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春待ち

自動販売機の見本の中身が空っぽになっていた。商品入れ替えの時期なのかなんなのかわからないけど、いつもの通り道。

なんだかとても悲しくなった。

別に「あなたに売るモノは何もない」と言われたわけでも、「君は中身が空っぽ」と言われたわけでも、「もう存在価値がない」と言われたわけでもない。

秋頃に、勝手に解釈して物事を哀愁漂わせてるかのように受け取ることはよくあるけれど。

もうすぐ、そこに春はきているのにね。

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