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Ogawaのテントグロッケ12TCのメッシュを補修。失敗を知ることで成功に近づくよね。故にチャレンジ。

愛用テントに穴が。


昨年の春に買ったグロッケ12TC、強風のクソ寒い春。入り口近くで風避けながら焚火していた際に空いた穴がこちら。

みっともないけど修理に出したら万単位の修理費用がかかるのでどうにか修理しようとした記録です。

私みたいにリスク顧みず、入り口近くにランタンを置いたり、焚火をしていて「あ〜メッシュ火で溶けちゃったよ〜」という方向けの話になります。

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しっかり空いてますよね。これ焚火が原因っぽく冒頭に書いてますけど、コールマンのガスランタン「ノーススター」によって空いた穴になります。メッシュ部分が強風ではためいて足元にあった燃え盛るノーススターにベッタリ。溶けて穴があきましたとさ。

ユダヤ人はリスクマネジメントを子供の頃から叩き込まれ「想定外」という言葉は使わないそうですが、いかんせん私は日本人。「ま、大丈夫でしょ」と軽い気持ちで穴を開けました。こんなん想定外とは言いませんでしたが「マジかぁ」となるので全くお勧めしません。

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さて、上の画像は中国製の網戸補修テープで補修した後になります。穴が空いた直後1ヶ月前に行った最初の応急処置です。
余りにテープを貼った感がすごくてオガワのステッカーを貼ってみた。「なんだコレ」感がすごいのでお勧めしません。

用意した物はダイソーとセリア。

今回用意したもの。

・ダイソーの網戸防虫網(20メッシュ)91センチ2M巻 200円
・セリアのボンドGPクリヤー 100円(メッシュ素材のポリプロピレンの接着が可能なもの。

その他どこにでもあるハサミ。ちなみに設営時のテント写真はこちら。ステッカー貼る前。

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穴空いている感がすごい。これでは流石にダメだ。人は自分のものになった瞬間「保有効果」により物の価値を2.5倍は高く見積もってしまうとダニエル・カーネマンが言っていたような気がするけどこれはまずい。みっともなくて違うテントが欲しくなる。

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さて、開けた穴。熱で溶けてよれた部分を取り除くため、ハサミでチョキチョキ。開けた穴の縁をボンドを塗り伸ばして、補修網を貼り付けます。

後で余った部分をハサミで切り取ることとして、大雑把に補修網を切って貼り付け。なにぶんこんなことをやっている方の記事を見つけることができなかったので手探りです。ボンド付けた部分白く乾くなぁ。完全に乾いたら果たしてどうなることやら。

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片面だけでも良いかなと思いましたが、ボンドが裏側に滲むので、乾いた後でもゴミつきやすくなるんだろうかと心配になり、蓋をする意味で逆サイドからも補修網をペタペタ。

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サイドの縁からはみ出た部分をハサミでチョキチョキ切ります。

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他人の注意力をコントロールする。

さて、本来はステッカーなんて要らないんですが、人は何かに集中するとそれ以外への注意力は著しく減るそうです。心理学の実験でバスケの試合のパスの回数を数えよ、というお題を与えられた被験者は、その間ゴリラの着ぐるみを来た人が登場したにも関わらず気づくことができなかったとか。

なので、ステッカーに意識が向き、補修跡に意識が向かないよう、かっこいいOgawaのステッカーを貼ります。心理学的に保証された手法、最強。

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ステッカーは2枚あるので綺麗に重なるよう配置して貼り付け。コールマンのホワイトガソリン缶を台替わりにして押し付けるように貼り付け。ステッカーの表面を見るとメッシュ跡が分かるくらいに押し当ててますね。

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メッシュ補修完了。失敗だったこと。

さて、完成したものがこちら。角度を変えて2枚。最初の状態からかなりまともになってますね。300円でこれならうん万円かけるよりはいいんじゃないでしょうか。

ま、沢山の失敗から失敗を避ける方法がわかればいずれは成功する。手探りだったけどやって悔いはなし。

そして、成功手法より失敗手法から学べと偉い人が言っていたので、誰かチャレンジする人向けに最後に失敗だったなと思うこと。

網戸防虫網は、網目がまだ荒かった。そして硬い。
もしかしたら車のシェードの方が柔らかくていい塩梅かも。

メッシュ硬いので巻き上げにくいと思う。ま、それはステッカー貼った段階でわかっていたことなのでステッカーも実用重視ならお勧めしません。

そんな感じで、やり切りました。まんざら悪くもないので、保有効果も出てきたような。次回のキャンプ楽しみになりました。グロッケさん、引き続き末永くよろしくお願いいたします。

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