なんでもっと早く出会えなかったのよ~!シリーズ⑤

 実際出会っているのは四半世紀くらい前なんだろうな。
 ジャケ写の話題性もあって結構プロモーションされていたんだろうか?

 今回はスティーリーダンを!

 “Aja”から入った訳です。
 ゲストも多数のアルバムで当時はロクに聴いたことのなかったスティーブガッドとかジャズ系のミュージシャンも参加してまして、その辺を聴いてみたくてね。
 ドゥービー繋がりのマイケルマクドナルドやジェフバクスターが以前在籍していたのも知ってはおりましたが、さぁ針を降ろしてみればなんちゅー透け感!
 10代の俺はもうちょいロック寄りでないと響きませんでしたね。

 後から考えてもかなり豪華なメンツなのですが当時の俺には渋過ぎました。

 別に「好きではない」でもなくて結構聴いてたんですよ。タイトル曲“Aja”のガッドのドラムスは手数も多く派手で興奮したものですが、しかし“Deacon blues”でのバーナードパーディにおいてはいくら「素晴らしいドラマーなのよ」と聞かされても

 「・・・ドンタカドン」

 のFillでは当時盛り上がらんわけですよ。
いやいや決してディスっている訳ではありません。

 そんなこんなで他のアルバムは聴かぬまま時は過ぎ、つい3ヶ月くらい前から他のアルバムを聴きだしたんですが・・(とはいえアフターAjaはGauchoまでですけどね)

 「カッコいいやん!」

 豊富な楽曲のジャンル、そのくせ全体を覆う独特の漂うような和音感、そして非常に洗練されたアレンジなのに「こんなことする?」みたいな、新たなサウンド探しをあきらめない様々なチャレンジが感じられます。

「Countdown to ecstasy」ではゲストでなんとリックデリンジャー!後々AjaやGauchoをリリースしたバンドのアルバムにリックデリンジャーですよ!
 
 個人的にはアルバム「Pretzel logic」がお気に入りですね~。ラスト曲「Monkey in your soul」ではベースがディストーションでゴリゴリですよ!

 ギターサウンドに痺れていた当時には“Aja”は取っつき辛いアルバムでしたが
以前のアルバムはどうしてどうして!
もっと早く聴きたかったですね~。

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