つの話を聞いて、「歩行」についての知見を学習。
色々と考えることがたくさんあると痛感。
その後、
シンポジウム1 / 急性期はどれだけ安静にすれば気がすむのか? リスク偏重主義へのアンチテーゼ
を聴講。
普段は回復期病棟で働く、私には、あまりなじみのない話だと
思いましたが、
急性期病院のリスク管理から早期離床に至るまでのエビデンス等の
説明もあり、
興味深く聞き入っていました。
正直、今までは「もう少し早く離床できなかったのかなー」と
思うこともありましたが、BADや血圧低下のリスクなどを聞き
「自分だったら怖くて起こせないな、、、」
という気持ちが強くなりました。
DM、女性、高血圧、など様々な危険因子を加味しながら
早期離床を判断していく、
急性期の方々には本当に尊敬致します。
いつもありがとうございます。
その後は、色々と演題を見たりしながら
シンポジウム2 / 生活期は運動量さえ増えればいいのか? データ偏重主義へのアンチテーゼ
を聴講。回復期病院を退院後の、身体機能の低下。
生活期において、
どのように活動量を上げていくか、認知症との関連などを
示した報告を聞きながら、
私が務めるような回復期病院では、
患者様の生活に必要な動作を練習できているか。
外出頻度や退院後の生活を見据えられているか。
改めて、考える必要があると感じる内容でした。
2日目
2日目の初めは
テーマ指定演題4 歩行
を聴講。
4つの演題とも、自分にとっては難しい内容のものが
多く、解釈に時間が要しそうです。
職場の先輩にも意見を交換しながら、
それらを臨床にどのように生かしていくかを
模索していこうと思います。
その後も、一般演題を見ながら、
学会で一番たのしみにしていた、
シンポジウム4 / 回復期は装具を使えばそれだけでいいのか? 装具全能主義へのアンチテーゼ
を聴講。
臨床では、歩行や立位を行うために装具を用いることは
多々ありますが、
装具を使えばOK!
ではないとこを改めて痛感。
装具はあくまでもツールの1つ。
歩行の何に対してアプローチしているのか、
どうしてその装具を処方するのか。
それらを考え、患者様に使用していかなければ
ならないと感じました。
学会を終えた、この数日はそのようなことを
考えつつ、臨床に取り組むように心がけました。
その後は
シンポジウム5 / 未来の理学療法士へのコミットメント 10年後にはここを変える
を聴講。
演者の方々が、10年前と現在で変わったことも踏まえて
発表して下さり、
今後10年先の未来にどのようなことが必要になるかを
述べてくださった貴重なと感じた内容でした。
理学療法の明るい未来を少しでも感じらてた時間でした。
最後に
初めはWEB開催の為、参加を考えていましたが、
いざ参加すると、とても楽しい学会でした。
オンデマンド配信もあるので、12月18日までは復習も
しながら、学びを深められたらと思っています。
運営に携わって頂いた方々、発表して頂いた先生方、
学会に携わって頂いた方すべてに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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