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洋楽ロックとアニソンの関係

皆さんハマタイです。
いよいよNPB・MLB両方が開幕しなんとどちらとも贔屓チームが4月から絶好調で2023年度初っ端から笑顔が絶えない悩める海牛です。
今回は今までと違うアプローチからロックバンドに関しての紹介をしていきたいと思います。

はじめに

記事タイトルにも書かれている通り今回はアニソンとして使用された洋楽ロックについてまとめていこうと思っています。
アニソンと言えば音楽界でいうところの多ジャンル闇鍋なんでもござれなあらゆる音楽ジャンルが内包されている界隈ですが、その中でも洋楽を、しかもロックを使用しているアニメが結構あるということでアニメの紹介込みでまとめていく予定です。
項目はアニメ作品/バンド名/曲名の書き出しとなっています。

ジョジョの奇妙な冒険1部 ファントムブラッド/YES/Roundabout

まず最初は近年の有名どころからということでYESのRoundabout
ネットミームにもなった(To be continuedのやつ)ことでジョジョを観ていない層もイントロ部分は聴いたことあるんじゃないでしょうか?
スティーヴハウ師匠のギターから始まりえげつなく目立つベースのリフとまさにこの後の展開絶対盛り上がるでしょ!と思わせる局面にピッタリな曲です。
ジョジョに関しては有名でもあるので説明は割愛します(どんな作品か気になる人はwikiに)
ジョジョアニメ化が決まった際、荒木飛呂彦氏が洋楽、特にプログレとプリンスが大好きなことからどこかしらで洋楽を使用するのでは?と一部で盛り上がっていましたがまさかEDでYESを持ってくるとは思いませんでした。
約半世紀の時を経て再度Roundaboutが収録されているこわれものが極東のこの日本で売れる等YESのメンバーは思いもしなかったでしょう。
ちなみにプログレなのでフルで聴くと8分以上あるので注意してください。

東のエデン/Oasis/Falling Down

続いてはなんとあの眉毛兄弟バンドの曲もアニソンになってたの!?となる東のエデンよりOP曲となったFalling Down
2009年ノイタミナ枠で放送された作品で、謎に映画化(総集編入れて3回)もされているアニメです。
内容は簡単に説明するといきなり100億使い放題(国のため)になった選ばれた人達が繰り広げるサスペンスSFみたいな物語で攻殻機動隊やProduction I.Gで有名な神山健治氏が監督をしたということで彼らしい少し哲学、そして堅苦しくもユーモアあふれるアニメ作品となっています。あと地味に攻殻機動隊と世界観が同じです。
例のごとくノイタミナ枠ということでOPやEDは洒落てる感じになるのですが、ここでまさかOasisのしかも最新作から曲を持ってくるとは思いませんでした。
曲自体はOasisお得意の美しいメロに結構がっつりとしたサイケ風味とパターンループが入るドラムだったりと一般受けはいいのか判断しかねる曲となっています。ちなみに眉毛兄ことノエルボーカルです。
キャラデザさえ違和感なければ話数自体も1クール分で内容もすんなり入っていけるので是非とも視聴してほしいです。
ノブレス・オブリージュ。今後も、救世主たらんことを…。

HELLSING/MR.BIG/Shine

続いては作者に嫌われてるHELLSING旧アニメのEDよりMr.BIGのShine
作者の平野耕太ことヒラコーが原作と(というよりもヒラコーが思ってた設定と)違いすぎたり2000年代前半の深夜アニメということもあり予算が少なくクオリティがお世辞にもいいものではなかったが故にはっきりとダメだしされた悲しき作品です。(Mr.BIGにEDをしなければもう少しお金あったのでは?)
HELLSING自体を楽しみたい、どんな作品か知りたい方は原作漫画新アニメ(OVA)の方をおすすめします。旧アニメのこっちもこれはこれで2000年代前半特有の味を楽しめるので見るなとはいいません。
ちなみにMr.BIGの方はギタリストのポールギルバートが抜けてリッチーコッツェンが加入している時期なので後期ですね。
曲としてはこちらも90年代後半から2000年代前半特有のちょっとメランコリックなミディアムバラードを味わうことができるので是非聴いてみてください。

課長王子/John Sykes/CAUTIONARY WARNING

続いては多分ウルトラマイナーアニメすぎて知ってる人ほとんどいない(若しくは忘れてる)人ばかりなんじゃないか?となる課長王子のOPです。
いやね、洋楽ロックアニソンを紹介するならこの作品を外すことなどできないんですよ。
しがないくたびれた日本の平凡な課長が、フライングV片手におっさん版マクロス張りに宇宙にライブを轟かす!でも軸はヒューマンドラマ!そこにちょっとしたSFを加えればこんな素晴らしいアニメができる!を体現したとても貴重な、そして後世に語り継ぐべきアニメです。
なんといっても最終回のライブの演出がね、もう素晴らしいんですよ。それこそぼっち・ざ・ろっく!やけいおん!や、ハルヒやなんならBECKでも出すことのできない、渋く淡いブルース主体のハードロックをおっさんが演奏する、それでも人に感動を与えれる最高演出を是非見てほしいです。
あの頃の、70年代80年代ハードロックが好きならまず間違いなく心に響くはずです。
惜しむらくは現在サブスクで見れる媒体がないことか、、、

番外編

まだまだ洋楽アニソンはたくさんあるのですが、ここから2作品程番外編として第一話のみ限定で流れた曲と曲自体は邦楽アニソンだけどバックメンバーがゴリゴリ海外ハードロックアーティストな曲を紹介していきます。

神様のメモ帳/MR.BIG/Colorado Bulldog

神様のメモ帳第一話限定EDとなったMR.BIGのColorado Bulldog
なんとMR.BIG二回目の登場です。日本に本当愛されてますね。
この曲がなぜ可愛らしい絵柄のアニソンに?と思うかもしれませんが主人公であるアリスというキャラが探偵業をニートなのにやっていて、その探偵の協力者たちに電話する際に鳴る着信音がまさかのColorado Bulldogなのです。(確実にうるさいだろうなぁ)
さらにこの神様のメモ帳の作者の他作品でもあるさよならピアノソナタを読んでもわかる通り、作者はかなりの音楽好きでもあります。そういった縁から1話限定でこの曲が選ばれたのではと思っています。
音楽好きに刺さるであろうさよならピアノソナタもいつかアニメ化してほしいです。

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ/奥井雅美/Shuffle

続いては熱い曲を歌いまくるJAM Projectの一員でもある奥井雅美氏による遊戯王OPとなったShuffle
がっつり日本語で日本の歌なんだけどバックで弾いてる演奏者がリッチーコッツェンとビリーシーンというこれまたMR.BIG関連
ちょうどオシリスの天空竜・オベリスクの巨神兵・ラーの翼神竜と当時の子供はほぼ確実に大興奮できるカードが出てきたころの曲で、ビル群でモンスター召喚し戦うOP映像とハードロック節炸裂のこの曲が見事マッチして子供に凄まじい程の印象を与えたはずです。
リッチーコッツェンのギターがアウトロで暴れまくり、ビリーシーンの少し硬く歪んだベースがさく裂するのでもうこれはほとんどMR.BIGの曲といってもよいでしょう。ちなみにEDになったこれまた奥井雅美氏の曲「あの日の午後」にはギター演奏としてTOTOのスティーヴルカサーが参加しています。豪華すぎるだろ!

最後に

こうしてまとめてみると2/3ぐらいの比率でMR.BIG関連なのでちょっと書き終わった後笑ってしまいました。それだけ彼らは日本で愛され、ファンも多いということなのでしょう。
そんなMR.BIGが今回でラストとなるフェアウェルツアーを行っています。誰よりも日本に愛され、日本を愛した彼らの最後の雄姿、そして亡きパットに捧げるラスト武道館ライブに是非とも皆さん参加しましょう!!約束された名ライブ確定ですよ!!
他にもまだまだ洋楽ロックがアニメのOPEDになった作品は数多くあります。機会があれば第二段として紹介していきたい所存です。
以上、記事を見てくださりありがとうございました。

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