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情報発信のありかた
世界中での自粛期間が始まって、1年半以上が経過しました。
これまで当たり前のように出向けていた訪問営業も、取引先の状況によってはなかなか顔を出しづらくなり、営業の在り方や手法も少しずつ情勢にあわせて変化してまいりました。
会社においてまず実施したのは、これまで取引をさせていただいた方々の情報整理から。
ご本人に確認をして許可を得て、メールのリストを作成し、毎週月曜日にメールマガジンを配信することに決めました。
時事ネタや当社のイベントの案内、それに加えてスタッフの食レポ。
メルマガを担当する課長に私が頼まれたのは、会社のことについてコラムを書いて欲しいということ。
最初の頃は、300文字程度の文章で、ワードファイルで言うと1ページの半分くらいの分量だったのですが、回を重ねる毎に分量が増えていき、今では多い時は2ページ半くらい書いてしまっています。
短い行数の中で、いかに会社のことを知っていただくかを意識して綴ってまいりましたが、読み手の反応が筆者である私に直接返ってくるものではありませんので、本当にこんな内容でいいものなのかと試行錯誤しておりました。
また、一方ではメルマガに登録していない方や、メルマガ配信を行っていないエリアにおいて同じように情報発信できないものかと、新たなプラットフォームを模索していて見つけたのがnoteになります。
ブログについては、年齢の割には結構昔から触れてきており、16年以上前から読んだ本の備忘録として、書評もどきの内容の日記を今は懐かしきライブドアのブログに定期的にアップしていました。
同じ本を間違えて買わないようにと自分のためにつけていたブログであったという言い訳もありますが、当時チャットを通して知り合ったごく一部の方にのみ周知しており、特に意識はしてきませんでしたが、今確認してみてもトータルの閲覧数は6年間で6,600回程度。
かつてのブログというのは、まるで砂漠に掘っ立て小屋を建てたようなもので、大々的な宣伝をしなければ誘致はできませんでしたし、告知をしていくようなプラットフォームもそれほど発展していませんでした。
今回のnoteはというと、すでにnoteにて情報発信をされている人たちのネットワークが構築されていますし、そこからTwitterやFacebookへ連動させた情報拡散も可能となっています。
更新されたお互いの情報は、誰もに公開通知がなされますし、その結果として多くの知らない方々に書いた文章を読んでいただくことが可能となっています。
情報公開された時に、「皆の目を惹くアイコン」と「皆に関心を抱かせるタイトルテーマ」が揃っていれば、自分のところに訪れてくれる人の数を増やせることが実感できます。
これがかつてのブログとの違いなのだと思います。
2021年の3月に始めましたが、ありがたいことにこの6ヶ月間で約6万回以上閲覧いただいています。
今回はひとりよがりの書評ではなく、会社としての情報発信ですから、せっかく発信するのであればやはり多くの人に見ていただきたいですし、興味を持っていただきたいなと思っています。
おかげさまで、これまで書き溜めたコラムの内容については、とりまとめて電子書籍としての出版もさせていただきました。3ヶ月に一度は無料の販売キャンペーンも実施できるということですので、興味のある方は連絡をいただけましたならご案内をさせていただきます。
私が勤めるのは介護業界ですから、こうした保険制度に基づいた事業というのは法律で決まっていますので、平たく言ってしまえば、どこの会社に依頼をしたところで全て料金設定は同じですし、提供されるサービス内容も同じものです。
違いは何かと言えば、サービスを提供するスタッフの顔と制服の色くらい。
ただ、もう少し踏み込んで言いますと、人によって提供されるサービスですから、その人間の行動を司るのは、その人間の思考の在り方次第です。
そして、組織に所属している人間であれば、その人の考え方の根幹は「会社の考え方」に紐づいています。
つまり、組織の考え方によって、サービスを提供する際の在り方や行動、もっと言えば「サービスの質」は変わってくるはずです。
その質の違いを生み出す根拠がどこにあるのか、その辺りをつらつらと書き綴ってきたつもりです。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。
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