マガジンのカバー画像

【号外3】ひと・町つながるシリーズ

8
ひとや町がコーヒーを介しつながっていく、創造のブレンドコーナーです。売上の一部を関わりのある地域や子どもたちに寄付をいたします。
運営しているクリエイター

#神戸市

「摩耶ブレンド」とアイデンティティ

私たちは、昭和3年(1928年)に、和田市場(現:JR灘駅・北側)で創業した。 当初は、「萩原商店」として、市場の一角で缶詰や穀物などと共に、コーヒー豆を販売していた。(萩原珈琲の歴史 http://www.hagihara-coffee.com/ ) 店構えは、市場の一商店。小さいながらに、ずっと「上」を向いていた。 1961年に現所在地(神戸市灘区城内通)へ移動し、萩原珈琲株式会社を設立。やはりこの時から現在までも、90年間ずっと私たちは「上」を向いている。 和田市場

灘のおやじが集った日。灘のおやじブレンド。

灘区役所まちづくり課の企画「灘オヤジラボ」。 地域活動に興味はあるが、なかなか一歩が踏み出せない。そんなシャイなおやじの皆様 (以後、おやじ達) と共に、「産業を知る」という講義を開催。 タイトル「産業を知る」を概ね無視し、自社のことはかなり控えめに。 準備段階で、講義の主旨を自分なりに勝手に決めていた。 ①:おやじ達を「動かす」。 ②:その為に、シャイなおやじ達を「小学生」に戻す。 ③:「淹れる」講座よりは「作る」講座。 ④:できたものを「使う」。 自分のわがままな依頼