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新たな横文字ビジネス用語

横文字が横行する中で、最近耳にするようになったビジネス用語が「パーパス」と「バリュー」。

「ビジョン」や「ミッション」などは、それでもだいぶん馴染んできたような気もしますが、英語を日本語に直訳すると、なんだかまた意味が混ざって混乱しがちです。

パーパス(purpose)とは。
望む目的、目標、狙い。
存在理由、意義、意味。
目標に向かう決意、決心。 

バリュー(value)とは。
物の価値、値打ち。
値段、価値、価格。
価値観、基準。

並びでいうと、上からパーパス、ビジョン、ミッション、バリューというようになるのかと。入口がパーパスで出口がバリューという言い方でもいいですね。

小難しい言い方をしてみたいのは、海外のビジネスモデルに対しての憧れからなのでしょうか。

日本が長寿で有名なのはお年寄りの年齢だけではなく、企業の創業年数にも当てはまります。

日経BPコンサルティング・周年事業ラボの調査(2020年3月発表)によると、創業から100年以上を経過した企業の数は世界で8万66社。そのうちの41.3%を占める3万3,076社が日本の企業です。

また、創業200年以上はというと、世界で2,051社。そのうちの65.0%の1,340社が日本の企業です。

よその文化のロールモデルよりも、手本にすべき日本が世界に誇れる企業が、国内にはまだまだ沢山あるのです。

パーパスとは、「創業理念」。
何のために存在するのか、何のために事業を行うのかという組織の存在意義のこと。

ビジョンとは、「組織が今後目指すべき姿」。
将来こうありたいという未来に対しての意志。

ミッションとは、「組織の役割、使命」。
組織が行う仕事の内容であり戦略。

バリューとは、「付加価値」。
上記3つの項目によって得られる価値のこと。

我々に馴染みやすい、もっと分かりやすい日本語がちゃんとあるのですけどね。

今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。

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