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継続し続けた結果は・・・
以前のコラムで継続する力について触れました。
多くの人が、「筋トレやダイエットをしよう」と一時決意します。
人によっては、周囲の人たちにも自分の決意を声高々に宣言します。
そして、数日後、数週間後、数か月後に周囲の人たちから、「あれまだ続けているの?」と訊かれた際に、どのような回答ができる自分でいるか。
継続していれば、身体に変化が生じますから、おそらくは質問形式で訊かれることはないと思います。
訊かれる本意としては、「本当に続けているの?」「やる気ないの?」「多分あなたには無理だと思っていたよ」という、本人の表明した決意と言行不一致の実際に対しての失笑と揶揄でしょう。
筋トレもダイエットも、その行為そのものが辛いのではなく、行動するまでに言い訳したり怠けようとしたりする自分自身との日々の戦いが辛いのです。
「自分で決めたはずの行動」にもうひとりの弱い自分が抵抗して「今日も負けた自分」を日々積み重ねていくのか、それとももうひとりの自分に「今日も勝った自分」を日々積み重ねていくのか。
継続力はそのどちらを積み重ねるのかで、プラスにもマイナスにもなります。
負け癖、勝ち癖ということですよね。
大事なことは、自分で決めたことを守り続けること。
自分との約束は、誰も見ていません。揶揄してくる仲間だって、他人の筋トレやダイエットが成功しようと失敗しようと正直そんなことはどうでもいいことです。
それでも、自分の中の自分だけは、知っています。
自分の中の自分だけは、ちゃんと見ています。
自らの決意を誤魔化すような生き方をしていないか。自らの約束を反故するような日々を過ごしていないか。
継続力とは、つまりは「自分に嘘をつかないでやり続ける」という習慣のベースとなる実践であり思考の在り方なのだと捉えています。
その積み重ねは、今の自分から「成りたい憧れの自分」へと着実に一歩ずつ近づけさせてくれます。
今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。
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