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【グランフォンド軽井沢】秋の軽井沢は最高でした【当日編②】

こんにちは、萩餅ぼたんです😊

『当日編』の内容が少し長くなってしまったので、急遽2部構成になりました。今回は後編となります。
最高標高のCPに到着して美味しいカレーをたくさん食べた後は、いよいよゴールに向けて出発。

レインコートを着て準備万端です!
…だから、なぜレインコートなのか?


✅『グランフォンド軽井沢』後半開始


湯の丸スキー場(CP4)から菱野温泉(CP5)まで

CPの湯の丸スキー場を出ると、10kmほどの長い下り区間に入ります。
レインコートを着た理由は、ダウンヒルの風で身体を冷やさないようにするためです。

標高1700mから一気に100m近くまで下るので、自転車の速度もかなり出ます。しかし、つづら折りが続き一般車も通る道路なので、これまでの下りと同じようにブレーキをかけながら35km/hぐらいの速度を心掛けました。

CP付近の木々はかなり紅葉が進んでおり、赤・黄・緑のコントラストがとてもきれいでした。

素晴らしい景色です!

下り中盤以降は視界が一気に広がり、小諸市街が良く見渡せました。
天気も快晴だったので、これほどまでにないくらい気持ちよかったです。


…しかし、それは下りが終わるまででした。

70kmを過ぎたあたりから、最後の登り区間に入りました。
3回の登りでそれなりに足を削られていたので、身体もそこそこに悲鳴を上げ始めているようでした。ですが、湯の丸スキー場のCPでカレーをおかわりしたお陰か、ゆっくりながら黙々とペダルを回すことはできていました。

そして、次のCPまでもう少しというところで自転車が急に進まなくなりました。ペダルが急激に重くなったのです。

驚いてサイクルコンピューターを見てみると、
勾配15%
いやいやいや、まじっすか💦

コースマップには「最終エイド会場の直前は、距離こそ100mぐらいですが、おかしいぐらいの激坂です」とは書かれていましたが、予想を軽く超えていましたね。
一番軽いギアにしてもなんとかペダルが回るくらいでした。

この看板あたりから激坂が始まります


ゼイゼイ言いながらも激坂を何とか攻略し、そしてついに最後のCPである菱野温泉 薬師館に到着しました。

広々とした会場ですね

最後のPCとあって、休憩している人たちもまばらでした。
とりあえず最後の登りを終えたということもあり、みなさん心なしか安堵した表情のように見えましたね。

さて、こちらで頂いた補給食は、たんさん万十とコーヒーです。
しかも、コーヒーはスタッフさんの引きたて淹れたてです!

激坂のあとの補給は染みますね!

身体が糖分を求めていたので、コーヒーには砂糖を一杯いれて…。
たんさん万十のあんこと、コーヒーの苦みが身体に染みます…。

同じベンチでお休みしていた他のライダーさんと少し世間話をした後、ゴールに向けて再び準備を始めました。

ちなみに、ここにはお馬さんが2頭います。かわいいですね(^^♪


菱野温泉(CP5)からゴール(CP6)まで

最後のCPを終えると、後はほぼ平坦区間です。

これまでの道のりが嘘のように、ぐんぐんスピードが出せます。
ああ、平坦ってすばらしい…。

しかし、この区間は舗装林道ということもあり、落ち葉や細かい枝がところどころにありました。路面も場所によっては凹みがあったので、気を付けないとパンクの原因になりそうでしたね。

舗装林道、ちょっとぬかるんでます


舗装林道途中85km過ぎあたりで、回り道の看板が出てきました。
どうやら直前に土砂崩れがあり、急遽コース変更があったようです。(後で確認したら、イベントHPは変更ルートに変わってました)

右折して回り道

旅に回り道はつきもの。
のほほんと下り道を進みました。そう、下り道。

実はこの回り道、本ルートに戻る登りがけっこうきつめでした。
ちょっと息が上がっていたのでサイクルコンピューターを確認してみると、勾配9%前後になっていました。100mぐらいの距離でしたが、さすがに最終盤にこの登りは応えましたね。


きつめの登りを終えた後は、舗装林道から住宅街に景色が変わってきました。ここまでくればもうゴールまであと少しです。

平坦でしっかり舗装された道でしたので30km/h前後で走行です。
ですが、住宅街なので人や車に気を付けながら進みます。

住宅街、石垣がきれいですね


そして「軽井沢 千ヶ滝温泉」のゲートを発見。

ゲート

最後の登りを意味もなくスプリント(笑)

そしてついに。

チェッカーフラッグがお出迎え!

ゴール!!

スタッフさんがチェッカーフラッグでお出迎え。
恥ずかしいながらも軽く手を振りながら凱旋です。

その後、受付で完走の報告をすると完走証とタオルをいただきました。

グランフォンド軽井沢-100 フィニッシャーの証です

今回はパンク等のトラブルもなく、しっかり走り切ることができました。
休憩時間込みで大体6時間でのゴールです。

そこそこ余裕はありましたが、CPが多い分あまり休憩を長くしすぎるとギリギリになってしまうかなという感想です。各CPでの休憩は10~15分くらいに留めておいたほうがいいかもしれません。


ということで、以上がグランフォンド軽井沢の全行程でした。

最後の補給食は焼きそば!!


✅イベントに参加して思ったこと


今回、こうしたサイクリングイベントに初めて参加してみましたが、一番強く思ったことはスタッフさんの支援が厚いということです。

富士ヒルもキャラクターエンデューロもスタッフさんの支援があってこそ成り立っています。ですが、15~20kmごとのにCPがあり、補給食もしっかり出て、交通誘導もしてもらえる。本当にありがたいことです。
※長距離イベントはブルべしかやってなかったからかもしれませんが…💦

もちろん、支援していただけることは当たり前とは思っていません。
会場の設営、前日・当日の各所対応、補給食の提供、今回のグランフォンド軽井沢に携わったすべてのスタッフさんにここでお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

また、軽井沢という自然豊かな地を思いっきり走れたことは、かなりのリフレッシュになりました。夏の間は暑すぎて室内での練習ばかりしていたので、久しぶりの外は本当に気持ちよかったです。

そして、久しぶりの山でしっかり足をいじめることができました。
いや~、やっぱり実走は練習になりますね。



…と、ここまでは良いお話ですが、ちょっと残念だったこともあります。
それは、追い越しのマナーがいまいちのライダーさんがいたことです。

走行中は風切り音で周りの音が聞き取りずらいので、後ろからくるロードバイクの音はあまり聞こえません。そのため、高速で横を抜かれていくとけっこうびっくりします。場合によっては、それでバランスを崩し転倒なんてことも十分に考えられます。

そういったことも加味して、私は追い抜きをする場合絶対に「通ります!」と声をかけるようにしています。

ですが、今回のイベントでは平地や下りの際に無言で追い越しをするライダーさんがけっこういました。こういうライダーさんは、どんなに早くてもまったくかっこいいと思えません。むしろダサいです。自転車乗りのイメージを下げているとしか言えません。

この文章を読んで、少しでもそういった人が減ればいいなと願っています。


✅それでもやっぱり楽しいですね


それでも、やっぱりサイクリングは楽しいものです。
またこうしたイベントに参加できればいいなと思います。

そのときはまたyoutubeとnoteに投稿しますので、みなさんのんびりとお待ちください。

では、また次回の記事でお会いしましょう😊


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こちらは自己紹介記事です。
もし気になりましたら是非読んでみてください😊

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