ただただ芝生を堪能する。寝転んでごろごろしたい弥生パークキャンプ場の芝(道央・7月)
日中30度、北海道の短い夏の中でも珍しく暑い7月の終わり、安平町の弥生パークキャンプ場に行きました。
札幌からおよそ45キロ、1時間圏内でこれるのは、土日休みのファミリーキャンパーであればとても嬉しい距離感。できるなら50キロ圏内、運転は好きでも、疲れを残したくない。2時間は運転したくない。そんな距離感が安平の好きなところ。
安平町道の駅「D51ステーション」から2キロの距離感ということで、利便性やや高い。チェックイン11時、アーリーで2時間早くこれるので、週末の場所取りとして早くきてもいいかもしれない。チェックインが早い分、チェックアウトは10時と早め。
そして、初めてきた印象。
「ザ・芝生」
一面芝生、気持ち良すぎてすぐ靴を脱いでしまうくらい芝生。
すぐ、寝転びたいくらい芝生。
ドッグランもあるこのキャンプ場。犬の気持ちはわからんが、犬もさぞかし走りがいがあるだろう。
手早く受付を済ます。入場料500円、テント1000円、タープ500円、車横付け500円、薪500円と入場料にトッピングしていく方式。
安い価格で購入判断して、結局あれもこれも足して高くなる住宅販売方式といってもいいかもしれん。結局フリーサイトなのに、オート的に使いたくて車横付け、薪も買ったりなんだりで、3000円になっている私と娘。
生ビールも400円で出しているのが悲しくも嬉しい。
缶ビールやお菓子、地元の有名なジンギスカン(コロコロジンギスカン)も売ってるので、あ、道の駅いかなくても買えるんだ、という感想。
でも、スーパードライ350mlは300円と割高なので、お酒飲んでなければ最寄りで買った方が安いですけどね。
それにしても、こんな一面芝生なら、芝生の端っこではなくど真ん中にテントを設営して、一面360度芝生にしたいのが人情ってもの。
ということで張る。
他に5組来てましたけど全員端っこ。なんだろ、なにかあるのか?
結論、真ん中で良かったと思う。夜、鯉のいる池側はカエルの合唱、林寄りは鳥の鳴き声がそれなりにあったので悪い選択ではなさそう。
ま、しいて失敗といえば、南側にテントの入り口を向けてしまい日陰がろくに作れなかったくらい。真夏にこれは結構ダメージがでかかった。今までそんなこと気にしたことなかった。これは北海道人だから?それとも単にぐうたらの考えなしだからだろうか。
ちなみに今回のキャンプ。ほんとは一緒にきた友人に合わせて電源付きカーサイトで予約したんだけど、全くおすすめしません。理由はこちら。
なぜか芝生サイトから一度でて緑っ気のないスペースを紹介されます。芝生サイトにも一部電源サイトがありそうなんですが、埋まってました。
事前に予約する際に確認するか、フリーサイトを予約しておくのが無難です。高額の電源オートが、フリーサイトより見劣りする希有な例でした。即フリーサイトへ変更しました。平日で良かった。
ドッグラン内からのサイト。一面芝生。草地のキャンプ場はいくらでもあれど、寝転びたいと思えるキャンプ場は他にない。
虫も少なく、蟻がいないのが、ありがたい。芝生を守るため焚き火台の下に敷く60センチ四方厚さ1.5センチくらいの板も貸してくれます。その上でスパッタシートも使ってね、という念の入り用。この芝生は守りたいとそう誓う。
夜、周辺に光源がないので、星がよく見えました。流れ星三回くらい見ることができたのは幸運だった。
翌日管理棟周辺を散策、背の高い木の中にテントを張りたくなるような空間が。自転車キャンパーがテント張っていたので聞けば張らせてくれるのかもしれません。
そして謎の綱渡りならぬ、木渡りができます。こういうのやると夢中になるんだよな。まぁ、先っぽまで行けなかったんですけどね。
他にも手作り感満載のターザンロープやブランコが一組あります.週末は人が多すぎてろくに遊べないんだろうな、と思うところもあるけど、平日子供連れはおすすめできます。
管理棟の裏手に鯉.
管理棟の100円ガチャで餌が買えるので、子供が夢中に餌投げ入れてました。安上がりで満足してくれて助かる。
適度にいい空にも出逢えて久しぶりの友人と会うにはとても満足のいくキャンプ場でした。
今回の弥生パークキャンプ場の感想。
「芝生が最高。また来たいな」
「うわっ!管理人さんのテント、アーバンリサーチとテンマクのコラボじゃん。気合入ってるなぁ」
という二日間でした。
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