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野球ノートって必要? 

【今回のテーマ】

今回のテーマは…
私にとっての野球ノート」です。
書いてみると凄く長くなってしまったので2回に分けて投稿します💡


「野球ノート」
という言葉は野球関係者はもちろんご存じだと思いますが、
野球をしたことがない方でも花巻東高校出身の菊池選手、大谷選手のテレビ放送や、本屋さんなどで一度はその言葉を見たり、聞いたりしたことがあるのではないでしょうか🙂
 
野球ノートは、野球人にとって切っても切り離せない存在だと個人的に思っています⚾
それぐらい大事ですよね🎵


私が野球ノートを書き始めたのは中学時代に南京都シニアに入部してからです! 
※余談ですが、南京都シニアの大先輩は元阪神タイガースの片岡さんで、何回かグランドに来て頂きました!     

今、振り返ってみると野球ノートを書き始めた当時中学校1年生の私はこう思っていました🙄

【野球ノートの疑問点】
①何を書けばいいの?

②そもそもフォーマットもないし、書き方が分からない。

③書く目的は何だろう?

④書き方はわからないけど、提出しないと指導者に怒られるから練習についての感想や聞いたことを丁寧な字で書いて提出しよう

※野球人であれば私と同じことを1つは思ったことがあるはずです。笑

上記4つの疑問を抱きながら、わけもわからず書いていた内容は、

・ミーティングで言われたこと
・今日は何対何でどこに負けた
・ヒットを打ててよかった or 打てなかった
・3番ピッチャーで試合に出てどうだった 
 
など、当時は一生懸命に考えて書いていたのですが、今思うとどうしようもない内容でした💦💦

この、どうしようもない内容からスタートした野球ノートでしたが、
下記2つの出来事が私の野球ノートに対する大きく大きく変えてくれました。


【野球ノートに対する意識が変わるきっかけ】

南京都シニア中学2年生での出来事⚾

南京都シニアでは、年に1度体力測定がありました。
たしか種目は、遠投、50メートル走、ベースランニング、長距離走だったと思います💦

中学1年の体力測定の結果を野球ノートにメモしていたので、中学2年の体力測定後の野球ノートでは、遠投が何メートル伸びたタイムが何秒速くなったと比較した結果を提出しました。

その結果、普段は褒めない指導者の方が全員のミーティングの際に

体力測定などの記録などに係わらず結果をメモして、昨年の自分と比較することはとても大事。そのようなことができる子は、凄く伸びる要素がある」と褒めてくれました。

私はこの出来事から、大切なことを2つ学びました。そして、これ以降練習メニューや打席の内容などを積極的に書くようになりました!

①野球ノートには、ただ言われたり聞いたことを書くのではない。

②あとで見返した時に役に立つようにどんなに小さなことでも自発的に書く。

できなかったことができるようになるなど、自分自身で成長を感じることが、自信につながりますよね\(^o^)/


②大阪桐蔭高校での出来事⚾
 

大阪桐蔭高校では定期的に西谷先生のミーティングがあり、野球の技術のみならず、考え方や練習の取り組み方を過去の先輩を例に出してたくさん話していただきました。

その中で心に残っているのが

「野球ノートに書く内容が変わってくると、野球選手としてのレベルがアップする」
という話です。

これは私よりだいぶ年上の先輩の話ですが、その方はピッチャーでシート打撃に登板しました。結果は9人中7人に安打(ホームラン or ヒット)とめちゃめちゃ打たれたそうです。

ピッチャーとしてこれから厳しいのではないかと西谷先生は思われたそうですが、その打たれた翌日から、その先輩の野球ノートに書かれる内容と練習に取組む姿勢はどんどん変わっていき、最終的には主戦で投げるピッチャーになったそうです。


私はこの話を聞いて、下記3つのことを思いました。

① 野球ノートには、結果の善し悪しだけを 
  書くのではない。

② 結果から原因と今後の対策、取り組む
  べきことを考えてノートに書く。
  書いた内容をすぐ実践する。

③ 失敗から何を学び、自分でどう考え、
  気づくことがなによりも大事。

西谷先生は
「心・技・体の充実」
「2年半という限られた時間の中で早く気付くことが大事」

と常に話をされていたので、この話のなかにそう言ったメッセージが隠されていたのだと思います。
この日以降、野球ノートに対する意識と書く内容が大きく変わりました。
しっかりと考えて練習に取り組むことで課題を克服することができるようになりました。
結果論ですが、このお陰で最後の夏に最高の結果を残すことができたと思っています🎵


次回は、中学生1年生に思った野球ノートの疑問点について、私なりの答えを書きたいと思います!!

後半へ続く…


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