Clusterを始めたくうのしん
どもども、くうのしん(眉月空之真正宗:まゆづきくうのしんまさむね)です。
くまのぬいぐるみです。
今回は、clusterを始めたよ、という話をしていきます。
〇clusterとは何じゃ
clusterはスマホやPCなどでバーチャル空間に入り、色々なイベントやユーザーが作ったワールドを楽しめるサービスです。
〇くうのしんがclusterを知ったきっかけ
くうのしんはゲームが好きです。
そのため、毎年秋に開催されるゲーム展示会イベント「東京ゲームショウ(以下TGS)」の情報をチェックしています。
都合がつかず直接イベント会場に行くことができませんでしたので、代わりにTGS情報を確認していたところ、「cluster」というサービスの紹介記事が目に入りました。
ざっと記事を読んだところ、どうやら自分でワールドを作ることが出来る……。
それも「ワールドクラフト」という機能を使えば簡単に作れる、さらにアイテムなどを自作してワールドに置くことが出来る、という内容でした。
それが本当に可能なのであればもしかして……。
はぎちゃんとこまめちゃんのお家……。
遊び場……。
美術館みたいなもの……。
みゅーさーショップ……。
そんなステキな世界が……。
一気に夢が広がりました。
※「はぎちゃんとこまめちゃん」については、TwitterやInstagramをみてね。
Twitter:@hagikomame
Instagram:@hagikomame
https://lit.link/ohagip
〇cluster導入
clusterはVRを持っていなくても、PCやスマートフォンにダウンロードして遊ぶことができます。
くうのしんはVRを持っていないので、PCなどで遊べるのは非常に助かります。
さっそく、入れてみます。
アバターを選べるようですが、人間タイプより人外タイプが好きなので、ロボットにしました。
顔にくうのしんのアイコンが表示されています。
いつか自作するであろう3Dくうのしんが出来るまで、ロボットで行きます。
ちなみに、cluster内での活動名は「OHAGI.P」(@OHAGI_Pro)です。
〇clusterをうろちょろ
何をしたらいいかわからん……。
自由過ぎて何をすればいいんだろう……。
くうのしん、早速挫折しかけます。
誰かが作ったワールドを尋ねたり、交流したり、するものだろうか。
「はぎちゃんとこまめちゃんワールド」を作りたいと思って始めたclusterですが、他の方々はどのように遊んでいるのかも気になります。
しかし、どうやって交流するのかもわからない。
とりあえず、何かのイベントをチェックして参加してみるか。
ふむふむ……。
なにやら近日「アイテムマーケット」というイベントが開催されるらしい。
どういうイベントだろう。
〇「アイテムマーケット」参加
「アイテムマーケット」とは、cluster内のワールドで使えるアイテムの展示即売会のことです(10/6~10/23開催)。
アイテムを作って売る……。
なんとくうのしん、Blenderでちょっとした3DCGを作ることができます。
即決です。
出展申し込みをします。
clusterについて、右も左もわからないくうのしんですが、こういうのは習うより慣れろ、です。
逃げられない状況を作れば、色々覚えていくでしょう。
というわけで、アイテムを作りました。
手裏剣です。
「はぎちゃんとこまめちゃん」でお馴染み(?)のみゅーさーショップの手裏剣です。
(いつか作りたいはぎこまワールドでも手裏剣道場ゾーンを作りたいものです。和のアイテムをたくさん作りたいのです。)
それでは、サークル画像も用意し、出品‼
出品登録した後は、特にやることがありません。
「アイテムマーケット」イベント期間中に商品が飾られている様子が眺めたり、他の出展サークルのアイテムを見て回ったりするくらいですね。
だけど、色んなアバターが会場に遊びに来ている様子を見ると、これがメタバースの世界か……という実感が湧いてきます。
ちょっとだけ、cluster力が上がった気がします。
くうのしんのアイテムをご覧いただいた方、ご購入いただいた方、ありがとうございました。
〇次の挑戦へ
少しだけclusterを覚えてきたくうのしんですが、他にも色々やって慣れていきたいと思います。
そこで、新たに参加できそうなイベントを見つけます。
「ClusterGAMEJAM 2022 in AUTUMN」です。
〇「ClusterGAMEJAM 2022 in AUTUMN」とは
「ClusterGAMEJAM 2022 in AUTUMN」とは、48時間(10/28 21時~10/30 21時)でバーチャル空間(以下、ワールド)を制作するというイベントです。
そんな短時間で作ることが出来るのかな……と不安ではありましたが、なんと「ワールドクラフト」という機能を使えばcluster内で簡単にワールドを作れるようです。
くうのしん、これだ!と思いました。
ワールドクラフト機能をちょこちょこいじっては見ましたが、まだきちんとワールドを完成させたことがありません。
このような時間制限のあるイベントに参加すれば、否が応でもワールド制作のコツが掴めるんじゃないだろうか。
そんなわけで、さっそく「ClusterGAMEJAM 2022 in AUTUMN」にエントリーしてみました。
1:事前準備
⑴練習
さて、エントリーしてみましたが、48時間でバーチャル空間を制作することができるのでしょうか。
どうやら、作品テーマというのが、イベント開始直前に発表されるそうなので、具体的にどのような空間にするかを考えるは、テーマが発表されるまで待つことにします
それまで何をしているかというと……とりあえず「ワールドクラフト」の操作に慣れることとします。
くうのしんは、PCとスマホ、両方にclusterのアプリを入れているので、どちらの操作にも慣れるように練習です。
アイテムをスムーズに置く練習……
くうのしん、アイテムを並べながら思います。
自由に使える公式アイテムめちゃくちゃ多い……。
いえ、こんなに使わせてもらえるなんてとてもいいことです。
とってもありがたいのですが、ありすぎてどれを使おうか悩みます。
床や壁の種類も豊富で、特にイベント関係なく空間を制作する時は選ぶ楽しみが増えてよいのです。
だけど、時間制限があるイベント中に、その都度アイテムを選ぶのはタイムロスです。
というわけで、テーマに関係なく使えそうな床や階段など、メインで使いそうなアイテムはどれにしようか決めていきます。
⑵アイテム制作
床等はどれを使うか決めました。
その他、テーマ関係なく、妖怪関係のものを置こうと考えました。
残念ながら公式アイテムに妖怪関係のものはありませんが、clusterでは自作したアイテムを置くこともできるのです。
というわけで、早速作りましょう。
Blenderを使ってつくります。
出来ました。
塗壁とお化け提灯です。
塗壁は、上の画像のように壁として飾れます。
カラーバリエーションとして、色違いを複数作っておきます。
他にも妖怪を作りたいのですが、複雑な形のものだとイベント開催日までに間に合わない可能性があります。
単調な形でもかわいい妖怪的な何か……丸型の妖怪を作ってみました。
丸型の妖怪たちです。
とりあえず、事前準備の段階では鬼と河童を作っておいて、後々妖怪の種類を増やしていくことにしました。
最終的には上画像ほど、妖怪が増殖します。
というわけで、事前準備はこのくらい……あとはぶっつけ本番です。
イベント日に備えます。
2:イベント開始
イベント直前、テーマが発表されました。
今回のテーマは「はかる」です。
はかる、図る、計る、測る、謀る……。
色んな解釈できそうですね。
「妖怪」と「はかる」……。
考えた末、「百鬼夜行という宴で何をしようか謀(はかりごと)をしている妖怪たち」というコンセプトでワールドを作っていくことに決めました。
3:ワールド制作作業
くうのしんは、大まかに以下のように作業を進めていきました。
⑴地図作成
さて、コンセプトを決めたので、まずワールド全体の地図を紙に書きます。
大きさは大体このくらい……。
こういうルートで進んでもらえるように壁を作って……。
ショートカットも気が付いた人は出来るように……。
展望台も作りたい……。
そして上から見たときに……。
どこに行っても自由なワールドだけど、ゴールのような地点もあったほうが……。
などと考えながら、地図を完成させます。
⑵床・壁の設置
本格的にワールドにアイテムを置いていきます。
地図どおりに、まずは床アイテムを置いていきます。
続いて、壁や階段を設置していきます。
制作中は、地図上のどこでも行きやすいように、複数個所壁を置かずに開けておきます。
妖怪の謀というコンセプトなので、落とし穴も複数作る予定でしたが、制作中に落ちたら面倒なので、これは後回しです。
⑶アイテムの設置
地図通りに床や壁を大体設置していったら、ワールドが盛り上がるようにアイテムを置いていきます。
事前準備していた妖怪アイテムの数が少ないので、Blenderで制作しながらワールドに設置していきます。
くうのしんは、スマートフォンのアプリでワールドを制作し、必要なアイテムをPC(Blender・Unity)で作ってアップロード、というスタイルで作業していました。
cluster使うとPCが熱くなって不安なので、スマホとPCで使うアプリを分けるという方法が非常によかったと思います。
残り時間やワールドに置けるアイテム容量を気にしながら、ワールドを飾っていきます。
⑷完成
予定よりも、物を増やしたり、全体を広くしたりしながら、なんとか時間内に完成です。
けっこう時間ギリギリでした。
すでに多くのワールドが投稿されていましたが、他の方々はどのようにワールドを制作していったのか気になります。
もっと効率的に制作する方法を学んでいきたいですね。
4:完成したワールド紹介
せっかくなので、制作したワールドを簡単に紹介します。
タイトルは「妖怪之謀」です。
先述しましたが、「百鬼夜行という宴で何をしようか謀(はかりごと)をしている妖怪たち」というコンセプトで作りました。
そのため、様々な妖怪たちに会うことができるワールドです。
妖怪はワールド内の至る所にいて、各々百鬼夜行の準備をしたり、遊んだりしています。
色んな妖怪が待ち受けていますので、是非記念撮影をしてみてほしいワールドとなりました。
是非下のリンクから遊びに来てください。
https://cluster.mu/w/8b2b7a86-f72a-4a99-bee6-573b0f38b1fe
5:今回参加してみて気が付いたこと
⑴事前にある程度バーチャル空間を作っておいたほうがいい
今回は、イベント開始と同時にテーマに沿ってどんなワールドにしようか考えてから組み立てていきました。
が、圧倒的に時間が足りない!
事前にワールドを作っちゃいけないというルールは特に書いていないようなので、外組だけでも作っておいて後でテーマに沿って整えていく、という方法がよかったのではないかと思いました。
⑵スクリプト付アイテム(動くアイテム)はたくさん置けない。
ワールド作り始めの時に、塗壁などにスクリプトを付けて、動くアイテムを作ろうと思いました。
ところが、アイテムを置いている最中に、画面の右下あたりにパーセンテージがあることに気が付きました。
スクリプト付塗壁を一つ置くごとに、1%ほど上昇します。
なにこれ?
調べてみると、ワールドクラフトではアイテムの容量制限がかかるようで、101%を超えてはいけないとのことでした。
ということは、スクリプト付アイテムはたくさん置けないということです。
がーん。
塗壁たちのスクリプトを外して、アイテムを上げなおすという作業追加です。
動く妖怪たちを置くのは断念し、動かない妖怪たちで魅せる方向に転換しました。
3:初見プレイヤーはまっすぐ進む
イベント終わった後ですが、知り合いにワールド散策してもらいました。
その方はclusterについて何も知らないのですが、ゲームなどを色々趣味にしている頼りになるオタクです。
何の説明もなしにやらせてみたところ……
とにかく前に進もうとしました。
壁があっても抜け道があると思いこんで、とにかく突き進もうとします。
その結果、こちらが気が付かなかった方法でショートカットする道を見付けていました。
なんと⁉
すごいです。
こちらの意図としては、前に進めない場合は、左右または後ろに別の道があるか探してほしいという思いで作っていました。
しかし違いました。
どうあっても前に進もうとする根性……道が閉ざされていてもこじ開けるんだという執念……。
人間をなめていました……ごめんなさい。
そして学びました。
人は前に進み続ける……どんな困難が待ち受けていても。
前以外に進ませたければ、……とてもわかりやすい道案内をしなくてはならない、ということを。
次回はそのことを念頭に入れて、作っていきたいと思います。
〇おわりに
さて、様々なイベント後、くうのしんのcluster人生はどうなっているかというと……。
特に何もしていません。
今のところ、何かのイベントをチェックしたり、どこかのワールドに遊びに行ったりするくらいですかね。
だけど、無理して何かするものでもないだろうな、とも思っています。
それで嫌いになってしまっては元も子もないでしょうし……。
自由に過ごしていいからこそ、好きなタイミングで好きなイベントに参加したり、ワールドを作ったりする。
こうやって少し時間を空けてからclusterのことをnote記事にすることで、また遊びたい気持ちも湧いてきます。
風の吹くまま気の向くまま……そうやってのんびり楽しく遊んでいこうと思います。
……と言ってはおきますが、別途やる気を出すために、
2023年中にclusterで「はぎこまワールド」か「はぎこま美術館」を制作する!
と宣言しておきます。
はぎちゃんとこまめちゃんがじっと見ている。 どうやら、あなたからのおはぎ(サポート)を求めているようだ。 「もっとがんばるからおねがいおねがい」 ――――――― お調子者の狸と猫、ゆかいな仲間たちですが、温かく見守ってくれるととても嬉しいです。