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ノンストップ、だけど時々立ち止まる。

共感した。
http://s.ameblo.jp/licolily/entry-12140029379.html

「ママ」というものは、一度なると二度とやめられないものだ、ということを、妊娠してからこっち、ずっと思っている。

自分の意思とは無関係に、体内が作り変えられていく。体調が予測不能で、体も思う通りに動かすことができない。
ジャンプもつま先立ちも、黄信号で思わずダッシュ、もできない。してはいけない。

体内から出たら、もっと「ママ」の始まりだ。勿論終わりたいワケではないのだけど、二度と私は「ママになる前の自分」には戻れないのだ。相当な覚悟をしてママになる人もいれば、そうでない人もいるだろう。でも、いくら計画したところで、子供を授かるのは奇跡や偶然のタイミングが重なったものである以上、その瞬間から覚悟出来ている、なんていうのは土台無理な話だ。と、思うのだけど。

過去との訣別。

だからこそ、思考やスタイルなどは、自分1人で考えて生きていたような錯覚の只中にある「あの時代」のままでいようと思う。しがみつこうと思う。とあるなんでもない日々の20代や、30代の、あの愛しい日々たち。きっと今後もまた別の愛しい日々が続くのだろうけど。

毎日、生まれてからずっと、新しい一日を生きてきたから、人生とはそういうものの連続で、もう慣れっこなのかもしれないけど。

今までとは違うことに感性を揺り動かされながらも、前と同じ感受性をも、手放さないでおきたいのだ。
きっと、私の人生の転機に、出産は入らないような気がしている。とても大きな嬉しい変化であることは事実だけど、内面は18歳の時にも、30歳の時にも転機は訪れている。

だからやっぱり、「理想の過去を未来に創る」のが私の当面の目標か。

きっと中の人wが外に出たら、日常に追い立てられて、ゆっくり考えることもできなくなるだろう。それでも、過去の自分を忘却の彼方に追いやることなく、全ての過去があったから今の自分があることを常に覚えておきたい。

忙しい未来の自分に、花を添えるのもまた、過去の自分の集大成だ。

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