「萩・ひとに出会う旅」で、観光旅行とはひと味ちがう〝萩の日常〟を楽しみました!!③
【~2日目前半~モーニングうどんを食べて、ハイカラな着物で町家散策♪】
2日目の朝。
創業50年の老舗、うどんの「どんどん」本店で開店を待つ皆さん。
萩に移住して間もなく、なんとなく気づいたのが萩っ子たちの「うどん好き」っぷり。うどんといえばそう、やはり自ら「うどん県」と名乗る“あの県”のイメージが強いのですが、実際に住んでみると、、どうもこの「どんどん」文化が浸透している山口県全体で「うどん好き」の印象を受けます。(全国のうどん好きな皆さん!! 山口は隠れうどん県ですよ〜♪)
「どんどん」のうどんは、やさしいお出汁、たっぷりのネギ、とろモチッとした食感の麺が特徴。
味はもちろんですが、1コインで食べられることにもこだわった“モーニングうどん”も人気です。お得な値段で食べられるのはうれしいですね。
実は萩って、「江戸時代の地図がそのまま使える」と言われるほど城下町の町並みが残っていて、着物姿がよく映えるんです。
参加者の皆さんにも実際にそれを感じて頂きたいため、お次は着物体験に!
萩市は「きものの似合う街大賞」でも全国グランンプリを受賞したり、毎年に秋には「着物ウィークin萩」というイベントを開催するほど、着物姿でのまち歩きが楽しいまちなんですよ♪
今回、着付けを担当してくださったのは、日頃から農泊ホストとして活躍する市内のお母さんたち。
国内外からのゲストを⾃宅でお迎えする「農泊(ホームステイ)」をきっかけに仲良くなった5⼈のお母さんたちは着物が好きで、ゲストのおもてなしの⼀つとして着付け体験を⾏うことも。
着付けをしてもらいながら会話が弾んで、皆さん農泊も体験したいとおっしゃっていました。
せっかくお洒落な着物姿になったので、そのまま町を散策。
訪れたのは「浜崎伝統的建築物保存地区」。東京ドーム2個分くらいの広さの中に、町家や土蔵など伝統的建築物に特定された137棟の建築物が連なります。
そこでは、毎年5月に「浜崎伝建おたから博物館」を開催するなど、浜崎の魅力を積極的に発信して、地域を元気にする活動をしている「浜崎しっちょる会」の方にお会いしたり、中村船具店で地元の方と交流したりしました。
2日目前半はここまで!
次回、最終話をお楽しみに~(^-^)v✨
文:三枝英恵
写真:河津梨香