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仕事の心構え

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2024年9月の記事一覧

リファラル採用促進のジレンマ

いったいいつから「リファラル」なんて言葉が、さも当たり前のように採用業界で使われ始めたのでしょうか。 とにもかくにも横文字使用の多い業界という印象が強いのですが、採用担当である限りはそのあおりを受けて、仕方なく受け入れて自らもいつの間にかその単語を使用するようになっちゃっています。 当社においては、もともと「社員紹介制度」という名称の制度を設けておりましたので、これがリファラル採用に該当するものとなります。 たまにチラシを使用したり、配布する紹介カードを使用したりという

複数のケアマネジャーが集まる意義

前回は、ケアマネジャーとして事業運営していく負荷が増えてきたこと、それによってなり手が少なくなってきたことについて触れました。 また、やりたいという人が少なくなってきたからか、新たな法改正ではケアマネひとりが受け持つ担当者数の上限が増やされました。 今ではひとりで40名の介護保険のお客様を担当するまでになっています。本当に大変なことです。 当社でも、数カ所のみ「ひとりケアマネ」で事業運営をしている拠点がありますが、現在は多くの拠点が複数名のケアマネジャーを擁しています。

ケアマネジャーが不足してきた現状

ありがたいことにこのコラムは、介護業界以外の方も読まれることがあるため、今回のテーマであるケアマネジャーについて少し説明をさせていただきます。 もともと介護保険が始まった際に、介護給付はサービスの現物給付になりますので、要介護度に応じて利用できるサービスの上限額が定まってしまうことから、その限度額の枠内で果たして日常生活の継続に必要なケアを十分に活用できるかどうか、その計画作成を代行するプロフェッショナルな存在としてケアマネジャー(介護支援専門員)が生まれました。 誤解を