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末広亭で会いましょう

2025年1月下席昼の部

再び8時間半レースに


1月23日(水)に、また末広亭に行ってきました。
昼から夜まで、再びの8時間半コースです。
この時期の末広亭、かなり話題になっています。
浪曲師が60数年ぶりにトリを取る、ということで。
その浪曲師が玉川太福師匠。
混雑が予想されるので、昼の部からいよう、
と思ったわけです。
というわけで、まずは昼の部の感想から。

いいねえ、新宿カウボーイ

12時に末広亭に入った段階で、すでに席の半分近く埋まっていて、
ちょっとびっくりしました。
昨年真打ちになった講談師の伯知先生の「桜田門外の変外伝」や、
笑福亭羽光師匠の「動物園」のあとに出てきた、
漫才の新宿カウボーイ。いいですねえ。
寄席で拝見するのは3度目くらいですが、ネタが以前と違っていて、
今回も声出して笑いました。マイクを使ったボケが楽しい。
枝太郎師匠の、クロスワードを解くという設定の新作も面白い。
紙切りの今丸さんが興味深かった。
客席からの「ユリの花』というリクエストに、
「できません」と反応したのが逆に新鮮でした。
その代わり、そのお客さんの似顔絵を紙切りで作りましたが。
そういえば、漫談の国分健二先生は歌を途中で忘れて、
歌い直してたなあ。
こういうアドリブもまた、ライブの面白さ。

これが噂の「ぱぴぷぺぽ」か!

最後は三遊亭遊三師匠。
現在86歳の大ベテラン。
落語芸術協会の相談役なんですって。
噺が始まった直後、びっくりしました。
声が大きい。
プロだから当たり前かもしれませんが、
80歳超えのおじいさんとは思えない、声のハリと大きさ。
元気だわあ。
噂だけ聴いていた「ぱぴぷぺぽ』が聴けて、
大変に満足でした。

というところで昼の部は終了。
そのまま居残り、夜の部へ。
という話は改めて書きます。


三遊亭遊子 イモリの黒焼き
松林伯知 桜田門外の変外伝鯉渕要人
やなぎ南玉 曲ごま
笑福亭羽光 動物園
三笑亭可竜 桃太郎
新宿カウボーイ 漫才
桂枝太郎 新作(クロスワード)
三遊亭遊雀 金明竹
林家今丸 紙切り
三遊亭圓丸 親子酒
立川談幸 片棒
お仲入り
桂三四郎 新作(通夜の話)
国分健二 漫談
三遊亭遊吉 粗忽の釘
柳家蝠丸 代書屋
ボンボンブラザース 曲芸
三遊亭遊三 ぱぴぷぺぽ


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