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人間性は文章にも出る
何度も触れてまいりました「環境整備」について。
当社独自のものではありませんが、この自己啓発的な思想では
”環境は心のあらわれ”
と捉えています。
そして、環境には自分の内面以外の全ての要素が含まれているのだと思っています。
自分の部屋の在り方もそうですし、家族のような近しい人や職場の人たちとの関係性の良し悪しもそうですし、自身の体型や身だしなみについても全て上記の思想が当てはまります。
環境には、その人自身の在り方が反映されているということです。
自分が口にする言葉も、内側から出た途端に環境の要素となりますし、自らの内側から出るものとしては文章にも同じような要素が含まれます。
口に出したらその場から消えていく言葉と違うのは、「文章は残る」ということです。
言葉も、映像などで記録されていたり配信されていると、他の人たちの記憶にも刻まれますから、口にする内容については気をつける必要がありますが、記録されていなければ関わった人以上には発した内容が拡散される要素はあまりありません。
ところが、こうして文章に記してしまうと、それは様々な媒体に残りますから、拡散できる材料となり得ます。
そして、これは世の常と言いますか、良い口コミよりも悪い口コミの方が拡散されるスピードが圧倒的に早いということです。
ネット上における炎上した際の拡散スピードを想像してみると分かりやすいかもしれません。
こうしたことは、何もネットニュースなどになるような公的な内容のものでなくても、組織内でも起こり得ることです。
例えば、誰かから指示された内容を、さらに他の人の依頼する際などは、もともとのやり取りをしていたメールを転送することがあると思います。
AさんとBさんがやり取りをしているメールを、BさんからCさんへ転送する、ということですね。
ここでCさんが、もらったメールを遡って閲覧していると、これまでAさんがどのようなやり取りをBさんとしていたのかを知ることが可能になります。
その時に、やはり文章からもその相手の人柄というものが垣間見えてしまうのですよね。
BさんとCさんはもともと良い関係性を構築しているとします。
CさんとAさんとの関りはこれまであまりありませんでしたが、もらったメールの文章から様々な要素を読み取ることができ、それはバイアスというか色メガネとして定着していきます。
AさんのBさんへのメール文章の感じが良いか、それとも良くないか。
AさんのBさんへの指示の出し方や話しぶりは、そこに記されている文章の在り方から知り得てしまいます。
上から目線でないか。
相手に対して敬いの姿勢があるか。
良いイメージを与える表現を使用されているか。
やはり文面にもそれを書いた人の人柄や、その文章を送った相手への姿勢がそのまま表れるものです。
そして、それはメールを送られた当人だけでなく、同じ文章を読んだ人たちも等しくその感情を読み取り受け止めます。
場合によっては、直接関係はなくても、その文章から受けた印象そのままに噂だけは拡散していくかもしれません。
誰にメールをするにしても、誰に読まれても気分を害されないような内容になっているかどうか、相手本位の姿勢で文章を記すことのできる人は、結果的に自分自身を守ることにもなっているのだと思います。
今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。
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