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相手にイライラしてしまうのはなぜ
プロの作家ではありませんので、いえ、むしろプロの作家ではないからこそ、沢山書いているとある日突然何も書くネタが無くなってしまいピタッと筆が止まってしまうことがあります。
そうした時に助かる(?)のが問題発生だったり悩みの相談だったりします。
身近で起こった問題や近しい人からの悩み事をほいほいこういうところでリークしてしまっていいのかという別の問題もありますが、そもそも私がお喋りなのは近しい人たちなら皆知っている事実であり、だからこそ口止めされていないことは、まあ話しちゃっていいことなんだろうなと解釈するようにしております(笑)
あ、でも、「言ってはいけない」と口止めされたことはちゃんと守れる人でもあるので誤解のないようお願い致します。
さて、今回は。
仕事やチームスポーツをやっていて、上司や同僚や部下、はたまたチームメイトにイライラしてしまうことがあり、そしてそんな自分にもイライラしてしまうのはどうしてだろう、どうすればいいと思うかという相談を受けました。
私自身は普段からイライラすることが少なく、むしろ特定の相手をイライラさせてしまうような立場であるため、イライラしてしまう側に身を置いて考えるというのはなかなか難しく、だからこそ新鮮な体験でもありました。
そもそもイライラしてしまうというのは、相手が自分の思いどおりにならないからなのだと思うのですよね。
思ったとおりの言動をとらないことに対して、「何でだよ」「何でこんなことも出来ないんだよ」というのが大体の人の中で湧き起こっている感情なのではないでしょうか。
ということは、言い方を変えると「これくらい出来るだろう」「普通に考えて当たり前のことだろう」という相手への上から目線気味の期待があるということなのかもしれません。
そして、その期待が裏切られたり、自分の期待どおりの言動をとらない相手がいた時に、舌打ちや失望感とともに心の中で相手自身の存在や姿勢や在り方に対して勝手な減点をするのではないでしょうか。
また、ともすれば相手をマイナス評価するというスタンスは向き合う相手への態度や言動にも反映されてしまうかもしれません。
ただ、これらは全て、相手には関係なく自分の中だけで勝手に行なっている評価なのですよね。
前述しましたが、「相手への上から目線気味の期待」というのも勝手に自分で決めていることです。
ですから、そもそも「私はこの相手よりも優れている」という決めつけや、「これくらいは出来るだろう」「これくらいはやってもらわないと困る」というような決めつけは、全てこちら側が一方的に考えているだけのものでしかありません。
お互いにそれぞれ優れたところがあったり、不足しているところがあったり、知っていることがあったり、分からないことがある。
分からないことは教えてもらう。
分かることは教えてあげる。
出来たことはお互いに褒めあう。
フラットな立場からプラスの側面を見て、加点評価で向き合ってみると、仕事も趣味のスポーツももっと楽しくお互い穏やかな環境で過ごすことが可能となるのではないでしょうか。
こんな風に答えましたが、「誰にも言わないで」とは言われませんでしたので備忘録代わりにここに記しておきますね。
今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。
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