本題その⑦ 歪んだ思考
こんにちは。
いつもお読みくださりありがとうございます。
(※ 現役JWとして頑張っておられる方には、つまずく内容です。また、気分を害する不安のある方などの閲覧はお控えください。)
今はどうか分かりませんが、その昔 私がエホバの証人 (JW) 2世として活動していた時は、信者たちの「プライバシー」というものがあまり無かったように思います。
まぁ、昭和〜平成 という時代背景だったからなのかもしれませんが…。
当時、私が所属するt会衆 (※仮名)では、職場はもちろん、給料の金額、学歴、そして服を買えば
「どこで買ったの?いくら?」
髪を切れば「どこの美容室?カットでいくら?」
中古の車を買えば「買ったの?何年ローンで月々いくらずつ払うの?」
などと、いちいち 何でもかんでも根掘り葉掘りよく聞かれていました。特に40代50代の うわさ好きの古株姉妹たちに。
アパートの一人暮らしで 住所を聞かれ、教えると (教えないという選択肢は無い)、2,3日後に40代の古株TH姉妹が ある日突然やって来る。そしてインターホンの無い玄関先のベルを鳴らし、玄関ドアをドンドン叩いて、
「 ✱✱ (私の名前) 姉妹〜! ✱✱しまぁ〜〜い!」
と、大音量📢の声で、何度も何度も私を呼ぶ。
(特徴のある声で 誰だかすぐ分かる)
その声が 向かいの家の壁に反響して、周りの住人におもいっきり丸聞こえ。
恥ずかしいやら迷惑やら… (;一_一)
私の生活パターンは、日中は伝道 (布教活動)、夕方からは8時間勤務のアルバイト。
出勤前の少しの仮眠をとる時間帯に そのTH姉妹が訪ねてきた。
アパートの階段を上がって来てまで 一体何しに来たのか知らないが (おそらく様子見)、私は居留守を使った。
翌日の王国会館での集会後、TH姉妹が私の所に来て
「昨日アパートに行ったんですよ!車があったから居たでしょ?聞こえなかった?」
と言われたので、
(すぐ隣にある→)「コンビニに行ってました」
と言って ごまかした。
普段は 挨拶を交わすくらいで、親しくしているというわけでもなく、私より25歳くらい年上でまさに、 “ ザ✩エホバの証人 ” の古株姉妹なのだが、なんだか私の母みたいに監視されているようで、不愉快だったのを覚えている。
そんな個人情報は “うわさ話” としてソッコー会衆内に広まり、誰もが皆 お互いのプライベート事情を知っているかのよう…
そして、そんな “JWうわさ話” は所属する会衆内にとどまらず…
私は 親のエゴで、6つの会衆を必然的に渡ってきたのだが、引っ越しでそれらの会衆を去って (ハイさよなら) というわけではなく、それからもずーっと繋がりがある。
なので、そんな “うわさ話” は尽きることがなく、何らかの “変化” があると それらの会衆からの新着情報が耳に入る。
(…エホバの証人コミュニティは狭い…)
例えば、
「✱✱兄弟が、ガンで入院」
「✱✱姉妹が、うつ病」
「✱✱兄弟と✱✱姉妹が結婚して、現在妊娠中」
「✱✱姉妹は正規開拓者だけど、奉仕 (布教活動) に たまにしか参加しない」
「独身✱✱姉妹が、不道徳 (婚前交渉) で排斥」
「独身✱✱兄弟が、JW研究生の主婦と不倫で排斥」
……など、他にもたくさん…。
「JWの立場」からすると、あまり喜ばしくない うわさ話ばかり。
そして、そんな “うわさ話” を聞きつけた私の母、また 母とよく似た思考、価値観を持つ 同年代の古株姉妹たちは、
「 終わり (ハルマゲドン) が近いのに、奉仕第一 (布教活動) にしないで 結婚なんかして。しかも妊娠してるって…!霊性が低いわね」
だの、
「✱✱姉妹 (2世) が、うつ病だって。弱いわね」
「✱✱姉妹は正規開拓者なのに、毎日奉仕 (布教活動) に出ないで どうやってひと月に90時間入れているんだろうね」
などと、日中の奉仕中や 王国会館での集会後に、コソコソ寄り集まって非難ごうごう。
実に不愉快…。
(今こうして、思い起こして書いている自分も 気分が悪くなる…苦笑)
「JWになって、聖書からいつも良いことを教えられている」と私に言うわりには、母は非難 そしていつも愚痴ばかり。
約40年もの間、この組織で一体何を学んできたんだろうか…
完全に、思考が歪んでいる。
母よ…
そういうあなたも、
「必要の大きな会衆で奉仕するために来た、あの神権家族の ✱✱家の子供たちは、世の人と結婚してJWを離れたらしいわよ」
「あ〜あ。やっぱりね。離れると思った…」
な〜んて、きっと… いや絶対、“うわさ話” になってますよ。6つの会衆で……
最後までお読みいただきいつもありがとうございます。