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CEO日記 2023年6月19日「役人言葉(霞が関用語)」

取引先様と打ち合わせの際、社長が笑いを堪えていたので、どうしのか聞くと、役人言葉がおかしくて笑いそうになったそうです。

確かに、30年も国家公務員していると、役人言葉が骨の髄まで身についているはず。自分では気付きませんが、普段から役人言葉全開のようです。

役所に限らず、どんな業界でも業界用語や業界言葉はあり、中にいる人にとっては、それが共通言語なので、当たり前に使っていますが、外の人にとっては理解しづらかったり、そもそも何と言っているのか、どんな字を書くのか分からなかったりしますよね。

私が使っている役人言葉(霞が関用語)を、その意味や使い方とあわせて、少しご紹介したいと思います。

  • 移管(いかん)する:担当部署を変えること

  • 指向(しこう)する:ある目標に向かうこと

  • 解(かい)する:分かる・理解すること

  • 思料(しりょう)する:思っている・考えていること

  • 報告(ほうこく)する:下の立場の者が上の立場に状況を伝えること

  • 下達(かたつ)する:上の立場の者が下の立場の者に指示すること

  • 連絡(れんらく)する:同じ立場の者同士が状況を伝えること

  • 決心(けっしん)する:とても重要な意思決定すること

  • 左様でござます:まったくその通りです

  • 平仄(ひょうそく)をそろえる:文書の様式や言葉遣いを揃えること

  • 係る(かかる):〜に関する・〜に関連するの、さらに強いバージョン

  • 結節(けっせつ):業務の流れで重要な節目

  • 隘路(あいろ):業務の流れで最も困難が予想されるところ

  • 合議(あいぎ):コンセンサスを得る

  • 叩き台(たたきだい):担当者が作った業務などの一次案

  • ポンチ絵(え):政策や事業を分かりやすく伝える1枚の図

  • 整備(せいび):準備したり、整えたり、仕事をやり終えること

  • 等(とう、など):事柄をいくつか挙げるとき、他のことも含むこと

  • 積み残し(つみのこし):終わってない仕事

  • 差し替え(さしかえ):修正・訂正した資料と入れ替えること

  • 塩漬け(しおづけ):放置する・されること

  • 投げ込み(なげこみ):文書や資料を上の立場の人に対面せず渡すこと

  • ロジ:ロジスティック。業務や行事に関係する諸々の雑用

  • レク:レクチャー。政治家や外部の人の説明すること

考えると面白くなって、たくさん書いてしまいました。
他にもたくさんありそうですが、今日はここまでにします。

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