はじめて経験したつわりというもの
体調がすこし落ち着いてきたので、備忘録としてのメモ。
年明けに妊娠が発覚し、あぁこの年末から続くダルさはつわりだったのかと納得した。
1人目のときはまったくつわりが無かったので、体調不良が続いても気付かなかったのだ。
つわりというと吐いてしまうことを想像するが、私の場合はそうじゃなかった。
ずっと乗り物酔いが続いてる気持ち悪さがあるくらいで1回も吐いてないので、他のつわりを経験している方々に比べれば、症状は軽い方なんだと思う。
しかしこの「ずっと乗り物酔いが続く」状態がひと月程続いてるのだ。動くと吐きそうになる。寝返りをうつと胃が揺れて吐きそうになる。動けない。つらい。
そして気持ち悪くなるので、大好きだった編み物や読書などの細かい作業がまったくできなくなってしまった。なによりこれがつらかった。
毎日寝転がってスマホを眺めるだけの日々。それも限界がくるので、ぼーっと外を眺めたりする。
家事は主人が全部やってくれている。
眠気もひどく、一日の大半を横になってすごして、いったい私はなんのために生きているんだろうと何回も考えた。
もちろん身体の中では小さな命がものすごい細胞分裂を繰り返して成長しているのだ。すごいことだ。頭ではわかっている。
しかしたったひと月なにもできないだけでこんなに絶望的な気持ちになるとは思わなかった。
妊娠中でも働いてる方を心の底から尊敬する。
上の子は外に行きたそうだが、家にいるだけでも室内をはしりまわりおもちゃで遊び、午後には昼寝してくれるのでものすごく助かっている。
本当は、子供は三人ほしかった。
自分が三人姉弟でとても楽しかったから。
しかしまた妊娠するとなると、またこのつわりを経験するのか…と思うと心が挫けた。しばらくは上の子とお腹の子、そして私と主人の四人家族でいい。きっとそれでも十分に幸せで楽しい。
今がつわりのピークの時期と言われているので、徐々に体調が良くなることを期待している。
きっとこのつらさも過ぎてしまえば忘れるだろうから、ここに記録として残しておく。