「森香るシャボン玉あそび」で園児たちが大喜び🎶
こんにちは! 萩市ローカルエディターのうえだ&さえぐさです。
今回は、萩市紫福(しぶき)地域にある紫福保育園で「木育(もくいく)体験教室」があるということで、取材してきました。
萩市では、木材への親しみや木の文化への理解を深め、木材の良さや利用の意義を学んでもらうことを目的に、市内の事業者に声かけして、幼稚園児や保育園児を対象とした木育体験を実施しています。
今回の体験教室はその一環として、萩市地域おこし協力隊OBの秋山光里(あきやま・みつのり)さんが企画したもの。
秋山さんは、萩産の夏みかんや柚子の果皮、ヒノキの端材や枝葉部などからアロマオイルを精製する「萩アロマ蒸留所」を2022年に開業。
ふだんは処分されてしまうような果実の皮や間伐材などを、「香り」として生まれ変わらせることで、新しい価値を創造するサステイナブルな取組みをされています。
木育体験教室では、まず園児たちにヒノキやスギ、マツなど身近にある木の種類や匂いを知ってもらい、そこから抽出したオイルについて説明。
間伐材のチップにヒノキオイルを垂らし、香り袋を作るワークショップを行いました。
オイルの香りやチップの感覚を実際に確かめながら、上手に香り袋を作成させた園児たち。ひとつずつ、自分の手で作ったオリジナルの香り袋に、とても満足そうでした♪
お次は、ヒノキの香りのついたシャボン玉づくりに挑戦!
まず、フラスコに水を入れて・・・
割れにくいシャボン玉を作るために砂糖を量り、
シャボンの素になるキッチン洗剤も量りますヨ〜⭐️
〝きちんと計量する〟ということは、本来ならば小学校に上がってからしっかり経験することになりますが、ひと足早くお兄さん・お姉さんの勉強をすることは、却って刺激になったようです。
こどもらしく楽しみながらも、真剣に取組む様子が印象的でした。
砂糖の入った水を、みんなでまぜまぜ〜♪
そこに量った洗剤を入れたら、透明だった液体が真っ白に!
たちまち変化する液体に歓声を上げるこどもたち。
「ミルクみた〜い✨」と大喜びです。
最後に香りをつけるためにヒノキオイルを足したら「森香るシャボン玉液」のでき上がり!
さっそくみんなでお外に出て、お待ちかねのシャボン玉タイムです❣️
「いいにおい・・」
ストローに液を浸して息を吹きかけると、虹色にぷうっと膨らみます。
ほのかにヒノキの香りがするシャボン玉が、砂糖の効果で長く割れずに飛んだり、足もとに残ったり。
最初は馴れない様子でしたが、だんだんと大きなシャボン玉を作れるようになるお友達も出てきました。
しかも飛ばすだけにとどまらず、カップの上にフロートアイスのようにシャボン玉を膨らませる新しい遊びまで発明。
あっという間にこどもたちの間で流行し、さすが遊びの天才だな、と感じさせてくれるシーンもありました!(笑)
木材の種類や香りを実物で学んで、実際に使って遊ぶところまでやってみた今回の木育体験教室。
こどもたちにとっては、遊びながら身近な木に触れることができ、親しみ度もグッ⤴︎⤴︎と上がったのではないか…そんなふうに感じられたひとときでした😊👌❤️
次回、8月11日(金)には、萩市林政課が萩市民館で市内小学生向けの大きな木育体験イベントを開催します(詳細は、萩市林政課 ※予約期間7/14~7/27 定員に達し次第受付終了)。
秋山さんの「萩アロマ蒸留所」は当日受付(材料が無くなり次第終了)で、シャボン玉と素敵なアロマブレスレットづくりを行う予定だそうです!
と〜っても楽しみですね❣️😆✨
ご興味のある方はぜひ参加してみてください!!
写真・うえだこうじ
文・さえぐさはなえ