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▼目次
1.🏆66大会優勝しました🏆
どうも、ハエおです。
今回、すたっくさん主催の大会である『演舞CC(演舞チャピオンズカップ)』の66部門で見事、優勝することができました。👏
今回は、優勝したPTとそこに至るまでの過程や思考を言語化し、記事にしました。構築の一助になれば嬉しく思います。
【▼こっから常体▼】
(1)はじめに
自分自身、66の大会はほぼ未経験ということもあり、手探りの状態で始めた。
(※一応補足しておくと、日本では63がメジャーであり、66の開発が進んでないことが背景にある。反対に海外勢は66がメジャーである。)
そんな感じで、「どの人形が強いのか」「どんな戦法が強いのか」を考えるところからスタートした。
色々模索していく中で、最終的には納得できる形には落ち着いたが、まだまだ改善の余地があるPTだとは思う。
模索段階については、以下に記載にしている。
※長くなるので、最終的な構築について知りたい方は、目次より「4.使用したパーティー」へ。
(2)自分の武器
さて、先述した通り、模索していく段階からのスタートとなり、闇雲にパーティーを考えてもしょうがないので、1度、自分の得意なことを考えることにした。
自分は対戦相手や環境のメタを考えるのが得意だが、それ以上に自分の持っている誰にも負けない要素として「演舞界隈での人脈」があると思った。嘘みたいな話だが、これは本当に大きいと思っていて、何かあれば調整してくれる人が居たり、自身には無い視点でのアドバイスをもらうことができたりと、大きなアドバンテージとなる。
↓実際に構築や対戦の際に、お世話になった方々↓
Dレティやその他強い人形の強い型・調整先を教えてくれた「masaさん」
Pコンガラの抜打ストショ両採用を進めてくれた「Nienさん」
90分間に渡る対戦をして調整してくれた「てんこさん」
夜中の3時までパーティーの相談をしてくれた「あいろまさん」、「Wataruさん」
反骨のケアの大切を教えてくれた「ちぃぱらっぱさん」
受けループのEえいき採用の参考元である「Pebbleさん」
大会運営、そして自分とのマッチの後に応援してくれた「すたっくさん」
自分のパーティーをナメクジと呼んだ「しょう左衛門さん」
最後は冗談ですが、本当にこれだけの方にお世話になりました。重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。
上記の方々の環境の考察や思考を聞き、パーティーを組むことになった。
2.ルールの確認と考察
(1)ルールの確認
さて、今回、66部門では海外勢の参入も考え、一部のスキルやアビリティの制限が設けられていた。
以下に記載しておく。これを元に環境を考察していく運びとなった。
(2)ルールの考察
いわゆる、「害悪」「運ゲー」と呼ばれる戦術を嫌っていることが分かる。
自分としてはこれらの一撃必殺系のスキル、「気分屋」は運ゲーではないと思っており、試行回数を重ねて受け人形を突破するデザインのスキル・アビリティであると思う。また、「酒宴ドランカー」も受け人形の突破という意味では似たようなスキルで、足の遅い人形を牽制する役割がある。
思うに、これらのスキル・アビリティを禁止しても新しい害悪人形や戦術が生まれるだけなので、結局のところイタチごっこだと感じる。
プールを狭めて新しい遊び方を開発するという観点から見ると、新しい環境での対戦となるので面白いとは思う。
(Eメディスンに関しては確かにプールを狭くし過ぎるため、致し方無いところもある。)
こういった環境だったので、強い戦術は必然的に受けよりのパーティーになると感じた。特にAえいりんはやべぇぞって事で上記の方々とも話題となり、Aえいりん絡みの人形の対策が急務となった。
そんなこんなで演舞サーバーの方で軽く考察を行い、叩き台としてパーティーを組むことになった。
3.パーティーの変遷と対戦相手の考察、当日の対戦のリプレイ
このルールが無ければ使おうと思っていたが、あえなく断念。
せっかく作ったので、これを元に頭の中で試行錯誤を繰り返し、改良されたPTがこちら。(▼動画は音が出るので注意▼)
この段階では、ありえないぐらいAえいりんが重く、お世辞にも、PTとは言えない。
また、ステトラを踏み、Dマミゾウが何もせずに散っていくのが目に見えているため、DマミゾウをDキクリに変更し、対面で引かせるプレイをすることに。
結果、てんこさんとの調整を行った際に、1時間半に渡る試合を繰り広げることとなる。
Aえいりんの「毒々スパイラル」がくそキツかったが、「レイジィミスト」を枯らし切り、なんとか勝利。
▼てんこさんのパーティー▼
Eよりひめの枠を要検討とし、自分のシード下の第1回戦である「Take19さん」と「Dosentさん」の結果を待つことにした。
勝ち上がったのは、「Take19さん」。
(1)vsTake19さん
Take19さんについて補足しておくと、
普段はPヘカーティアとPマミゾウで強制択ゲーを仕掛けてくる印象が強いプレイヤーである。これは実際に対面すると分かるのだが、択ゲーがとんでもなく苦しい。分かってても無理無理無理かたつむり。
受け人形として、Dこあくまが居るのは普段の63ルールでのランマチで確認済みで、Pヘカーティアはピアス、Pマミゾウはベルトで使用していることが多い。(たまに違う装飾品で破産する。)
これはEよりひめではどうしようもないと思い、ここでEよりひめの枠をEえいきに変更。こうしてジャパニーズナメクジパーティーが完成した。
そして、迎えた当日。
予想通り、Pヘカーティア、Pマミゾウの並び。「Dこあくまが居ないこと」と「Pときこ、Dルナサ、Sエレンが居ること」は少し予想外だったが、概ね当たっていたのでヨシとする。Eえいき、Eすわこ、Eべんべんが活躍し、勝利。
▼対戦のリプレイ▼
決着まで約1時間。
最後はBMをしてしまっている。マナーが悪い。本当に申し訳ありませんでした。
言い訳をすると、PマミゾウとPさくやを倒したあたりで、完全に安心して集中力が途切れたのが原因です。
(2)vsすたっくさん
さて、次の対戦相手は「すたっくさん」。
63部門ではボコボコにされたので、66でリベンジを果たすべく頑張ろうと思った。
しかし、すたっくさんと戦う上で、一つ重大な問題があった。
それはナメクジの生態を知られていること。
すたっくさんにはDiscord上で画面共有をして、パーティーを見せており手の内を知られているため、新しくパーティーを作る必要があった。
そこで、すたっくさんの使うパーティーを予想し、それをメタる形を取ろうと考えた。
予想した並びが以下の通り。
【すたっくさん仮想パーティー】
Sよりひめ 浮遊石or藁人形(嫁やし絶対いるやろ!)
Eてんし 銀のかんざしorピアス
Eとよひめ 藁人形
Eすわこ 毒壺
Eキクリ 金のかんざしorモルガナイトor兵糧丸
Pコンガラ 生命or治癒or金のかんざし
↓
Eゆめこ 生命の符
…金のかんざしEひなもありえる?
…そういえば、Pゆめみも好きだよなあ…
ここで、地獄の1週間が始まる。
食事中も、仕事中も演舞のパーティーを考える日々。
マジで1日3時間以上は考えていたと思う。みんながエルデンリングのDLCやらパルワールドのアプデで盛り上がっている中、ひとりでそろばんを弾いていた。
さらに前述した通り、いろいろな方に相談してみた。
vsすたっくさんのパーティーを作る上で、相談したのが、masaさん、Nienさん、あいろまさん、Wataruさん。
WataruさんはSレイセンをおすすめしてくれましたが、Eすわこがキツすぎ て没になりました。(ごめんなさい…💦)
masaさんもあいろまさんも集防A+のDレティを薦めてくれたので採用。お互い同じ人形思いついてたのすごい。
Nienさんは直前になってEみまがキツいことを相談するとダブル先制でイケるやろ!とのことだった。
そうしてぐるぐるする思考の途中で、楽天家Sすわこがいいんじゃないかとか意味の分からん結論に寄っていったところで、タイムリミットが近づいてきた。
もう時間もないところで、今まで使ったパーティーの並びからヒントを得ることにし、結果、しょう左衛門さんとのタッグ杯でのパーティーにたどりつく。
脳内のしょう左衛門さんが「DサラとEわかさぎひめを使え。」と囁いたが、流石にEわかさぎひめは無理がありそうだったので、Dレティに変更しパーティーを組む。出来上がった並びがこちら。
この男、全力で後ろ向きである。
Pコンガラの技構成は、
「奮闘之構」「抜打」「ストライクショット」「ポイズンボム」で、キショさMAX構成になっていた。しかし、これでEキクリ対策はバッチリ。当日、いよいよすたっくさんと対戦!!
あろうことか一体もかすってない!!
当日はとても慌てたが、DレティとPコンガラが強く刺さりそうだったのでいけそうな感じはあった。
レイジィの衰弱の引きが良く、なんとか突破することができた。
▼対戦のリプレイ▼
この対戦は40分ぐらいで終わった。66にしては、早かった…?
そしていよいよ決勝戦に進出。当時の心境としては、「正直もう演舞から解放されたい。」という一心だった。それほどに疲れた一週間だった。
(3)vsMonochromeさん
いよいよ決勝戦。
決勝戦で初の海外勢とのマッチング。
Monochromeさんについては、事前の情報がリプレイ以外にほとんどなかった。
幸い、Monochromeさんは演舞動画を投稿していたので、当日まで動画を見て、研究することにした。
予想パーティー
Aえいりん 毒壺
Sさなえ こだわりピアス
Dときこ 生命の符or迎撃ビット
Pコンガラ 治癒の符
Sだいようせい 兵糧丸
Eリリカ リフレクトビット
PPの振り方としては、64ぶっぱが基本であるということも分かった。
中にはバリオプ変態型みたいな人形もいたが、そこらへんはDキクリに処理を任せることとし、特にパーティーの調整はせず、頭の中で対戦のシュミレーションをしていた。
前日の夜はあまり眠れず、微妙なコンディションでの決勝となった。
▼対戦のリプレイ▼
【ハエお視点】
【Monochromeさん視点】
ナメクジ構築がうまく決まり、優勝することができた。
改めてMonochromeさん、長時間に渡る対戦ありがとうございました!!
次は使用したパーティーについて紹介する。
4.使用したパーティー
(1)vsTake19 さん & vsMonochromeさん
【パーティーのコンセプト】
Eべんべんによるパワースポットの回復と、森林浴の回復でねちねち戦い、相手の体力をじわじわ削っていく受けループのパーティー。
【パーティーの強み】
数値受けが十分に間に合い、かつステトラが痛くない人形を中心に採用しているため、交代連打合戦になっても読みを通さなければならないターンまでに猶予がある。受けループ全体に言えることだが、読む必要もない対戦があるのが強い。また、受けループをAえいりん単体で崩そうとするパーティーには、パーティー全体で少しずつ「レイジィミスト」と「応急手当」を削っていくことで対処する。
【パーティーの弱み】
ステトラを嫌い過ぎて風・自然属性がいないため、散弾の音属性(Pミスティア・Eメルラン)や散弾の高火力水アタッカー(ピアス強気Pゆめみなど)がとても辛い。
音散弾については、Eメルラン・Pミスティアが「ブレイブソング」を持っていたら相当にしんどい。Aサニーでの「突風」は根本的な解決にはならないので、持っていないことを祈るしかない。一応、Eすわこがディスボで返せるので、積まれていない状態で対面してれば返せる。
(Eメルランの黒印突貫ウルハイが60.1~71.8%)(EすわこのディスボがEメルランに対して1番下の乱数以外確定1発)
ピアスPゆめみは、森羅結界でこだわりロックをしても引き先がいないため誰か1体をリリースする必要がある。もしくは気合でPPを削るか。
ここらへんの苦しい人形が来たら、対処は全てDキクリの大火傷となる。
①Eえいき@捕縛縄
「インスティンクション」より、「甘美な囁き」のほうがゲームが進みやすいと思う。(Dオレンジに撃てたり、銀ざしPときこに撃てたり…その他散弾のみ受ける人形など。)
「インスティンクション」にしたのは、幻勢をステトラやビットのダメージ込みでワンパンラインまで押し込みたいのと、サイクルを繰り返す中で追加効果である散防ダウンを狙いたい意図がある。要は舐められるのを嫌った。
②Dむらさ@金のかんざし
PコンガラとEちぇんを見るために採用。Eちぇんは、「底力」+「オーバースキル」は無理だが、狂乱浄瑠璃なら耐えて滝落で返すことができる。万が一にも「オーバースキル」だった場合は、Dキクリに無技を誘って引くか、反動ダメージで頑張るしかない。(※「オーバースキル」でも、一応乱数下6つで耐えることはできる)
スキルはキモいけどこれで良いと思う。他には「アクアカッター」があるが、ほぼターンパスみたいなものである。
「レイジィミスト」はEとよひめやその他治癒力勢で一旦流すムーブにリスクをつけるために採用。少なくとも66において冥技を採用するメリットはほとんどないと思う。
③Eすわこ@毒壺
Aえいりんと選択での採用の一枠。
スキルについては「集中豪雨」も非常に強力なので、頭の片隅に入れておきたい。もし、入れ替える場合は「干ばつ」もしくは「ディストーションボム」かと思う。
狂った種族値をしており、決勝もこいつ一匹でしばらく戦っていた。PP振りに関しては66では、痛烈に当たるのが当たり前みたいなところがあるので、行動保障が確保できるように基本ぶっぱにしている。
④Dキクリ@焼けた石
Eべんべんと「森林浴」でのシナジーがあり、まさかの焼けた石の2度漬けが可能である。ただ、そういった展開は相手もケアするので、なかなか決まらない。しかし、プレッシャーを与え、プレイを歪ませるには十分である。
本番では一度も、無我コンテを押すことなく勝利。火傷ターンを稼ぐため、そして、こだわりロックのために「森羅結界」が欲しい場面が多かったが、寝ることによって、Aえいりんの「レイジィミスト」「応急手当」のPPを枯らす戦術を取ることが可能なので一長一短。
Take19さんとの試合では、白印HB64で使用していた。これは、Pマミゾウの「シューティングプレス」を意識している。(相手視点、大地の一貫がすごいので押しやすい。)
もちろん、回復は間に合わないが、こちら側も大火傷でマーキングをしたいという意図があった。
また、「セントエルモの火」ではなく「廻ル幻想」を採用していた。(アタッカー寄りのEひなを意識していたためである。)
相手の「応急処置」の人形が焼けた場合にはEえいきで無効化させるプランも覚えておくと良い。
コンテ無我をしたくない場合は、「無我の境地」を抜いて「森羅結界」が良いと感じる。
⑤Aサニー@リフレクトビット
「突風」は一度も撃たなかったが、パーティー全体として「バリアオプション」をされるだけで崩すのが難しくなるので、必要だと思う。
他候補としては、「突風」の代わりに「スターフレア」。
「チェンジリング」の代わりに「不知火」「スマッシュスピン」「テルミット」「干ばつ」などがある。
次に記載するEべんべんとアビリティでシナジーがある。
⑥Eべんべん@兵糧丸
Eべんべんは前から使いたい人形の1体だったが、63だと置物になりやすく、使いにくいと感じていたので、今回の66なら…!と思い採用。
予想以上の活躍を見せてくれた。EべんべんはAえいりんの無振り「レイジィミスト」を確定3発だったり、レベル技があまり痛くなかったりと、ルールに非常にマッチしている。ついでにEひなに対しても火傷・ドレシを対処できる点が良い。
光のカーテンがとても強く、Aサニーから繋ぐと、状態異常を直せる分、「1回行動できること」と「状態異常のスキルを連打されないこと」のアドバンテージが大きかったように思う。他に採用するスキルの候補としては、「チェンジリング」「ステルストラップ」「塵旋の門」がある。「ドレインシード」は弱い。HPの高さも相まって回復量もしょっぱいので。
「森林浴」はもったいぶらずに押してよい。控えの人形を1体でも治せるだけでも非常に大きなアドバンテージを生む。
(2)vsすたっくさん
【パーティーのコンセプト】
えいりんとオレンジ、サラの黄砂で削り、Pコンガラでスイープする。
【このパーティーの強いところ】
Pコンガラのスイープ性能が高い。AえいりんとDレティの並びが強い。
【このパーティーの弱点】
Eあやをなめすぎているところ。Pコンガラに「菊水」が無いため、突破手段がDオレンジで受け流すぐらいしかない。それは別に突破できていない。「ブレイブソング」と「止まり木」まであったら負け確である。たまげたなぁ。
①Dときこ@生命の符
普通のDときこ。対すたっくさんの時はEサグメ意識で同調だった。
あとはSよりひめとそこそこ相性の良いEゆめこも少しケアしての採用だった。俊敏がDなのはEサグメの下を取りたいとかそんな理由。(「爆音バースト」を確実に風で受けたい。)何もかもが適当。
結局のところ、66のDときこってどうなの?ってのが自分の感想だった。あまりに圧力が無さすぎる上に、ステトラ痛いしでやることが最初のステトラだけだった。63では「スマッシュスピン」を見る機会はほとんどないため、ステトラを撒いて仕事が終わることが多いし、それで良いのだが、66では「スマッシュスピン」はあって当たり前。なきゃウンチ。みたいなところがある。つまり受け寄りのパーティーだと何度もステトラを撒く必要がある。
そういったことも相まってステトラを押す人形は、「こだわり系統の圧力のある人形」(ピアスPりかこ、ピアスEルイズなど)か「対面でやることが無くて暇な人形」(DオレンジやEチルノ、Dせいらんなど)になる。
Dときこはどちらにも該当せず、投げた後に「止まり木」を挟みがちである。それだけステトラを挟んだ際の耐久がカツカツで暇がなく、本来の役割対象である集弾アタッカーにも考えなしに投げられない。使うなら真面目に「アップビート」を採用し、名刺交換に強くするのがいいんじゃないかと思う。
②Dオレンジ@リフレクトビット
EとよひめとEてんしが来ると思っていたので、採用。ビットでダメージを稼ぎ、ある程度削ったらリリースして、Pコンガラの起点にする動きをする。
しかし、いまだに脳死で採用してよいのかが疑問符の人形。Dときこ同様、Dオレンジ側のすることがステトラのみであることが問題の気がする。
オレンジえいりんは、ひなドレ系列には滅法強いが、残念ながらひなドレはいない。(このルールのDドレミーが弱いため。万が一いたとしてもDドレミ―のやることが本当に少ない。あるとしたら「白百合の舞」でのエース再展開か、そもそも、ひなようむかと思う。)
ただ、こいつが居ないとスーパーゴリラ人形に滅ぼされるのも事実で、パーティーの御守り程度に考えておくと良いと感じる。
③Dレティ@捕縛縄
すたっくさんは後攻チェン迅雷からエース降臨の流れが好きなので採用。メタ読みが外れた時のケア。
DレティはEメディスンさえいなければかなり強い部類の人形である。
後攻チェン迅雷をカットするのに非常に優秀であり、「ファイアウォール」「セントエルモの火」「パニックコール」が無い後攻チェン迅雷マンはこいつ一体で破壊できる。また、中途半端な火力の人形相手にも滅法強く、大会では、ピアスEみまの「ダークネススイーツ」を黄砂込みでも耐えてくれる働きをしてくれた。黄砂が無ければ「飢え行く霊魂」も確定3発(41.3~49.3%)なので、本当に強いと思った。
「スマッシュスピン」を他に覚えさせる候補が居る場合には「レイジィミスト」のほうが汎用性が高い。具体的には、捕縛縄を破壊された後にも役割を持てたり、「いたずら」が効かない相手にも強く出れたりする。「アムネジア」は勝てるマッチを確実な勝ちにしてくれるが、めくることはできなくなる。
④Pコンガラ@必殺の極意
Eキクリメタで「ポイズンボム」を採用。「抜打」はEみまがヤバ過ぎたので採用。なお、どちらもワンパンはできない。
極意を採用しているのは、藁人形では耐久が持たないのと、相手視点から、金銀かんざしもしくは生命の符、黒いチョーカーなどを持っていると誤認させるためである。
(例えば、先制技を押されて、受けたダメージがしょぼいとなると上記のアイテムを持っていると考えるのが普通である。)
相手視点、抜群で受けてもいいから上から殴って早々に処理したくなるはずなので、そこに思ったより痛い先制技が刺さるという寸法である。
実際、極意のおかげで大会で登場したDしんみょうまるを乱数1発から確定1発で落とせるラインまで持っていってくれている。すたっくさんもそういう詰め方をしようとしていたらしい。
⑤サラ@兵糧丸
Sよりひめをなんとかするために採用。
迎撃ビットに変更したほうが強いし、あまり、「スマッシュスピン」は押せないと思う。迅雷でエース降臨というわでもないので、この枠は、「テルミット」や「干ばつ」「塵旋の門」(他にステトラを撒く人形がいないならステトラ)あたりが候補かと思う。「アムネジア」は、眠った際にこちら側のやることがあまりないので、不採用。やることがあるパーティーであれば強いと思う。
また、アビリティは黄砂だとDレティとアンチシナジーなので、不退転でも良いと感じた。ただ、黄砂のスリップダメージも偉く、気象上書きとエアクッションを消せるのがどうしても手放せなかった。一長一短。
⑥Aえいりん@毒壺
EひなとPコンガラを見るために採用。…というよりは明らかにこのルールのAえいりんが強すぎるので採用。一撃必殺も気分屋(特にSすわこ)もいない状況だと暴れモンスターだった。
てんこさんも採用していた「毒々スパイラル」も強い。「集中豪雨」も覚えるので、その場合は捕縛縄を持たせても良い。
弱点としてはEメルランなどの鉄+水半減の複合タイプの人形の起点になることや、裏にプライドや心眼持ちが居ると、ポイトラを利用されかねないということである。そもそもポイトラを押さずに詰めるか、裏はそこらへんに強い人形で固めておくと、安心してAえいりんを強く使えると思う。
5.おわりに
今回、この大会で優勝できたのは、多くの方の支えあってこそだと思います。改めて、ありがとうございました。
優勝賞品は今回とても活躍してくれたべんべんが良いと思い、「ナメクジに乗った森林浴をしているべんべん」をリクエストしました。
私もクシザッシーYさんに、サニーを描いている途中ではありますが、如何せん、大会の準備が忙しく筆が進みませんでした。一応描いてはいる。
さて、今回すたっくさんが演舞の大会主催、Youtubeでの演舞配信を引退されるということで、とても寂しく思います。交互に大会を主催していたところもあるので、今後大会の数は減ってしまうのではないか、と思います。
ただ、すたっくさんも大会自体には出場したり、ランマチに潜ったりするらしいので、そこは嬉しいですね。
次、大会を開くとしたらクソふざけてる大会がいいですね。オリンピックに掛けて、意味の分からんルール5種目で得点を競い合うみたいなのもいいかもしれませんね。(適当)
私も今回の大会で参ったので、しばらく演舞はお休みし、また暇があれば参加したいと思います。
ここまで読んでくれた方、そして主催のすたっくさん、ありがとうございました。
おしまい
…ここまでスクロールした人は 明日の22時に演舞をすること。
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