その空気を醸し出すのは誰か
前回のコラムでは、新人スタッフであれ認知症当事者であれ、既に不安を抱えている相手に対しては、その不安を増長させるのではなく、少しでも軽減させてあげるような関わり方が上長や周囲の人たちには必要、という話をしました。
これは、ここ最近良く言われている「心理的安全性」というキーワードに当たるものなのですが、単なるお題目になってしまっていても意味がないのですよね。
よく会議でも見かける光景なのですが、これまでも何か発言をすると、皆の前で上長に否定されたり叱責されたりする場面が多く