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いい仕事を求めて転職を繰り返す事がいい成果を招く、とはいえない事

いい仕事を求めて転職を繰り返す事がいい成果を招く、とはいえない事


01


『成功』とは『向上心』を持ち続けた事へのボーナスである。
それは金銭も含めて、それだけで査定されるものではないだけに、その基本は『自分だけが助かりたい/自分だけいい思いをしたい』を捨てる事がどれだけ出来たかに尽きる。

『仕事』とは社会に奉仕する技であり、それを通して無数の人との縁を取り持つ技術の集積。

そう考えて前向きに取り組めるかどうかも重要だし、そこで最初の判断を間違えた(この仕事はヤバい)と確信出来たのなら(ありうる事だ)転職を『前向き理性的』に取り組む事は出来る。

それでも何度も転職せざるおえないようになるのは、『三つ子の魂百まで』という言葉で説明出来る悪しき因縁(心癖)のなせる技が大きい。

これは辛い。


02


人間どんな仕事でも『自信をもって仕事が出来るか否か』は根本的に重要な問題だ。
大方の場合『自信と実力』が充分チャージされて仕事が出来るようになるかどうか…というプロセスは極めて怪しい。
この簡単には克服し難い個人の生育歴を背景とした問題がここで急接近してくる。
高望みをする/しない
経済的に恵まれてる/貧乏
理解ある/ない…
個人個人がまったく比較のしようがない問題である。

ぶっちゃけ、始めて仕事が出来るようになった時に『家族、家庭の支援が/あったか?/無かったか?』この二択は想像以上に大きい。

そして、その大きさ(あるいは泥沼のような深さ)に気づきが無いと、転職を徒労のままに何度も繰り返し、自分自身が風化疲労する。


03

いくつになっても『あれも嫌いこれも嫌い』と言い続けるのは『無能』のそしりを免れない。
嫌いなものを否定、抑圧する必要はないが、
『貧乏神』という存在にまとわりつかれて一生付き合うハメにならないよう…気をつけようね、とアドバイスすべき知り合いはいる。

転職をしなければならない理由は、
ブラック企業断定間違いなしを12も経験してきた私からすれば、それは山ほど理解出来る。
転職をするそのメインの理由が人間関係、というのは何れの場合でも最も大変な問題である事は間違いない。
しかし人間関係が問題で…というのは

『自分自身が関わっている_という気づき』

無くしては対処出来ない問題である。
ここで関わり方を間違えると、転職を『逃げ』でしか考えられなくなる。


04


いや、これが簡単な問題ではない事は重々承知。
ブラック企業救済カウンセリング等では『すぐ逃げないと死ぬぞ!』もあるくらいだから。

『転職をしなければならない』というのは、
『自分自身が関わっている』という認識において
誰かの真似をして答えが見つかるような場合ばかりではない、という事を暗示している。
ブラック企業からの救済カウンセリング等で『辞める前に、自分の糧として、ちょっと考えてみろ!』がこれにあたる。もちろん寸分の糧どころか猛毒にしかならない場合もあり、見極めが大切だ。

警備の人間は、拒否と清算で人間関係を構築しながら(壊しながら?)警備会社を渡り歩く人間が多い。(他の業界も似たり拠ったりか?…)

和合と信頼と支え、で人間関係を構築する形に人生シナリオを描けるようにした方がよい。
後ろを振り向かない/済んだ事をいちいち蒸し返さない…これはそのための基本的な練習問題の解き方である。


05


片っ端から人材を潰して鬱に追い込み、唯我独尊絶対無比のサイコパス暴言現場警備隊長、というのが実際にいることは確認した。
現場手順もまともに出来ないのに上から目線は得意で、コロナハラスメントで始末書かせて得意になってる性格の暗い無能な業務も、出現頻度としては稀有な例ではないようである。
これは現実だ。
対処不能なら逃げろ、が答えである。

いい仕事を求めて転職を繰り返す事がいい成果を招く、とはいえない事、は、実のところ、最も後ろ向きで観念的スケールの小さい答えである。
答えは働き方改革のキーワードに内蔵されている。
『囚われるな、自由であれ!』これをベースに構築される展望は、全て最高の答えになる可能性をもつ。

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