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市民プレーヤーが勝利に近づくための「7つの思考」

一瞬で転機となる

現在、山口をはじめ福岡・広島でもレッスンをさせていただいております。
ターゲットは「試合で勝ちたい市民プレーヤー」です。なぜそこなのかというと、今もっている技術レベルでも、考え方をハックすれば一瞬で勝利できるということ。核心をつけば生まれ変われるし、たくさんの人が落とし穴にハマっているということ。初心者でも上級者でも転機を作れるということ。が見えてきました。今は、それを届けて確実に結果にコミットする。これを楽しんでいます。ただ、この方法はトップジュニアやトッププロには当てはまらないと思います。もう既にこの思考をもっているからです。逆に言えば「勝利を全て」とする世界ではこの思考が標準でした。

この2年、様々な試合を観てきました。アドバイスもたくさんいただきました。プロ・ジュニア・女子テニス連盟・市民大会・車椅子・国体などジャンル問わず観察しました。トッププレーヤーから学ぶのは、技術ではなく思考ばかりでした。取り組み方・物事の捉え方・役割などたくさんを学びました。その学びを集約すると「結果にコミットする」という点でハードルが一番低いのが市民プレーヤーでした。本質を理解すれば一瞬で刷新できると思えたのです。

そして直近1年間は市民大会・女子テニス連盟・ジュニアを中心に試合会場に足を運びくりました。観察、データ収集を徹底的に実施しました。
公式大会に限らず、草トーナメントと呼ばれる大会も見学に行きました。特に月例で開催している大会は参加者・システム・結果が毎回似てくるので、より良いデータを集めることができました。

なぜ現場に足を運んでデータを集めるのか?
その目的は「勝利するための思考を構築」するためです。

実際に試合で何が起きているのか?これを把握することで、やるべきこと・やらなくていいことを明確にする。数値的なものに基づいて、実際の声も集めました。数字という事実に対しての感覚なので、より深いものをいただくことができました。テニス指導する時もそうですが「現状把握」ってすごく大切です。現在のそのカテゴリーのテニスの状態、これを知らないまま指導していても、その指導はもう賞味期限切れかもしれません。けど、それに気づかないまま指導しているコーチって多いです。だから飛躍的に変われると思うんです。

指導者が常にアップデートすること

スクール・アカデミーを運営する身として、これは最低限の行動だと思ってます。お客様に新鮮な情報・活用できる情報・リアルタイムで使える情報を届けることが私たちの役割であり使命です。
もちろん時間が経過しても変わらない情報もあります。それも「現状把握」することで「このままでいいんだ」って気づけます。常に時代遅れになっていないか策定し続ける。それができているので自信をもって伝えています。全てがオワコンって訳ではありません。昔から今でもずっと極意だってことも存在します。

そんなことも踏まえて、ひとつからの視点ですが…
1年間見てきて「これはすべき」「すべきではない」ということをまとめてみました。この思考をもって練習すれば成果が出ると思います。少なくとも既に出ている人は多数います。衝撃的ですが、スクール初心者が数年で全国大会出場という事例もあります。この方にもたくさん学ばせていただきました。また、6年昇級できなかった方が4ヶ月で昇級決定。1回戦敗退が常連だったのが常にベスト8レベルまで到達、市民大会で初入賞、県大会で初めて予選突破など、それぞれの場所で実績は生まれています。
その結果はオンラインでも発生してます。オンコートが全てではないと思ってます。

その考えが楽しいか楽しくないか、合うか合わないかは個人によるものです。それは「どうテニスを楽しみたいか?」ということに付随します。これからのテニスライフどう楽しむか?ってテニス人生設計にも役立つと思ってます。私のお客様でも楽しみ方が変わった方はいらっしゃいます。
危険なのは、なんとなくテニスしていること。これだけ素晴らしいスポーツなので、もっと楽しんでいって欲しいです!
勝利することが全てではありません。ですが今回は、勝利に向けたものとして書かせていただきます。全てのテニス愛好家に可能性があるからです。それくらい切り札になり得ると思ってます。

市民プレーヤーで「今よりも勝ちたい」と思っている人には、ぜひ参考にしてみてください。結果出していた人の考え方を言語化したものです。こういう思考をもった方が勝てるという内容になっていると言い切れます。それはなぜかというと、実際の試合会場で起きていることをデータ化したもの、そこに結果出している人の声を乗せたものだからです。目の前で起きている事実を数値化して、声を文字にしてみたって感じです。

私自身の好みとか感覚という要素は全く取り入れてません。
私個人としてはドンドン打ってドンドン攻めるのが楽しいって思ってます。

何度も言いますが、あくまで「集めたデータをもとに市民プレーヤーが今よりも勝つ」という目標に対して、こういう思考をもった方が効率良かったということをまとめたものです。
それなりのデータ数なので、起きていることも、起こしてはいけないこともサンプル数は多いと思ってます。ある程度の根拠はあるはずです。

普段の練習の仕方や、取り組み方など思考を刷新させることで、プレーも刷新することがあります。草トーナメントで本戦いきたい!市民大会で過去最高実績を出したい!とかであれば即ハマると思います。

運営するアカデミーは、この思考でカリキュラムを構築してます。
成果主義思考だからです。やりたいプレーするよりも結果を出すことの方が楽しいと思う方は満足度が高いと思います!
(…と、ちょっと紹介。よろしければ下のリンクへ🙏)

【広島校】


【福岡校】


今回は「自分が主体」「相手が主体」で分けて書きます。

レベルが上がれば上がるほど「相手が主体」の要素の方が強くなります。相手と戦うスポーツなので当然です。ただし、始めは自分自身の整理をして安心感を持つことが大切です。
思考が整理できてきたら「相手が主体」の方へ、思考をずらしていってみてください。

では、一つずつ解いていきましょう!!




「自分が主体」編


①2人のプレーヤーを存在させない

練習と試合、同じレベルでプレーしてますか?
練習の方がレベル高くないですか?

「練習したことを試合で発揮する」これは間違いです。
「練習したことしか試合で出てこない」これが正解。

なので、試合ですることを練習しましょう。
ベストなのは、前回の試合で起きたことをそのまま練習する。学校のテストを復習する感じです。またはそのレベルで練習するのが鉄則です。試合で使わない、使えないレベルのことを練習しても効果は薄いです。意味がないとは言いません。ただ直近の試合では使わないから、今しなくてもいいよねってこと。

「そのショット打てるのはわかります」
「明日試合があるとして終盤接戦で使いますか」
こんなやりとりを良くします。

誤解を恐れずに言うと、1年後とか3年後とかのことはしなくていいと伝えてます。今どれだけ伸びるか・明日どれだけ戦えるかがポイント。けど、それを考えてやり続けることが1年後や3年後につながります。

小さな実績の積み重ねが自信となる方程式

小さな実績が積み重なること、継続すれば大きな成果になります。「1.01の法則」の話は、誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。「1.00」を今のレベルだとして、ほんの少しの努力や積み重ね(+0.01)を1年間続けると1.01×1.01×1.01×1.01×……=1.01の365乗=37.783倍。「いや、なんで掛け算?じゃなくて足し算でしょ」と思ったこともありますが、足し算で計算しても1.01+0.01+0.01+0.01+……=1.01に364日分0.01を足す=4.65倍。となり、5倍近く積み重なります。
もちろん毎日テニスしないと思うので、ここまでの数字にはなりませんが…

未来は想像します。けど、することは今ってことです。
それは試合で起きるレベルで練習すること。それだけです。



②接戦で起きることだけ練習する

「接戦で何ができるか」という思考は常に必要です。
リードしている時に良いパフォーマンスができるのは当たり前。ビハインドの時やゲーム終盤・終盤の接戦時に何ができるか?これが重要になります。

それはなぜか?
これも良くお話するのですが… 自分史上最高の結果を出すときは、ほぼ接戦になります。あと「少し格上」と戦うことが多くなります。格上のプレーヤーに勝つときに圧勝・完勝は想像つきにくくないですか?また「初めて代表になる」「初めて本戦に行く」など時も同様です。同じ目標を掲げているレベル同士の戦いであれば尚更です。かなり格下くらいじゃないと、圧勝するってことは起きづらいはずです。

そんな時「攻めたい」マインドを保ちたいですが「ミスしたくない」マインドの方が大きくなりがち。ひとつのミスが敗退に直結する感じになるので、失敗しにくい選択をすることが増えます。つまりサバイバル状態、生き残りをかけた戦いになります。

そこで負けるのはメンタルが弱いからではありません。
人間は失敗することを感じたときに緊張します。1メートル幅の橋も50cmの高さなら何事もないですが、10mの高さだとドキドキします。失敗が常に隣り合わせ、なおかつ実害を受けるからです。「私失敗しないので」ってストロークがあれば安心感が生まれます。その安心感が緊張感を抑えてくれます。
負けをメンタルのせいにしないで下さい!向き合えば対策できるので思考を少しずらしてみてください。もったいない!

試合の序盤、各ゲームのスタートは絶対に接戦です。ここをくぐり抜けていけば負けません。
そういう点ではテニスは「勝ち上がるための戦い」ではなく「負けなかったことでの生き残り」の要素が強いかもしれません。実際、試合会場で接戦を勝ち抜いた人に聴くと「粘りました」「しがみつきました」的なコメントが8~9割でした。
トーナメントは勝ち上がりではなく生き残りサバイバルだ!と思えば、普段の練習も変わってきます。

アカデミーでは…
「それゲームカウント4-5 30-30でも使います?」
ってやりとりをたくさんします。

この場面をくぐり抜けて勝たせる、負けさせないことがコーチの役割です。



③今ある技術を使う

①②と重なる部分となります。

明日試合があると常に想定して練習しましょう。
遠い未来は見なくていいです。明日使うことを今日準備することが大事。今できることだけで練習する。これが直近の結果につながります。一瞬で刷新するならこの本質を理解してください。

「うまくなること」と「試合で勝つこと」は別物です。
「うまくなること」は、長期的な結果を考えると必要です。ただし、短期的な結果を考えると必要とは言い切れません。今もっている技術レベルでも、もっと勝てるはずです。使い方や選択の仕方など戦術面を充実させれば勝利を掴めます。結果出してる方に聴くと「あの技術レベルでも私ならもっと勝てる」的なコメント。つまりテニスIQ的なものを駆使できるかどうかです。

技術は勝つための要素のひとつでしかない

他の部分で、まだ使い切ってないことありませんか?うまくなったら勝てると思ってませんか?
とあるプロの話が面白かったです。
「うまくなくていい。強ければいい」

うまいのは技術的なことを指します。強いは戦略的なこと。そのプロの中では「相手の能力を下げる」ことが強さの秘訣。じゃないと格上に勝てないからランキングが上がらないと。

ひょっとしたら今より低い技術レベルでも、もっと勝てるようになるのではないでしょうか?自分というプレーヤーをもっと活躍さえる活用法を考えてみませんか?



④やらなくていいことをピックアップ

これは当初想像してない範囲でした。試合会場でスコアリングしていたら見えてきたもので、実際プレーヤーにヒアリングして感じたもの。勝利しているプレーヤーの思考は至ってシンプル。勝利することだけに徹していくと、いらないものがどんどん削がれていく。カテゴリーが上がるほど感じる物でした。初級レベルの大会の出場者は多くの事を考えていました。それはまさしく自分自身で難易度上げている状態。テニスのゲームを難しくしていました。

ここでは少しずつシンプルな思考にずらす極意を書いていきます。
まずは質問から。

a:やりたいプレーして勝ちたいですか?
b:やりたいプレーしたいですか?
c:勝ちたいですか?
d:やりたくないプレーでも勝ちたいですか?

ほとんどの人が《a》を選びます。これが一番気持ちいいし満足度は最大級。私もこれが大好きです。ただし、これまで試合をして負けたことがある人・接戦を勝ち抜けた人なら《d》を経験したことがあるはずです。

ここに関して言えば、その人が「テニスに求めるもの」に付随します。なので絶対に《d》だ!とは思ってません。ただ《d》を選択した人が勝ってるな。って大会会場で感じただけです。

それはコメントからも伺えました。
「粘りました」「なんとかあの1本が取れたから」的なコメントが多数でした。「思い通りにプレーができました」っていうコメントはほとんどありませんでした。

《a》の状態を維持できている時は、相手がかなり格下か調子悪い時。すなわち試合を支配できている時だと思います。この時って本当に気持ちいいですよね!けど接戦の時や同じくらいのレベル同士で戦う時は、なかなか試合を支配できません。どうしても我慢やしがみつくプレーが必要となります。そういうスポーツなんだと思います。特に市民大会レベルだとアンフォーストエラーの積み重ねで試合は流れていきます。ミスが少ない方が勝ちましたなんて光景をよく見ました。

スコアリングしたらアンフォーストエラー24本の方が負けたなんて試合も結構ありました。1ゲーム4ポイント。なるほどって。

序盤にも書きましたが、この記事はあくまで「集めたデータをもとに市民プレーヤーが今よりも勝つ」という目標に対してのもの。多くの方が落とし穴にハマっていて、核心を突いた人が勝っていたということ。それをまとめただけの記事です。
テニスは現実的でシンプルな思考をもったら負けない。市民プレーヤーだとそんなスポーツなのかもしれません。




「相手が主体」編

⑤コンテストしない

どんなプレーしても1点。難しいプレーで会場は湧きますが数字的な価値は同じ。
それならば最低限のプレーでポイント取得した方が自動化しやすいと思いませんか?素晴らしいショットを打って2点!とかだったらリスクをとる意味もあります。けど現実は違います。投資効果を考えるとリスクはとらないに越したことはないです。

フィギュアスケートみたいな採点方式の競技の場合は、練習でしたことを発揮することで点数は稼げます。また陸上のようなタイム方式の競技も同様で良いタイムが出やすくなります。

テニスは対人競技です。相手と戦うスポーツです。
①で書きましたが「練習でしたことを発揮する」ことが相手に効くかどうかは定かではありません。相手の要素を踏まえたうえで戦術を積み重ね、戦略を立てる必要があります。
己の力を発揮することは大切ですが、それが相手に効いているかどうかはもっと大切。

テニスはコンテストではなくゲームです

相手を制することが自分を制することにつながります。自分の力を発揮したら勝てる、なんて言葉に惑わされないでください。ゲームなので相手をやっつけるもの。
ゲームを攻略することを日頃の練習から考えてみませんか?



⑥苦手を苦手のままにしておく

「バック苦手なのでずっと練習しているんです」
「どれくらいしてますか?」
「3年くらい」
「どれくらい変化あったんですか?」
「全然ないんですよ」
「…」

新規のお客様とよくあるタイプの会話です。
会話しながら解像度を高めていくと、変化がないということはほとんどありません。何かしらの成果を得ています。一定期間取り組んでいるので「そりゃそうだ」って感じです。(そうじゃないとコーチとして甲斐がない…)
ただ、ご自身で満足するラインまで到達してない、コーチから成長における評価を貰えてない。こういうことが多かったです。小さな積み重ねを感じてないのがもったいない。

この方の場合、3年間自分なりに取り組んでこの感覚でした。なので「ポジティブな諦め」を推奨しています。
まぁここまでは上がってきてます。けど意識的に苦手がなくならないなら一旦受け入れましょうって。前提として、もともと苦手なことなので成長率って大きくなりにくいですし、それが劇的に得意になることは考えにくいです。なので「ある程度のレベル」まで到達していれば良しとしましょうって。「ある程度」はプレーヤーによって異なりますが、最低限として「返球できる」であれば失点は防げるので十分だと考えてます。

もうそこは「とりあえず返球」で、得意なところで戦っていきましょう!「けど、それだと狙われますよね?」と聞かれますが、それでいいです。

・相手にそこに打たせている
・相手のプレーに制限をかけている
・相手は逆にそこ以外に打つことがリスクになる

こんな感じで「相手を主語」にして捉えていけばポジティブな面もあります。苦手がないことは、どこでも打たれる可能性が高い。すなわち守備の難易度が上がる可能性もあるってことです。苦手が存在することで、相手にさせることをコントロールできたり予測がしやすくなることも予想される。
さらに、相手が苦手なところに打つ技術があるかどうか?も定かではないですよね?しかも、そこにずっと打ち続ける難しさもあります。

分かっていてもなかなかできない。それがテニス。
弱みが強みに変わったなんて、ほとんど聞きません。しかも結果は強みから生まれます。

苦手を認めてあげて、得意なプレーを活かす練習。
ここに時間とお金を投資してみませんか?



⑦決まるショットはない

100%のショットをしたけど普通に返球されたことありますか?
私はあります。

チャンスボールを思いっきり打ち込みました。コースもイメージ通り。これは決まったと思った瞬間、サッと追いつかれ普通に返球されました。(というかサラッとエース取られました)

読まれていたとか、そういうことではありません。そこで感じたのはレベルの差でした。それと同時に「これで決まる」と思い込んでいた自分が凄く情けなかったです。

決まる = フィニッシュをとる ≠ エースをとる

何度も言いますが、絶対にエースがとれると思っていました。ただ、今考えると「おこがましい」なって思います。その程度のレベルのショットでエースとれるはずなかったよなって。

決まるかどうかは相手次第

自分のショットの良し悪しだけで決まるものではないということ。そこは相手の要素が大きくなります。3回戦までなら決まっていたショットが、それ以降急に決まらなくなるとか普通にあります。その時、自分のショットのせいにしていませんか?その思考は危険です。なぜかと言うと相手の能力やレベルが上がっていたということ。このことに気づいてない可能性があります。決まらなかったのは相手のせいだった。ということです。

そういう点では、決まった時こそ危険とも言えます。それでいいって評価してしまいがちだからです。その相手だから決まっていただけで、次のステージだと決まらないですよ〜ってなるかもしれません。そこで満足しないこと。次のステージだったら「まだ返ってくる」ので、そこをイメージすること。それがステージアップを早めることにもつながります。逆に満足してるから、いつまでもそのステージにいるのかもしれません。

常に「もう1回返ってくる」と思い続けてみませんか?



こんな状態になってませんか?

「今のコーチとどういう契約されてますか?」
「契約とは??」
「どれくらいの期間で、どこまでもっていくみたいな」
「あぁそんな話、したことないですね」
「何年プライベートコーチしていただいてますか?」
「5年くらいですかね」
「では、あと何年するんですか?」
「確かに…考えたことなかった」
「絶対はないけど、約束はした方がいいですよ」
「振り返ると少しゾッとしますね〜」
「5年という時間と5年分お金を投資してますよね?」
「結構ですよね、考えたくない…」
「時間とお金をどれくらい投資して、どれくらい効果を得るのか確認してみた方がいいですよ」

突発的にレッスン受けたいとおっしゃったお客様との会話。
この方以外にも、こういう会話って結構あります。

コーチもお客様も、現実からなんとなく逃げている感じ。成長に対してなんとなくぼやけている状態。「結果にコミット」できなかった時にお互いに逃げれる感じがします。

私個人としては、こういうのって少し搾取してるみたいで嫌なんです。コーチとして「お客様のニーズに応える」行動をしたいですし、それが自分の価値だと思っています。課題が明確ならなおさらです。もし成長や成果を求めているお客様でしたら、必ず時間とお金の投資について「どのくらいキャパシティがあるか」ヒアリングします。なので有期契約が多いです。3ヶ月とか半年とか。それに対してコミットするのが楽しいですし、それでこそ選ばれる人材になれると思ってます。

現在、広島と福岡のアカデミーでは完全単発制で受け付けてます。
その1回でカウンセリングして処方箋を渡します。これで成果でなかったら契約破棄なので、毎回痺れます。だから「準備もコミット」します。

医者の要素として、課題を明確にし期限を設けて解決する。
薬剤師の要素として、普段の練習の用量用法を渡す。
これがコーチとしての役割です。

そんなスタッフを揃えたアカデミーです。
(ちょっと宣伝)
ありがちですが「結果にコミット」することしか考えてません。



楽しさは人それぞれ

テニスで生計を立てているのではなく、趣味の延長でプレーしている方であれば、楽しみ方は人それぞれだと思います。こんな考え方までしてやりたくない方もいらっしゃると思います。いち愛好家として賛同します。実は私自身も楽しむことを前提として、結果を求めないプレーをしたい派です。

それとは別に、コーチとして『結果重視派』と『心身の健康派』をできるようにもしています。それはビジネスだからです。プロフェッショナルとして市場に応えるというのはマストです。これくらいのバランスでコーチングして欲しいという要望があれば、それに応える。それだけのことです。

山口県萩市のスクールではエンジョイコースとアカデミーコースで明確に分けています。お客様の目的別で設定しています。テニスの楽しさはそれぞれなんです。

ただ多くの方と接していて感じることがあります。考え方を少し変えるだけで結果は大きく変わるということ。そのために、この記事を書かせていただきました。
この思考で練習が革新され質が向上したり、時間・お金の投資効果を感じれたりできれば幸いです。またそれが「結果にコミット」できていたら最高に幸せです。



最後に

2年間の観察データを活かすことで私自身もアップデートできました。7つの思考を活かすために、卓越した練習法も生み出されてきました。それはアカデミーの歴史を塗り替える結果となりました。

この2年間、ご協力下さった皆様に感謝いたします。
たくさんの学びとデータをいただけたことで、多くを得ることができました。何よりも新しいつながりをいただけたことが、本当にうれしく思っております。

機会があれば、カテゴリー別必勝法とか書いてみようかと思います。「〇〇だけできればいけますよ」的なコメントをたくさんいただのですが、それはほとんど共通してました。勝利している人はもう知ってる状態でした。同じくらいの技術レベルでも、知ってる・知らないでこんなに差が生まれるんだって光景も目にしました。
「ラリー●回を制するものが▲▲級大会を制する」とかあったら面白いですよね。そんなデータまとめれないかなって考えてます。
もし気が向いたら読んでみてください。


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