季節感とか考えなくてもいいのだけれど
以前noteにも書いたカラパナ、ハワイのミュージシャンですわな。どうしても常夏のイメージなモノですから冬には向かねぇんじゃねぇの?とかありますわな。
同じくハワイのアーティストでセシリオ&カポノとかいかがかな?
変にアレンジとかに特化してないのがいいのかな~?そんなに吸われるアルバムではなかったのですが。夏を想起させるアーティストではありますけど最低気温が氷点下を叩き出すこの季節に刺さってまいりやした。
気温も下がり籠もりがちな季節感のせいかプログレ寄りなルーティンになっておりましたが、なんとなくセシリオ&カポノの“Night music”を外で聴いてみたんですよ。
何よ~こんなに染みるアルバムだったかな?
作りに入り込まず声や楽器の音が真っ直ぐ入ってくる感じ。
これは何だ?冬のキンとした空気にはアコースティックな楽器が似合うってことなのか?ストリングスの音色は当社比ながら冬っぽいなどと思ってましたけど…。
歌詞のイメージを抜きにしても五輪真弓さんの“恋人よ”のイントロは凄く季節感がありますよね。バッキングの四分音符で刻まれるストリングスが襟を立てて前を合わせたくなる音感があります。上に載る旋律は冷たい風に舞う木の葉のような…。
でも音色だけではないわなぁ。じゃあセシリオ&カポノとカラパナの違いはなんやねん?て話で。カラパナのほうがビート感のある楽曲があるわなぁ。冬にはビート感がないほうが似合うのか?“似合う”はいいとして“向いていない”?んなこたぁないわ。今朝も俺は駅のホームでアースでノリノリやったやん。
どうせ季節に関わらず曲順も覚えてしまうほど聴くことになりそうなアルバムに昇格したのは間違いない。この冬の収穫だわぁ。