本題その⑥ 母のひそかな楽しみ(後編)
こんにちは。
いつもお読みくださりありがとうございます。
本記事は “中編” の続きになります。
よろしくお願いします。
(※ 現役JWとして頑張っておられる方には、つまずく内容です。閲覧はお控えください)
現役エホバの証人(JW)の母が、「姓名判断」の本を購入した事がきっかけ(?)で、父が「悪霊」の害を被るというあの変事から3年ほど経ったある日。
当時の私は いつものように、親への気遣いをし実家に顔を出して、その日は居間で母と何気ない会話をしていた。
少しすると、奥の部屋から父が出てきて居間に入って来た。
その時の父は、何やら不機嫌そうな顔でどうも具合が悪そうにしている。
私は「風邪でもひいて体調が悪いのかな?」と思っていると、
父は突然、少し強い口調で
「何か “変なもの” を家の中に持って来てないか?」と、母に尋ねる。
私は「?」
父の言っていることが理解出来ずにいると、
母はすかさず立ち上がって、JWの文書や書籍が並ぶ本棚の中の後ろに隠してあった1冊の本を取り出し、それを父に見せ、なんだか ばつが悪そうにしている。
私は、母が手に持つその本を覗き込むようにして見ると、
ん?
あっ!
またまた「姓名判断」の本!!!
はぁ??
私は、超〜ビックリ!
すると、いつもの優しい父は変貌し、
「お母さんがそういう事をすると、こっち(父)が巻き添えになるんだぞ💢💢!!∝%✕$☆β#▶!&@¿¥…………… 」
と、かなり怒っている。
私は その ”父“ にも、超〜ビックリ!
父は、風邪などで体調が悪いのではなく、どうやら この今、すでに身体が何かに重くのしかかられているように感じ、そして気分が悪い と言う。
怖っ···········
今回、母は父に内緒でこっそりこの「本」を再び購入し、1人で楽しみ、そして父に見つからないよう隠していたにもかかわらず、父に被る「悪霊」の知らせ?で、母のひそかな楽しみはあっさりバレてしまった。
これまでで、父の言う「悪霊」の現象は3度目。
もしや 父の意外な能力? 霊媒体質なのか、ただ単に感受性が強いだけの事なのか……なぜなのか本当のところはよくわからないが、私は色んな意味で怖さに震えた。
もちろんその後は、以前と同じように 再びその本を屋外で燃やし、今回の出来事も 一件落着した。
そういえば昔、私が結婚して間もない時に 母は、
「ご主人の姓に変わると、あんたが原因で家庭が上手くいかないから気をつけなさい」
なんて、私に言ったこともあったな……
これ、
”エホバの証人“ の信者が言うアドバイス?
また、コロナ禍になるちょっと前……
母を連れて3泊4日の旅行先のホテルの部屋で、テレビを見ながら就寝前の何気ない会話で、私の好きなアーティストの名前を言ったら、鉛筆とメモ用紙を取り出して ソッコー「姓名判断」やってたね……
(あれ以来、もう本は持っていないが、頭の中に記憶されているらしい)
それを見た私は、
「まァーーだ、そんな事やってるのー?!」
と言うと、母は
「何らかの霊の力が働いているから、あながち間違っていない」
と。
·····························(◎o◎)!
時間は夜の11時頃。
実家に1人でいる父は、もうとっくに寝ている時間。
たった今、母が行なった「姓名判断」で、父のもとに4度目の「悪霊」の現象が起きているのではないか? と、ちょっと気がかりな私でした・・・・
母よ……
これまで私には散々 JW特有の厳しい多くの規律、そして 生き方 を当てはめるよう強要し、押しつけておきながら、それでいて 自分の事は棚に上げ……
まずは あなたが当てはめてみたらどうですか?……
ちょっとアブナイ暴露話(笑)
最後までお読みいただき いつもありがとうございます。